公開日 2019/09/28 13:28

「Apple 福岡」オープン。障子スクリーンを世界初採用、“和” テイストふんだんに

天神にリニューアル
山本敦
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アップルが福岡に構えていた直営店が、2019年9月28日に「Apple 福岡」として拡大・リニューアルオープン。約14年ぶりに生まれ変わった、新店舗のロケーションは、福岡で最も活気あふれる繁華街のひとつである天神。オープンイベント初日の様子を取材した。

リニューアルオープン初日、盛り上がるApple 福岡を取材した

天神西通りに面して建つApple 福岡のストア外観

Apple 福岡は、ウッドでできたダイナミックなキャノピー(ひさし)を構える、オープンな建築デザインを採用。店舗の横幅は18.5mと以前より50%ほど広がり、さらに8mの天井は3倍も高くなった。

ダイナミックなキャノピーが新たなストアのシンボル

ストアの内装には「和」のテイストをふんだんに採り入れた。中でも、Apple Storeとして世界で初めて採用された「障子スクリーン」がとてもユニークだ。日中は店内に淡い自然光が射し込み、店舗の奥、ガラスの向こうにレイアウトされた中庭の風景と相まって、温かみあふれる雰囲気を作り出している。

日本のApple直営店で最大規模のビデオウォールを設置した

広々とした店内。奥にそびえ立つのが「障子スクリーン」

アップルの新店舗のうち、Apple 新宿やApple 渋谷、Apple 京都にも採用された巨大なビデオウォールがApple 福岡にも設けられた。それは広い店舗の中心にあり、堂々と人々を迎える。ここでアップルの製品やアプリ、テクノロジーに関連する多種多様な「Today at Apple」プログラムが定期開催される。リニューアルオープンの初日は、10時半から最初のセッションが行われた。夕方にはアプリ「Clips」の使いこなし方を学ぶクリエイティブなセッションも予定されている。

iPhoneの新機種も全色展示されている

第7世代の新しい10.2インチのiPadも展示された


Apple Watch Series 5のフィッティングも人気

Beats by Dr.Dreのヘッドフォンも試聴できる
Apple 福岡には、アップル本社の会議室の雰囲気を再現したという、Boardroomと呼ばれる法人向けの専用スペースが新たに設けられた。落ち着いた温かみのあるインテリアコーディネートも、最新のApple Storeらしい。この部屋のガラス窓から日本庭園ふうの中庭の景色が望める。

ビジネス来訪者専用のボードルームが設けられた

落ち着いた雰囲気の内装が特徴


HomePodの展示

ボードルームから見た明るい雰囲気の中庭
Apple 福岡のシニアマネージャーであるミカエラ・ウエムラ氏は「多くの祭が開催される、情熱とエネルギーに満ちた福岡という街のコミュニティの一員として、リニューアルしたApple 福岡もその役割をしっかりと果たしていきたい」と意気込みを語った。

Apple 福岡のシニアマネージャー、ミカエラ・ウエムラ氏

Apple 福岡のリニューアルオープン初日は、ストアの近くに行列をつくっていた熱心なファンが午前10時のオープンと同時に、ストアスタッフのハイタッチにより迎え入れられた。

開店を待つファンが長い行列をつくっていた

ストアのスタッフが恒例のハイタッチで出迎える

この記念日に来店した熱心なファンには、先着で新店舗の移転オープンのため特別にデザインされたトートバック、Appleロゴのピンズにシールがパッケージになったノベルティグッズが無料で配られた。手にしたファンの方々は皆、リニューアルオープンの“お祭り”に参加できた喜びをかみしめている様子だった。

Apple Watchのフィッティングも好評

リニューアルオープンしたApple 福岡初のToday at Appleが開催された

Apple 福岡の新住所は「福岡市中央区天神2-5-19」。営業時間は月曜から日曜/午前10時〜午後21時までとなる。Appleのサイトでは詳細なアクセスマップやToday at Appleのスケジュールが確認できる。近くに足を運んだ際にはぜひ立ち寄ってみてほしい。

Apple 福岡限定のノベルティグッズが配られた

中身はオリジナルデザインのトートバックとピンズにシール


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