公開日 2016/05/10 18:18

KDDI、約0.6秒でカメラ起動する「Xperia X Performance」。前面カメラも1,300万画素

auから6月中旬以降発売
編集部:小澤 麻実
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ソニーモバイルコミュニケーションズは、新“Xperia X”シリーズから、デジタル一眼カメラ αの技術を投入した高性能カメラを備える「Xperia X Performance」を発表。KDDI向けに6月中旬以降発売する。

Xperia X Performance

Xperia Xシリーズは「インテリジェンス(知能)を加え、ユーザーの快適な生活をサポートするコミュニケーションデバイスとして進化させた、スマートフォンの新シリーズ」とのこと。「Xperia X Performance」は同シリーズの最上位機種にあたり、カメラ機能やバッテリー性能に新規開発アルゴリズムを採用することで最適な動作を実現するのを特徴とする。

Xperia X Performance(ホワイト)

Xperia X Performance(グラファイトブラック)


Xperia X Performance(ライムゴールド)

Xperia X Performance(ローズゴールド)
OSはAndroid 6.0を搭載。CPUはクアルコムの64bitクアッドコアプロセッサーMSM8996。ディスプレイは約5.0インチのフルHD液晶で、「トリルミナス ディスプレイ for mobile」をさらに進化。赤と青に加え、緑の色域も向上させたという。

注目なのはデジタル一眼カメラαで培った技術を活かしたというカメラ部だ。カメラアプリの起動〜撮影までを従来比約2倍高速化。Xperia史上最速となる約0.6秒で行えるようになった。

さらにオートフォーカス機能も進化。従来の従来のハイブリッドオートフォーカス(AF)に加え、「先読みAF」機能を搭載。これは動体検出エンジンにより追従性能を向上させるとともに、被写体の動きを予測してフォーカスを合わせるというものだ。

高速起動&撮影が可能。進化したAF機能も備える

なお、メインカメラは有効画素数約2,300万の裏面照射積層型CMOS Exmor RS for mobileを搭載。フロントカメラにも有効画素数約1,320万画素と高精細なものを採用している。

また、バッテリーの長寿命化も実現したとのこと。これはソニーのバッテリー技術と、アメリカ・Qnovo社のバッテリー制御技術をあわせ、新アルゴリズムによりバッテリーの状態に応じて最適な充電を行えるようにしたため。経年劣化を軽減することができ、最大約2倍の長寿命化が図れるという。さらに、バッテリー消費を抑えることで待受時間をいっそう長くできるSTAMINAモードも搭載している。


デザイン面では、ラウンド形状のガラスとメタルをXperiaとして初めて採用。フレームとディスプレイの曲面がなめらかに一体化したシームレスなデザインにより、手に馴染みやすく持ちやすいという。カラーはホワイト/グラファイトブラック/ライムゴールド/ローズゴールドの4色を用意。ホワイトとグラファイトブラックにはヘアライン加工を、ライムゴールド、ローズゴールドにはサンドブラスト加工を施している。また、フルウィンドウ付カバーなど4種類の専用カバーをソニーストアで販売する。

素材にXperiaで初めてメタルを採用。カラーにより仕上げも異なる

ハイレゾ音源再生も対応。別売のノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-NC750」を使えば、周囲の騒音を低減しつつハイレゾを楽しめるとしている。

また、IPX5/IPX8相当の防水性能およびIPX6X相当の防塵性能を備えている。バッテリー容量は2,570mAhで、約150分の充電で約1,330分(VoLTE)の連続通話および約490時間(4G LTE/WiMAX 2+時)の連続待ち受けが可能だ。

外形寸法は約71W×144H×8.6Dmm、質量は約165g。

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