フルHD機「Z5」とHD機「Compact」も

<IFA>ソニーモバイル、世界初の4K液晶スマホ「Xperia Z5 Premium」。2300万画素CMOSや世界最速AFも

編集部:小野佳希
2015年09月02日
ソニーモバイルコミュニケーションズは、世界初の4K液晶ディスプレイ搭載Androidスマートフォン「Xperia Z5 Premium」など、新たなフラグシップ機「Xperia Z5シリーズ」を発表。非4Kディスプレイの「Xperia Z5」と「Xperia Z5 Compact」を10月以降に、「Xperia Z5 Premium」を11月以降に、日本を含めた世界各国で順次発売する。

左からXperia Z5 Premium/Xperia Z5/Xperia Z5 Compact

Xperia Z5 Premium(4K/5.5インチ/RAM 3GB)
Xperia Z5(フルHD/5.2インチ/RAM 3GB)
Xperia Z5 Compact(1,280×720/4.6インチ/RAM 2GB)

Xperiaシリーズの最新モデルで、「Z」型番のフラグシップシリーズがリニューアル。上記のように4K液晶モデル、フルHDモデル、HDモデルの3タイプをラインナップしている。なお、ドイツで開催されるIFA2015に合わせ世界市場全体に向けて海外発表されたもので、日本での投入時期や取り扱いキャリアなどの詳細は今回は発表されていない。

Xperia Z5 Premium

■世界初 4K/806ppi液晶搭載スマホ「Xperia Z5 Premium」

ディスプレイの解像度とサイズが3モデルの大きな違いで、CPUは3モデルとも従来から引き続き64ビット オクタコアのQualcomm製Snapdragon 810を搭載。ROM容量は3モデルとも32GBで、外部メモリーとしてmicroSDXCカードに対応している。バッテリー容量は「Premium」が3,430mAh、「Z5」が2,900mAh、「Compact」が2,700mAh。

「Xperia Z5 Premium」は、4K(3,840 x 2,160)解像度/806ppiの4Kトリルミナスディスプレイを搭載。「スマートフォンで高精細映像を見るニーズに先取りして応える製品」としている。本体には4Kのデモコンテンツもプリインストールする予定だが、地域や通信事業者によって対応が異なる場合があるという。

Xperia Z5 Premium

4Kアップスケーリング機能も搭載。フルHD以下の映像や写真を4K相当にまでアップコンバートして表示する。なお、4Kアップスケーリング等の処理は専用LSIなどではなくQualcomm社製のチップセットとソフトウェアによって実現させている。

背面

4Kコンテンツの再生デモ

MHLにも対応しており、本機と接続したテレビの大画面で映像を再生することも可能。また、他の4K対応機器で撮影した映像をSDカードに保存してから本機で再生するなどといったことにも対応している。

本体色はクローム、ブラック、ゴールドの3色を用意。光沢のあるデザインを採用することで高級感を演出したという。外形寸法は75.8W×154.4H×7.8Dmmで、質量が180g。

全3色で展開

■カメラ機能が大幅に進化/指紋認証も初搭載

ディスプレイサイズと解像度、RAM、バッテリー以外の機能は3モデルとも基本的に共通。IP65/68相当の防水防塵性能も引き続き備えている。画素密度はXperia Z5が428ppiで、Xperia Z5 Compactが323ppi。Xperia Z5 Premiumは前述の通り806ppi。

Xperia Z5

Xperia Z5

カメラモジュールを一新するなどして、カメラ機能を強化した点が大きな特徴。なお、音楽関連の機能は従来通りで、引き続きハイレゾ再生や、SBCに比べて約3倍のデータ量を伝送できる高音質Bluetoothコーデック「LDAC」に対応している。

Xperia Z5 Compact

Xperia Z5 Compact

これまで、Xperiaでは「Z1」から「Z4」までカメラモジュールを同じもので継続してきたが、今回の新モデルで一新。有効2,300万画素の1/2.3型 積層型CMOS「Exmor RS for mobile」と、F 2.0のソニーGレンズを搭載した。画素数を上げるだけでなく、信号処理も見直すことで画質の向上を図っているという。

プレスカンファレンスでは平井CEOがXperia Z5を手に持つ一幕も

ハードウェアとソフトの両面を改良することでオートフォーカスの速度を向上。位相差式とコントラスト方式を併用したハイブリッドAFにより、スマホとして世界最速の0.03秒というAF速度を実現した。人間のまばたき速度が0.1〜0.4秒と言われているため、それよりもはるかに速いAF速度を実現したことになる。

前述の画素数アップと信号処理の見直しにより、デジタルズームの画質も向上。画質劣化のない5倍ズームを達成したという。また、ズーム時のUIも改善しており、ズーム操作中に「×3」「×4」などといったように現在のズーム倍率を表示するようにもなった。

暗所撮影能力も進化。HDR撮影の能力も強化し、明るい部分から暗い部分までをよりしっかり撮影できるようになったとしている。そのほか、手ブレ補正の能力も強化しているという。

そのほか、指紋センサーをXperiaシリーズで初めて採用。電源ボタン部に指紋センサーを搭載し、5本の指(5パターン)まで指紋を登録しておくことができる。

最大2日間の連続使用ができるバッテリー持ちも実現。加えて、主要機能以外をオフにすることでさらなるロングバッテリーライフを実現するスタミナモードも搭載している。

デザイン面では、「Xperia Z5」と「Xperia Z5 Compact」の2モデルで、ツヤ消し処理を施したフロストガラスを背面に採用。本体側面にXperiaロゴも刻印している。一体感のある、シンプルで手に馴染むデザインによって、個性を表現しながらも生活に馴染むデザインを目指したという。

「Xperia Z5」はホワイト、グラファイトブラック、ゴールド、グリーンの4色で展開。外形寸法は72W×146H×7.8Dmmで、質量が154g。

Xperia Z5のカラーバリエーション

「Xperia Z5 Compact」はホワイト、グラファイトブラック、イエロー、コーラル(ピンク)の4色で展開する。外形寸法は75.8W×154.4H×7.8Dmmで、質量が180g。

Xperia Z5 Compactのカラーバリエーション

■ハイレゾ対応ノイキャンイヤホンも

別売アクセサリーとして、ハイレゾ対応かつノイズキャンセリング機能搭載のイヤホン「MDR-NC750」も用意。本製品を接続すれば、ハイレゾ音源を再生しながらノイズキャンセリング機能も使用できる。

MDR-NC750

ブラックとホワイトの2色

また、Bluetoothイヤホン「SBH54」も用意。音楽再生や通話をワイヤレスで行える。

SBH54

そのほか、専用ケース「SCR42/SCR44/SCR46」も用意。画面を確認するための窓が設けられたカバー部の開閉に応じて、本体画面の大きさが変化。カバーを閉じた状態でも時計屋各種表示が見えやすいように最適化される。

専用ケースはそれぞれ対応モデル(サイズ)ごとに3タイプ

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