公開日 2016/10/13 18:57

オリンパス、動画でもセルフィー撮影できるミラーレス一眼「OLYMPUS PEN E-PL8」

各種自分撮りやスマホ連携を強化
編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
オリンパスは、ミラーレス一眼カメラ“OLYMPUS PEN”の新モデルとして、自分撮りやスマートフォンとの連携機能を高めた「E-PL8」を11月下旬に発売する。ホワイト/ブラック/ブラウンの3色を揃え、ボディ単体は8万円前後での実売が予想される。

OLYMPUS PEN E-PL8

また、「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」をセットにした14-42mm EZレンズキット(予想実売価格95,000円前後)と、さらに「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R」レンズも同梱するEZダブルズームキット(予想実売価格11万円前後)も用意している。

タッチパネル式で下開きに約180度、上方向に約80度稼働する3.0型モニターを搭載。下開きのため、タッチした指の映りこみを気にせず、快適に撮影を行えるとしている。また、ボディー前面のグリップはセルフィー時のホールド性も追求し、指がかりしやすく、すっきりとボディーになじむ形状を採用したという。

モニターを下開き状態にすると「セルフィーモード」が起動し、モニターに映る画像が自動でミラー表示に切り替わる。モニター表示にはeポートレートボタン、シャッターボタン、カスタムセルフタイマー切り替えボタンに、明るさ調整ボタンと「クリップス」選択ボタン、動画撮影ボタンが加わり、様々な操作をタッチで行えるようになった。

さらに、動画用のセルフィーモードを新たに搭載。動画用セルフィーモードでは、セルフィー動画の撮影をよりスムーズに行えるよう、動画開始ボタン、明るさ調整ボタン、「クリップス」選択ボタンに加えて“ムービーエフェクト”選択ボタンが表示される。

また、シャッターボタンはタッチ1秒後に撮影するよう設定されており、その間に視線を指先からレンズに戻し、カメラ目線をとらえてセルフィー撮影が行えるよう配慮。なお「eポートレート」は、肌をなめらかに表現することができるモードとなる。また電動ズームレンズ装着時には、自動で広角端にズームが移動するため、セルフィーに最適な広い画角で素早く撮影を始められるとしている。

加えて「アートフィルター」をセルフィー撮影時にも使用可能。ライブビューで効果を確かめながらフィルターを選択できる。また、複数の写真を組み合わせて1枚の写真に仕上げる「フォトストーリー」では、「アートフィルター」をフレームごとに選択できるようになった。

Wi-Fiを内蔵し、「OLYMPUS Image Share (OI.Share)」アプリをインストールしたスマートフォンとの連携が可能。本機で撮影した写真をスマホ経由で簡単にSNSにアップロードしたり、スマホをリモコンとして使うことなどができる。

動画機能では、撮影した複数のショートムービーをつなぎ合わせ、BGMやエフェクトを加えて1本のムービーに仕上げる「クリップス」を搭載するほか、アートフィルターも静止画同様に使用可能。古い映画の映像のような味わいを楽しめる「オールドフィルム」など4種類の「ムービーエフェクト」も備えている。

1,605万画素Live MOSセンサーを搭載し、画像処理エンジンには、オリンパスのミラーレス一眼カメラの「OM-D E-M1」と同じ「TruePic VII」を採用。VCMボディー内手ぶれ補正が加わることで、夜景や暗い室内での撮影でも、ぶれを抑えたシャープな高画質が得らるとしている。

デザインは「OLYMPUS PEN」シリーズの特長を引き継ぎ、ファッションアイテムとして持つこともできる洗練されたデザインに仕上げたと同社は説明。「OLYMPUS PEN」のロゴの箔押しや、ボディー上部のアルマイト処理、金属素材のダイヤルなど、細部まで上質さにこだわったという。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドOLYMPUS
  • 型番OLYMPUS PEN E-PL8
  • 発売日2016年11月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格80,000円前後/ボディ単体)
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX