公開日 2013/08/01 15:36

パナソニック、可動式ビューファインダー搭載ミラーレス

“LUMIX”「DMC-GX7」
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パナソニックは、ミラーレス一眼カメラとして初めてチルト可動式LVFを搭載した“LUMIX”「DMC-GX7」を9月12日より発売する。

DMC-GX7(ボディ単体)¥OPEN(予想実売価格105,000円前後)
DMC-GX7C(パンケーキレンズ付属)¥OPEN(予想実売価格130,000円前後)

DMC-GX7

マイクロフォーサーズ規格によるミラーレス一眼カメラの新モデル。ボディ単体、パンケーキレンズセットともにシルバーとブラックの2色で展開する。なお、付属のパンケーキレンズ「H-H020A LUMIX G 20mm / F1.7 II ASPH.」は新開発のもので、焦点距離は20mm(35mm判換算:40mm)。記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカードを採用している。そのほかフルHD動画撮影やRAW撮影にも対応している。

撮像素子には、有効1,600万画素の4/3型 Live MOS センサーを新開発で搭載。半導体の製造工程に最先端の微細化プロセスを導入することで、フォトダイオードの受光面積を拡大。これにより、広いダイナミックレンジを実現させるだけでなく、高ISO感度時でも低ノイズの高精細な画像を実現したという。

また、センサーに光を集める「オンチップレンズ」の形状を最適化したことで、従来機種「DMC-GX1」に比べ感度レベルを10%改善。さらに、センサー内部回路の低ノイズ化により、S/Nを25%改善した。

ヴィーナスエンジンに搭載された、「新2次元ノイズリダクション」と「新マルチプロセスNR」によりノイズの低減化やノイズ質感をコントロール。新センサーとヴィーナスエンジンにより、ディテール描写を10%改善したほか、最高ISO感度25600にも対応し、限界解像やコントラスト等の解像性能も向上したとしている。

これらセンサー・エンジンの最適設計により、AF性能はセンサー駆動/レンズ制御240fps化を実現。また、低照度の環境下でも被写体のピントあわせができる「ローライトAF」を強化し-4EVまで対応させた。

そのほかピンポイントAFは、全体の構図を見ながら精密なピント合わせができるPicture in Pictureに対応。さらに、マニュアルフォーカス時にもオートフォーカスが可能な「ワンショットAF」も新しく搭載したほか、ファインダーを覗きながらタッチでピントあわせが可能な「タッチパッドAF」やファインダーを覗くだけで自動でピントあわせができる 「アイセンサーAF」にも対応している。

可動式で約276万ドット相当のライブビューファインダーを搭載。90度まで可動する。また、液晶モニターも可動式で、上方向に45度、下方向に80度の範囲で自由に動かすことができる。サイズは3.0型で、タッチパネル操作にも対応している。静電容量方式タッチパネルであるため「ハイアマチュアの方にもご好評頂いているタッチAFやタッチシャッターがより使いやすくなった」としている。

可動式で約276万ドット相当のライブビューファインダーを搭載


液晶モニターも可動式
また、LUMIX初となるボディ内手ブレ補正機能を内蔵。これにより、手ブレ補正機能が搭載されていないレンズを装着した場合でも、手持ちでブレを抑えた写真撮影を行えるようにした。

シャッター機構も新開発で、1/8000秒の高速シャッターを実現。そのほか、マニュアルフォーカスでのピントあわせに利用できる「ピーキング」機能は、動画だけでなく、スマートフォンやタブレットでの表示も可能になった。

動画撮影では、AVCHDでの60p撮影や24p撮影への対応に加えて、MP4でも60p撮影にも対応。そのほかの機能面では、「クリエイティブコントロール」に3種類のモノクロームフィルターを新たに加えるなどしている。

デザイン面では全面マグネシウムボディを採用。モードダイヤルや前ダイヤルもアルミの削り出し処理を施し、「各パーツに至るまで高品位化を実現した」としている。加えてグリップ形状も握りやすいよう配慮しているほか、独立したAF/MF切替レバーや専用ボタンを配置することで使い勝手にも配慮している。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドPANASONIC
  • 型番DMC-GX7
  • 発売日2013年9月12日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格105,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:1600万画素 ●記録メディア:SD/SDHC/SDXCメモリーカード ●モニター:横縦比 3:2, 3.0型, 約104万ドット 視野率約100% 広視野角 可動式タッチパネルモニター ●デジタルズーム:OFF/2倍/4倍 ●外形寸法:122.6W×70.7H×54.6Dmm(突起部を除く) ●質量:約402g(バッテリー、メモリーカード含む)
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドPANASONIC
  • 型番DMC-GX7C
  • 発売日2013年9月12日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格130,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:1600万画素 ●記録メディア:SD/SDHC/SDXCメモリーカード ●モニター:横縦比 3:2, 3.0型, 約104万ドット 視野率約100% 広視野角 可動式タッチパネルモニター ●デジタルズーム:OFF/2倍/4倍 ●外形寸法:122.6W×70.7H×54.6Dmm(突起部を除く) ●質量:約402g(バッテリー、メモリーカード含む)
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX