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広角24mm・光学20倍レンズ/GPS地図機能

パナソニック、フルHD/60p撮影対応の“LUMIX”「DMC-TZ30」

2012/01/31 ファイル・ウェブ編集部
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パナソニックは、デジタルカメラ“LUMIX”の新しいラインナップに、「AVCHD Progressive動画」対応のフルHD動画撮影を可能にしたコンパクト機「DMC-TZ30」を3月8日に発売する。価格はオープンだが、30,000円前後での販売が予想される。


DMC-TZ30
カラーバリエーションはブラック/レッド/ホワイトの3色を揃える。

撮像素子は1/2.33型の高感度MOSセンサーを搭載。有効画素数は1410万画素。高感度撮影時のノイズを改善するため、エッジ部や平坦部を見分けて最適なノイズリダクション効果を施す「3DNR技術」、明部と暗部のノイズ量を見分けて最適なノイズリダクション効果を施す「マルチプロセスNR技術」をエンジンで働かせ、より解像感の高い写真が撮影できる。また新ヴィーナスエンジンとの相乗効果により、ノイズの少ない描写を夜間の撮影でも実現している。

カメラまかせでシーンを自動で判別して最適に設定してくれる「おまかせiAモード」では、高速連写機能を活かして、逆光時に2枚を連写・合成して最適な明るさの写真が撮れる「iHDRモード」も備えた。

本体には新開発のズームレンズ「ライカDC VARIO-ELMAR」を搭載。2枚の特殊低分散レンズと、3枚6面の非球面レンズを採用した新構造により薄型化を実現。35mm判換算で24mmのワイド端から、光学20倍ズームまでカバーしながら、28.2mmの薄型ボディとしている。なお、超解像iAズームは40倍までカバーする。独自の新開発ナノサーフェスコーティングをレンズ表面に用いて、ゴーストやフレアを低減してる。手ブレ補正は光学式の「新・手ブレ補正(POWER O.I.S.)」により、暗いところでもブレを抑えたきれいな写真が撮影できる。

また同社の一眼レフカメラでも採用されている、センサーのAFポイントを検知するフレームレートを増やすことにより、AFスピードを高速化して、約0.1秒のAF性能を実現した。背面にはタッチ操作対応の3.0型液晶を搭載し、「タッチでシャッター」「タッチでオートフォーカス」などの操作もスピーディーに行える。

動画撮影は「AVCHD Progressive」に対応し、より滑らかな動きの1,920×1,080/60pのフルHD動画が撮影できる。MP4設定時にも1920×1080/30pフルHD動画が撮影可能だ。動画撮影時にも、歩き撮り時のブレを抑える「アクティブモード」が使えるほか、「オート風音低減」「ズームノイズキャンセル」なども搭載し、音声記録の面でも高品位化が図られた。動画撮影時にも広角28mmから光学20倍までズームレンズの性能を活用できる。

本体にはGPS機能を内蔵し、新たに地図機能と連携させて旅写真の撮影・再生などがより楽しめるようになった。地図機能はタッチパネル操作によるオペレーションにも対応する。

【問い合わせ先】
パナソニック お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドPANASONIC
  • 型番DMC-TZ30
  • 発売日2012年3月8日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格30,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:1410万画素 ●センサー:1/2.33型 総画素数1530万画素MOS ●レンズ:10群12枚(非球面6面3枚)LEICA DC VARIO-ELMAR
光学20倍ズーム f=4.3-86.0mm (35mm 判換算:24ー480mm)/ F3.3-6.4 光学式手ブレ補正機構内蔵 ●記録媒体:SDXCメモリーカード/ SDHCメモリーカード / SDメモリーカード ●外形寸法:104.9W×58.9H×28.2Dmm ●質量:約206g(バッテリー/メモリーカード含む)