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公開日 2022/11/10 13:00

ヤマハ、aptX Adaptiveにも対応した完全ワイヤレスの入門機「TW-E3C」

音質/装着性/機能性などさらに強化
編集部:成藤 正宣
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ヤマハは、同社完全ワイヤレスイヤホンのエントリーモデル「TW-E3C」を、11月25日より発売する。価格はオープンだが、市場では税込11,000円前後での実売が予想される。

「TW-E3C」(全6色)

従来モデル「TW-E3B」において好評だった音質や豊富なカラーバリエーション、大音量による聴覚への負担を軽減するための独自機能「リスニングケア」などを受け継ぎつつ、装着性や機能性、通話性などの強化を図ったモデル。

音質面についても、同社のあらゆるホームオーディオ製品に共通する音質思想 “TRUE SOUND” を踏襲しつつ、音響設計の改良によってさらに強化。TRUE SOUNDを「快適に」「長く」「どんな場面でも気軽に」楽しめる完全ワイヤレスイヤホンに仕上げたとしている。

前モデル「TW-E3B」(写真左)で好評だった点を受け継ぎつつ、装着性や機能性などをアップデートした新エントリーモデルとなる

ヤマハのホームオーディオ製品独自の音質思想“TRUE SOUND”や、ファッションやインテリアにも馴染みやすいカラー展開などを踏襲する

ドライバーユニットは、従来モデルと同様の6mmダイナミック型を搭載。ドライバーユニットからノズルまで一直線となる同軸配置により、ヌケの良いクリアな中高域再生を目指した。加えて本モデルでは、筐体のドライバー背面にあたる部分や、イヤーピースを取り付けるノズル部に空気孔を配置。筐体内部や振動板前面の空気の流れ/量の最適化を行った。これにより、タイトで躍動感を感じられる低域再生や、分離感および左右の広がりの改善を実現したとのこと。

イヤーピースを取り付けるノズル部分にも空気孔を配置。イヤーピースを装着しても塞がれないよう考慮されている

筐体は従来モデルからわずかに小型化しつつ、耳のくぼみにフィットしやすい膨らみを持たせたデザインを採用。音楽再生や音量などのコントロールには、物理ボタンに代えてタッチセンサーを採用した。また、イヤホン本体だけでなく、充電ケースもスリム化されている。

従来モデル(写真左)からデザインを変え、より耳の凹凸に沿う形状に。ボタンもタッチ式となった

イヤホン本体はわずかに小型化。ケースもスリムになった

上述の通り、聴覚への負担を和らげることを目的とした独自機能「リスニングケア」を搭載。再生ボリュームが小さくなるにつれ、低域と高域が聴こえにくくなってしまうという人間の耳の特性を考慮し、小ボリューム再生時の音のバランスを自然なかたちで補正。音質を維持したまま音量の上げ過ぎを防止することができる。

同社完全ワイヤレスイヤホン専用アプリ「Headphone Control」にも対応。大きくカスタマイズしても全体的なバランスが崩れないよう設計したという独自のイコライジング機能などが搭載される。

通話用マイクは左右それぞれ2基ずつに増え、クアルコムのcVc技術と組み合わせることで声のピックアップ精度を向上。比較的騒がしい環境でも装着者の声を拾いやすくなったとする。加えて、同社の完全ワイヤレスイヤホンでは初となるマルチポイント機能に対応。同時に2台までの端末とペアリングし、スムーズに切り替えできる。

ほか、音切れのしにくい左右独立伝送方式「TrueWireless Mirroring」や、マイクを通して外部の音を取り込める「アンビエントモード」、映像と音声のズレを抑える「ゲーミングモード(低遅延モード)」といった機能に対応。BluetoothコーデックはAAC/SBCに加え、aptX Adaptiveもサポートする。

連続再生時間はイヤホン単体で最長約9時間、充電ケース併用で約24時間。イヤホン本体はIPX5等級の防滴を備え、質量は片側約5gとなる。カラーバリエーションはベージュ/ラテ、ブラック、ネイビーブルー、グレー、グリーン/ピスタチオ、レッド/ラズベリーの6色を展開する。

過度に主張せず、ファッションやインテリアと調和しやすい「くすみカラー」3色と、色味が濃く落ち着いた印象のダークトーン3色をラインナップする

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