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公開日 2016/01/27 13:07

ソニー、100Hz付近“パンチベース”強化のBluetoothスピーカー2機種。LDACや防水も

「SRS-XB3」「SRS-XB2」
編集部:小野佳希
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ソニーは、ハイレゾ相当の情報量を伝送できるBluetoothコーデックの「LDAC」に対応し、低音の音圧強化や防水対応も実現させたポータブルBluetoothスピーカー「SRS-XB3」と「SRS-XB2」を2月13日より発売する。ともにオープン価格だが「SRS-XB3」は18,000円前後、「SRS-XB2」は13,000円前後での実売が予想される。

SRS-XB3

■低音でも特に“パンチベース”の音圧を強化

スピーカーユニット口径や一部機能の有無が両機の主な違い。それぞれの特徴詳細は後述するが、ソニーでは上位機の「SRS-XB3」を「EDMトレンドど真ん中の重低音・大音圧 + 防水モデル」、一方の「SRS-XB2」を「オールマイティに楽しめる小型重低音防水モデル」だとしている。

SRS-XB2

同社では、EDMやJ-POPなどの最近の楽曲トレンドとして、60Hz付近の“ディープベース”と100Hz付近の“パンチベース”をより強化する傾向にあると説明。これに対応するため、新たなDSPの設定を行い100Hz付近の音圧をさらに強化したという。これにより進化した低音強化機能「EXTRA BASS」によって、重低音と大音量を両立させたとしている。

なお、再生周波数帯域は「SRS-XB3」が60Hz〜20kHzで、「SRS-XB2」が80Hz〜18kHz。「SRS-XB3」では従来機「SRS-X3」や「SRS-X33」などでの60Hz付近の音作りを保ちつつ、上記のように100Hz付近の音圧強化を行っている。

また、両機種ともに防水機能に対応した点も従来からの進化ポイント。IPX5相当の防水性能を新たに備えた。

加えて、上記のように独自の高音質Bluetoothコーデック「LDAC」にも対応。LDAC対応機器とワイヤレス接続して、ハイレゾ(96kHz/24bit)相当の情報量の音楽データをBluetoothで伝送、再生できる。「SRS-XB2」の前モデルにあたる「SRS-X2」はLDAC非対応だったため、この点も進化ポイントだ。なお、LDAC以外のコーデックはSBCとAACに対応している。

そのほかNFCにも対応。デジタルアンプ「S-Master」を搭載するほか、圧縮音源で失われがちな高音域を補完する「DSEE」や「Clear Audio+」といった機能も引き続き備えている。

■出力15W+15Wの「SRS-XB3」は大容量バッテリー搭載でスマホ給電も可能

上位機の「SRS-XB3」は、新規開発の48mm口径フルレンジスピーカーユニットを搭載し、出力15W+15Wというモデル。新開発のスピーカーユニットでは、強力なマグネットによって力強い低音を、軽量な振動板によって高い音圧とパンチの効いた低音の両立を実現したとし、小型スピーカーの限界性能に迫るロングストローク設計も行っているという。

本体背面

スピーカーユニット

4セルで約8,800mAh相当の大容量バッテリーを搭載。最長約24時間使用できることに加え、スマートフォンへ給電することもできる。

天面

そのほか従来から引き続きデュアルパッシブラジエーターも搭載。本機を2台同時に鳴らしたり2台それぞれをL/Rチャンネルとしてステレオ再生する「Speaker Add機能」なども搭載している。

全3色で展開

■エントリーモデルも新たにLDACやEXTRA BASSを搭載

「SRS-XB2」は、新開発の42mm口径フルレンジスピーカーを搭載し、出力が10W+10Wというモデル。前述のようにLDACやEXTRA BASSに対応したほか、新たにパッシブラジエーターを採用することでも低音の強化を図っている。

スピーカーユニット

本体背面

設置した際にやや上向きになるスピーカーの角度を従来から変更。より大勢で音楽を楽しめるような角度にしたという。

本体の角度を前機種から変更

天面

また、バッテリー性能を強化し、電池持続時間を従来の5時間から12時間へと改善。スマホへの給電機能は非搭載だが、モバイルバッテリーを接続して本機を充電することができる。そのほか「Speaker Add機能」も新たに装備した。

全4色で展開

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製品スペックを見る
  • ジャンルその他
  • ブランドSONY
  • 型番SRS-XB3
  • 発売日2016年2月13日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格18,000円前後)
【SPEC】●使用スピーカー:φ48mm(フルレンジ)×2 ●周波数帯域:60Hz〜20kHz ●実用最大出力:30W(15W+15W) ●Bluetoothバージョン:Ver.3.0 ●対応プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP ●対応コーデック:SBC/AAC/LDAC ●接続端子:3.5mmステレオミニ ●連続駆動時間:約24時間(Bluetooth接続時) ●外形寸法:最大 約211W×80H×83Dmm ●質量:約930g
  • ジャンルその他
  • ブランドSONY
  • 型番SRS-XB2
  • 発売日2016年2月13日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格13,000円前後)
【SPEC】●使用スピーカー:φ42mm(フルレンジ)×2 ●周波数帯域:80Hz〜18kHz ●実用最大出力:20W(10W+10W) ●Bluetoothバージョン:Ver.3.0 ●対応プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP ●対応コーデック:SBC/AAC/LDAC ●接続端子:3.5mmステレオミニ ●連続駆動時間:約12時間(Bluetooth接続時) ●外形寸法:最大 約191W×62H×65Dmm ●質量:約480g
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