HOME > ニュース > ソニー、“Life Space UX”コンセプト第2弾はLED電球一体型Bluetoothスピーカー

スピーカーが光を遮りにくい独自技術も

ソニー、“Life Space UX”コンセプト第2弾はLED電球一体型Bluetoothスピーカー

公開日 2015/05/12 13:08 編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、LED電球とBluetoothスピーカーを一体化した「LSPX-100E26J」を5月23日より発売する。価格はオープンだが24,000円前後での実売が予想される。

LSPX-100E26J

家庭内の電球ソケットなどに差し込んで通常のLED電灯として利用しながら、ペアリングしたスマートフォンなどからの音楽をBluetoothでワイヤレス再生することもできるスピーカー。超短焦点4Kプロジェクター「LSPX-W1S」(関連ニュース)に続く“Life Space UX”コンセプトの第2弾製品で、「光と音の融合によるあたらしい体験の創出を目指す」としている。

電気スタンドに取り付けて音楽再生

LED電球スピーカー本体と、ボリュームコントロールや調光機能を装備したコントローラーとのセット。スマートフォンなどとのペアリングはコントローラー部を使って行い、NFCによるワンタッチペアリングにも対応している。

コントローラー

NFCでのワンタッチペアリングに対応

スピーカーとしては40mm径のフルレンジユニットを搭載し、出力は2Wのモノラル。BluetoothコーデックはSBCとAACに対応し、Bluetoothのバージョンは接続安定性を重視して3.0を採用した。ソニーが開発した新コーデックLDAC(関連記事)に対応していないのは「LDACが形になるかなり以前から本製品の開発に着手しており、そのタイミングの違いのため」(同社スタッフ)だという。

利用イメージ

電球ソケットの口型はE26型で、一般的なダウンライトや電気スタンドに装着して通常のライトとして利用可能。全光束360ルーメンの明るさを実現しており、一般電球の約30W相当の明るさを実現しているという。

ソケットはE26型

小型スピーカーでありながら高音質を実現するため、音を遮るものがない電球前面にスピーカーを配置。ライトの前にスピーカーユニットを配置しながらも、独自開発の「光学レンズグローブ」によって、スピーカー部が影になりくいよう配慮している。また、こちらも独自開発の「円筒導光板」によって光を誘導することで、器具シェード全体を照らせる広配光制御を実現したという。

内部構造

なお、LEDライトとしては赤みを帯びて温かみのある3,000Kの電球色を採用している。また、点灯させずにBluetoothスピーカー機能だけを利用することも可能。

そのほか「SongPal」アプリでの調光やボリューム調整操作にも対応。部屋のダウンライト、デスクスタンド、シェードの有無など、取り付け先のタイプに合わせてプリセットしたイコライザー機能も利用できる。

アプリ「SongPal」での操作にも対応

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

製品スペックやデータを見る
  • ジャンルスピーカーシステム
  • ブランドSONY
  • 型番LSPX-100E26J
  • 発売日2015年5月23日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格24,000円前後)
【SPEC】●使用ユニット:φ40mmフルレンジ ●出力:2W ●Bluetoothバージョン:ver.3.0 ●対応コーデック:SBC/AAC ●対応プロファイル:A2DP/AVRCP ●外形寸法(外径×全長):約φ61×116mm ●質量:約205g