• ブランド
    特設サイト
公開日 2011/10/30 01:26

<ヘッドフォン祭>Babyfaceに台数限定カラバリ登場/CEntranceの新USB-DAC「DACportLX」登場

Fanny WangブランドのDJ用/NCヘッドホンなど
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
10月29日、東京・青山のスタジアムプレイスで開催されたフジヤエービック主催「秋のヘッドフォン祭2011」。本稿ではシンタックスジャパン、CEntrance、メース、ナスペック、山陽化成、コニシス研究所、スフォルツァート、エムアイセブンジャパンのブースレポートをお届けする。

■シンタックスジャパン

シンタックスジャパンのブースには、RME社の192kHz/24bit対応のUSB2.0オーディオインターフェース「Babyface」の数量限定カラーバリエーションモデルが登場していた。

Babyfaceのホワイトモデルとピンクモデル

左は通常のBabyface、右はブルーモデル

ピンクモデル(愛称は“Ladyface”)、とブルーモデルは11月末発売。ホワイト(愛称は“SNOW EDITION”)は12月頭の発売となる。価格は通常モデルと同じく、実売69,800円前後とのこと。「おかげさまでBabyfaceは多くの方々にご愛用いただいている。カラーバリエーションモデルを出すことで女性などより幅広い方々にも選んで貰いたい」(同社説明員)。

限定台数だが、「国内販売分は300〜500台程度になる見込み」とのこと。気になる方はぜひチェックを。


■CEntrance

CEntranceのブースには、USB-DACの新モデル「DACportLX」と「DACmini PX」が登場していた。

「DACport」と「DACportLX」は、ともに96kHz/24bitまで対応のDACを搭載。違いは、前者はヘッドホンアンプ付きだが後者は非搭載で、外付けヘッドホンアンプと組み合わせての使用が想定されている点だ。

DACportLX


独自の「AdaptiWave」高分解能USBオーディオ技術により、高品位なオーディオ再生を実現。内蔵のJitterGuardクロック管理システムは、10ppmの精度を持つミリタリースペックのクロック発振器を使用している。

「DACmini PX」は192kHz/24bit対応DACを搭載。USB出力時は96kHz/24bit
、同軸デジタル出力時は192kHz/24bitまでの出力に対応する。

既に発売中の「DACmini」との違いは、本機はクラスAヘッドホンアンプに加え、クラスDパワーアンプを搭載している点だ。出力は25W+25Wで、4Ω/8Ωのスピーカーに対応する。

DACmini PX

日本での発売時期や価格などはこれから決まるとのことだった。


■メース

メースのブースでは、Fanny Wangブランドのヘッドホンをメインに展示していた。

今回はDJ用モデル「2001-Over Ear DJ」と、ノイズキャンセリングヘッドホン「3001-Over Ear ANC」という2つの新製品が登場。

「2001-Over Ear DJ」はバスブースト機能を備え、豊かな低音再生を実現するというモデル。また、曲送りなどが可能なリモコンマイクが付属している。

2001-Over Ear DJ

「3001-Over Ear ANC」は2つのマイクで騒音レベルを測り、最大95%以上騒音カット可能なノイズキャンセリングヘッドホン。バッテリーがなくなった際もパススルー動作する。ヘッドホンのケーブル部には、イヤホンやヘッドホンをもう1台接続できる「DUO JACK」を装備。複数のヘッドホンで同じ音楽を楽しむことができる。また、リモコンマイクも付属している。

3001-Over Ear ANC

両製品は価格未定。発売時期は「年内には発売したい」とのことだ。


■ナスペック

ナスペックのブースには、伊North Star Designの192kHz/32bit対応USB-DAC「Essensio Plus」などが登場していた。

「Essensio Plus」は192kHz/32bit対応USB-DACで、同社の「Essensio」にヘッドホンアンプとボリュームコントロール機能を追加したモデル。DACにはテキサス・インスツルメンツ社の「PCM1795」を、デジタルアップサンプラーは192/32対応のCirrus「CS8421」を採用している。

Essensio Plus

6つのデジタル入力を備え、アシンクロナスモード(非同期型)を採用。USB入力1系統とS/PDIF同軸デジタル入力2系統は192kHz/24bit まで対応、S/PDIF TOSLINK入力3系統は96kHz/24bitまで対応している。フロントパネルにはヘッドホン出力(6.35mm標準ステレオ端子)も備えている。

ブースにはそのほか英ケンブリッジ・オーディオの3D対応BDユニバーサルプレーヤー「Azur751BD」とUSB-DAC「Dac Magic」、オーストリア・Pro-Jectのヘッドホンアンプ「Head Box SE II」が登場。それぞれの機器を使ったデモンストレーションを体験できた。

ケンブリッジ・オーディオ Azur751BD

ケンブリッジ・オーディオ DAC Magic


Pro-Ject Head Box SE II

■山陽化成

山陽化成は、USBなどの伝送時のノイズを除去するフィルターを展示している。

USBなどの伝送時のノイズを除去するフィルターの新モデル

こちらは両端がUSB - USBタイプのものと、USB- iPod Dockコネクタのものの2種類を用意。ケーブルと機器の間に挟んで使用する。本機に搭載されたフィルターが、伝送時にDACに与えるノイズを除去してくれるという。USB- iPod Dockコネクタタイプは11月20日頃の発売を予定。予価は25,000円だが「発売時にはもう少し安くなる可能性もある」(同社説明員)とのことだ。

35PP Aug

また、11月1日に発売を予定しているヘッドホンアンプ「35PP Aug」も参考出展されていた。こちらは特殊コネクタを搭載し、バランス出力が可能な点を特徴としたモデルとなっている。


■コニシス研究所

中央が「GIZMO 0215」。ポーカロ・ラインのスピーカー「EVO」とセットにしたデスクトップオーディオシステム「koben」として販売・訴求も行っている

TIYNY ORATOR SP01

コニシス研究所は、USB-DACとプリメイン機能を搭載した「GIZMO 0215」と、同機種と合わせての使用を想定したスピーカー「TIYNY ORATOR SP01」を出展し、デモを行っている。

GIZMO 0215は、USB-DAC機能を内蔵したアンプ。DACは48kHz/16bitに対応している。パソコンとの接続を想定して外形寸法142W×45H×110Dmm、質量300gと小型軽量な点も特徴のひとつ。USBと外部電源端子のほか、スピーカー接続端子に加えて、ラインアウト、外部音源入力、ヘッドホンと3系統の3.5mmステレオミニ端子を搭載している。アンプ方式はアナログDCアンプで、出力は10W+10W(瞬間最大出力)。周波数特性が10Hzから50kHz。対応OSはWindows 2000以降と、Mac OS 9.1以降。

TIYNY ORATOR SP01は外形寸法が80W×130H×85Dmmで、質量が500g(1台)とコンパクトなスピーカー。インピーダンスは8Ωで能率が82.5dB。周波数特性は50Hzから20kHz、最大入力が10W。「たいへん小さいスピーカーだが、プロの方にも愛好していただいている」(同社説明員)とのことだ。


■スフォルツァート

DST-01

スフォルツァートのブースでは、DLNAのDMRとして動作するネットワークオーディオトランスポート「DST-01」が出展され、ヘッドホンでの試聴を行うことができた。ハイエンドショウの際もコメントされていたが、現在第2弾製品を開発中とのことである。今後の登場を楽しみに待ちたい。


■エムアイセブンジャパン

「Studio One Pro」のデモのようす

LPやカセットなどの録音から書き出しまでを6ステップで行えるソフト「SoundSaver」も訴求されていた

エムアイセブンジャパンは、独PreSonus社の再生/録音/編集/マスタリングソフト「Studio One Pro」とUSBオーディオインターフェース「AudioBox VSL」などを出展し、デモを行っていた。

「Studio One Pro」はWindows(XP SP2以降)/Mac(OS X 10.5以降)に対応した64bit DAWソフト。次世代のオーディオエンジンによる高音質と、ハイスピードかつ高クオリティの音楽制作を実現する。DAWソフトは主にレコーディングを行うユーザーなどに向けた製品だが、ネットオーディオ環境でのリスニングソフトとしても使用できる。部屋特性を解析して最適化する機能を備えているのも特徴のひとつ。

また、LPやカセットなどの録音から書き出しまでを6ステップで行えるBIAS社のソフト「SoundSaver」もフィーチャーされていた。こちらを使えば、LPやカセットなどから音源を取り込み、ノイズ除去などの作業を行い、WAV(最大96kHz/32bit)やMP3(最大320kbps)ファイルとして書き出すことが可能。iTunesへダイレクト(AAC、AIFF、Appleロスレス、iTunes MP3、iTunes WAV)に一括書き出しすることもできる。CDDBから曲名などのメタ情報を取得できるため、簡単にデジタルアーカイブを行うことができる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」、4/26からの放送・配信予定
2 売価アップも品薄も問題にしないアキュフェーズの強さに感服 <販売店の声・売れ筋ランキング3月>
3 ソナスの新製品スピーカー「Lumina II Amator」が鋭い立ち上がり <ハイファイオーディオ売れ筋ランキング3月>
4 Prime Video、『ゴジラ-1.0』ほかゴジラ邦画実写全30作品や、Prime独占EP配信の『岸辺露伴は動かない』第4期など5月配信
5 ゲオ、43V型で4万円を切る狭額縁デザインの4K液晶テレビ
6 Anker、最大半額セールを楽天で実施中。完全ワイヤレスイヤホンは割引でさらにポイントアップも
7 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信。公開生放送の観覧受付開始
8 KEF、「LS60 Wireless」など一部スピーカー製品を値下げ。4月25日より
9 スカパー!、スティック型ストリーミング端末「スカパー!+(プラス)ネットスティック」を新開発
10 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
4/26 10:36 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX