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公開日 2011/02/09 19:41

【CP+】GEがプロジェクター搭載コンデジ「PJ1」/コシナ、カールツァイス「Distagon」新モデルを参考出品

SDアソシエーションの新規格「UHS-II」や、幅64mmの小型トイデジカメも
ファイル・ウェブ編集部
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本日よりパシフィコ横浜で開催されているカメラと写真の総合展示会「CP+」。本稿では、ジェネラル・イメージング、コシナ、SDアソシエーション、トダ精光のブースレポートをお届けする。

ジェネラル・イメージング


2011年のテーマは「活写」

「映育」も引き続き訴求
ジェネラル・イメージングのブースでは、暮らしの中にカメラがあることで生活をより豊かにする「活写」を2011年のテーマとして大きく訴求。従来より掲げてきた「映育」と併せ、今展示の2大キーワードとしている。

ブース内では、近日発売予定のプロジェクター機能を搭載したコンデジ「PJ1」の実機も展示。デモスペースを設け、投影を行っている。


「PJ1」
プロジェクターの解像度は640×480で、コントラスト比は300対1。投影サイズは5型〜70型相当までをカバーし、投影距離は2m〜2.5mとなる。連続投影可能時間は約70時間。


ブース内では「PJ1」のプロジェクターデモを実施している
本体にはマイクロUSB端子を備えており、専用ソフトをインストールしたPCと接続することで、PC内のデータを投影することも可能。カメラからプロジェクター機能への切換は、本体上面のボタンで行える。本体にはプロジェクターの操作を行えるリモコンも付属する。動画の投影も可能。


プロジェクター機能への切換は、本体上部のボタンで行える
有効1,410万画素の高精細CCDを搭載。広角28mmからの光学7倍ズームを搭載し、デジタルズームは光学6倍で、焦点距離は35mm換算で28mm〜126mm。開放F値はF3.9(W)〜F5.8(W)で、ISO感度は80〜3,200。1,280×720pのHDムービー撮影も可能。約23万ドットの3インチ液晶を備える。


約23万ドットの3インチ液晶を備える
記録フォーマットはJPEG/DPOF対応/Exif2.2/MOV(MPEG4/H.264)で、記録メディアはSD/SDHCカードに対応する。本体サイズは100.8W×64.5H×21.1Dmmで、質量は約125g(バッテリー、メモリカード含まず)。


レンズ一体型デジカメ「GE-X5」も展示

そのほかにも、GE社の主力製品がずらりと並ぶ
また同社説明員は「これから1,600万画素カメラのリリースも視野に入れている」と、今後の開発構想にも言及した。そのほかに、今回のイベントでは和モダンプレミアムグッズが当たるキャンペーンも行っている。


コシナ


「Biogon T 2.8-28」の断面
コシナは、現在販売を行っている独カールツァイスおよびフォクトレンダーブランドの交換レンズ全製品を一挙に展示している。


カール・ツァイス製品群

フォクトレンダー製品群
参考出品として、既にドイツでの発売がアナウンスされているカールツァイス「Distagon T 1.4-35」を披露。近日発売を予定しているという。また、フォクトレンダーのスペースでも「HELIAR classic 75mm F1.8 SL II」を参考出品。ある程度の収差をあえて残すことで「温かみのある画像」を狙うclassicシリーズの新製品として、こちらも近日発売を予定しているとのことだ。

「Distagon T 1.4-35」

「HELIAR classic 75mm F1.8 SL II」


「Distagon T 1.4-35」を使用して撮影した写真も展示されている
そのほかブース内では、昨年マイクロフォーサーズ規格への賛同と同時に発表された「NOKTON 25mm F0.95(関連ニュース)」も大きくフィーチャー。開放F値1.5以上を備える「NOKTONシリーズ」の中でもF値0.95を実現するモデルで、小さいセンサー規格でもボケ表現を活かした撮影ができる。説明員によれば、実際にユーザーにも好評を博しているとのことだ。


「NOKTON 25mm F0.95」

「NOKTON 25mm F0.95」を装着した実機
コシナはガラスを溶かすところからレンズ製作を手がけている。また自社で金物工場を持ち、製品には全て国産素材の金属とガラスを使用している。同社説明員は「持ち運びやすさの観点から、軽さを重視した素材を使用するアプローチもあるだろうが、当社としては製品そのものに信頼性があるレンズを提供していきたい」と、製品に対する姿勢を語った。

コシナが展開する製品は全て国産素材の金属とガラスを使用。ずしりと重い(写真は「Biogon T 2/35」


SDアソシエーション


ブース前面には、各社から発売されているSDカード製品がずらりと並ぶ

「UHS-I」規格に準拠したSDカード製品
SDアソシエーションは、今年のCESで公開されたSDカードのバスインターフェース新規格「UHS-II(Ultra High Speed II)(関連ニュース)」の発表を行った。正式なリリースは本年中を予定しているという。

一昨年発表の「UHS-I」が104MB/秒のデータ転送を行えたのに対し、UHS-IIは312MB/秒の転送を可能とする。通常のピン配列に加え、もう1列ピンを配置し接触点を多くすることで、従来のカード形状を変えずに転送スピードの高速化を実現している。


「UHS-I」の転送スピードを目の当たりにできるデモも行われている
なお現状としては、初のUHS-I規格対応カメラとしてニコン「D7000」が昨年登場。これからUHS-Iの対応機器が増える段階であるという。同社説明員によれば、「元々はカメラメーカー側の声を反映させ、コンパクトフラッシュ並の高速連写をSDカードで実現させようという目標から、UHSの開発がスタートした」とのこと。また、ゆくゆくはUHS-IIの2倍の速度を実現する新規格の開発も検討しているという。

「UHS-I」に対応するフジフイルム“Finepix”「F550EXR」


トダ精光



エーパワーのスペースには「HOLGA」がずらり
トダ精光のブースでは、エーパワー、ギズモショップ、BONZ、ANDECHS.you、pixeetの5社が出展。各社が取り扱うトイデジカメやアクセサリーの展示を行っている。


「HALF D」

三脚付き。マグネットで装着するGIZMONレンズを装着できる
様々な製品が設置されているブース内では、本日18時より発売を開始したGIZMONの小型トイデジカメ「HALF D」をフィーチャー。64W×40H×16Dmmの手のひらサイズながら、200万画素CMOSセンサーを搭載し、セルフタイマーや動画撮影にも対応する。価格は9,975円(税込)。

真四角のポラロイド風写真が撮れる「SQUAREモード」や、カメラを水平にしたまま縦長の写真が撮れる「HALFモード」を備えており、セピア、モノクローム、MORIYAMA、CROSS PROCESSなど10種類のカラーモードと組み合わせ、撮影を楽しむことができる。

また、同ブース内で行われているスタンプラリーで3カ所のスタンプを全て集めると、その場でHALF DのオリジナルTシャツがもらえるキャンペーンも実施している。

ブース内のスタンプラリーに参加すると、オリジナルTシャツがもらえる

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