公開日 2009/10/05 22:06

東芝、3Dや4K2K対応など“CELL REGZA”の将来形を展示/動画で紹介!3DハンドジェスチャーUIのデモ

CEATEC JAPANのブースを一足先に開放
Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)東芝は、新製品“CELL REGZA”の発表に合わせて、6日に本開催となるCEATEC JAPANの同社ブースを開放。3Dや4K2K対応機など“CELL REGZA”の将来形を紹介した。

本項ではその展示概要を順にご紹介していこう。

4K2K CELL REGZA


4K2Kプロトタイプの視聴展示
CELLプラットフォームが備える高い演算処理性能による、4K2Kの高解像リアルタイム映像処理技術を展示。1,920×1,080画素のフルHD映像を、4倍の3,840×2,160画素(4K2K)解像度へ上位変換した映像を、「55X1」にも搭載された再構成型や自己合同性型の超解像技術を用いて生成し、回路のON/OFFで分けた映像を表示するデモを行っている。

3Dディスプレイ&ハンドジェスチャーUI技術


3Dディスプレイのプロトタイプ

アクティブシャッター方式の3Dメガネで視聴する
CELL REGZAの55V型プロトタイプによる、3Dコンテンツの表示とハンドジェスチャーUIを組み合わせたデモを実演している。今回出展されたプロトタイプはCELLプラットフォームの処理性能を活かしながら、専用設計の3D対応液晶パネルを搭載。視聴ブースでは赤外線で信号を同期して左右を切り替えるアクティブシャッター方式の3Dメガネを使用するデモセットを公開している。


ハンドジェスチャーUIのデモ
今回はハンドジェスチャーリモコンと立体グラフィックスを組み合わせた“3Dユーザーインターフェース”のデモが紹介されている。こちらは今年開催されたCES2009の同社ブース(関連ニュース)で紹介された、赤外線センサーを用いたハンドジェスチャーUIを2Dから3D化したものを新たに公開している。画面中央に表示されるサムネールの球体を、3Dメガネを通して“触れる”ような感覚で操作しながらコンテンツを選択/再生するデモが行われている。今回はそのデモの様子を動画でご紹介しよう。

【動画レポート】東芝ブース:3Dディスプレイ&ハンドジェスチャーUI技術のデモンストレーション



またこちらのコーナーでは、東芝独自のアルゴリズムにより、2Dの元映像から3Dに変換した映像を公開している。同社の展示スタッフによれば「従来の2D/3D変換技術では実現できなかった高精細な3D映像を、独自のアルゴリズムとCELLプロセッサーの高速処理により実現している」という。

オールインワンCELL REGZA

5日に初めて商品が発表された“CELL REGZA”「55X1」(関連ニュース)は、ディスプレイとボックスユニットがセパレート構成となっているが、会場にはディスプレイにチューナーを内蔵した“オールインワン”モデルの試作機が展示されている。


“オールインワンCELL REGZA”のプロトタイプ
本機ではボックスに搭載された回路を高集積化・省電力化したことにより一体化を実現。録画機能は外付けHDD対応としている。超解像機能やLEDバックライトコントロールの技術は一体型モデルながら惜しみなく投入されている。


ホームエンターテインメントサーバーとしての“CELL REGZA”の可能性を追求したテーマ展示
また、「エンタメサーバーCELL REGZA」と称したプロトタイプも登場。10TBの大容量HDDを備えた、ホームエンターテインメントサーバーとしての機能を突出させたスタディーモデルで、無線LANによるネットワーク接続機能やCELLプロセッサーの高い検索機能を活用した、操作性の高いサーバー機能の実現をテーマとして紹介している。

そのほか、ブースでは発表されたばかりの“CELL REGZA”「55X1」の実力が味わえる特設シアタールームも設置されており、最高峰モデルの高画質&高音質を体験することが可能だ。

東芝のCEATEC JAPAN会場の出展内容については、また明日からPhile-webでスタートする会場速報レポートにて詳しくお伝えしよう。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX