公開日 2006/07/14 19:17

パナソニック、リアルセンター採用のVIERA Link対応ホームシアターシステムを発売

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松下電器産業(株)は、同社の薄型テレビ「VIERA」やデジタルレコーダー「DIGA」との連携を可能にした「VIERA Link」機能搭載のホームシアターシステム「SC-HT6500」を9月1日に発売する。


SC-HT6500

SU-XR700
 ・ホームシアターシステム「SC-HT6500」 ¥OPEN(予想実売価格380,000円前後)
 ・デジタルAVアンプ部「SU-XR700」 ¥OPEN(予想実売価格110,000円前後)

SC-HT6500のスピーカー部は同社独自の音場制御技術により、大画面テレビの「画面の中からセリフが聞こえる」ようなサラウンド再生を実現した「リアルセンター」を搭載する。これは左右のフロントスピーカーにセンタースピーカーを内蔵させることにより、センタースピーカーの設置を省いた状態でも、まるで画面の中からセンターchのサウンドが聞こえてくるような臨場感を実現するものだ。実際に、本機のパッケージでは4本のサテライトスピーカーとサブウーファーのみで迫力のサラウンド再生が楽しめるよう、設計されている。

サブウーファーは100W×2個のアンプとロングストローク強力17cmウーファー2個を搭載したほか、低域ノイズの発生を抑えるエアロ・ストリームポートにより、28Hz(-16dB)の迫力ある超低音再生を実現している。またユニットの振動反作用を打ち消し、キャビネットの不要振動を大幅に低減している。さらに2個のユニット間の距離差を利用し、部屋の定在波も低減させている。

本体デザインは薄型テレビVIERAにもマッチするスリム&トールデザインを採用。シルバーと黒を基調カラーとし、高剛性アルミ一体型キャビネットにより、その振動を低減している。

アンプ部SU-XR700は単体での販売にも対応する。他のVIERA Link対応機器とHDMIケーブルでつなげば、テレビのリモコンからホームシアターシステムが操作できるようになる連携機能を実現している。

迫力あるサラウンドを再現する「アドバンスドデュアルアンプ駆動」を搭載したほか、ステレオ再生時には3つのアンプでフロントスピーカーを駆動する「トリプルアンプ駆動」も搭載された。バイアンプ&バイワイヤリング接続にも対応する。

音声信号は入力からアンプ出力まで192kHz対応とし、DVD Audioの高音質再生にも十分に対応する。さらにデジタル信号を、デジタルのままで高速98MHzでのデジタル演算処理をし、周波数依存性のない広帯域再生を実現している。またVGDA(バリアブル・ゲイン・デジタル・アンプ)技術により通常使用される音量域でのSN比を改善し、ノイズの少ないクリアで原音に近い再生を可能にしている。

また入門者向けの便利な機能として、視聴位置に測定マイクを置いた状態で「自動スピーカー設定」をスタートさせ、個別の再生環境に合わせた最適なサラウンド環境が自動で設定できる機能も搭載されている。

設置に関するオプション機能としては、同社製の別売ワイヤレスリアスピーカーキット「SH-FX60」と組み合わせ、左右のサラウンドスピーカーをワイヤレス化することも可能だ。

【問い合わせ先】
パナソニック お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365

(Phile-web編集部)

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製品スペックを見る
  • ブランドPANASONIC
  • 型番SC-HT6500
  • 発売日2006年9月1日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格380,000円前後)
【SPEC】<フロント部>●形式:3ウェイ4スピーカー ●外形寸法:279W×1,422H×279Dmm ●質量:11.4(スタンド含む) <センター部>●形式:3ウェイ3スピーカー <サラウンドスピーカー部>●形式:2ウェイ3スピーカー ●外形寸法:279W×1,422H×279Dmm ●質量:9.2(スタンド含む) <アクティブサブウーファー部>●形式:1ウェイ2スピーカー(バスレフ) ●外形寸法:254W×496H×500Dmm ●質量:22kg
  • ブランドPANASONIC
  • 型番SU-XR700
  • 発売日2006年9月1日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格110,000円前後)
●実用最大出力:100W×7 ●HDMI端子:入力×2、出力×1 ●音声部端子:デジタル音声(光×2、同軸×2)、アナログ入出力 ●映像部端子:コンポジット入出力、S映像入出力、コンポーネント入出力 ●消費電力:240W ●外形寸法:430W×107.5H×390Dmm ●質量:約5.3kg
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