公開日 2005/06/09 16:38

エプソン、480pパネル搭載のシアター用プロジェクター「EMP-TW20」

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EMP-TW20

本機の背面端子部
セイコーエプソン(株)は、ホームシアター用プロジェクター“dreamio”シリーズの最新モデルとして、「EMP-TW20」を6月下旬より発売する。

価格はオープンだが13万円台後半での販売が予想される。

本機は、480pクラスでシェアNo.1の「EMP-TW10H」の後継モデル。表示には同社が普及を推し進める「3LCD」方式を採用。液晶パネルはTW10Hと同じく854×480ピクセルのもので、1200ルーメンの輝度もTW10Hから継承した。コントラスト比は1000対1。

同社では、「日本の、DVD鑑賞基準。」というキャッチコピーで本機を訴求する。本機の魅力を、DVDの解像度に合った480pパネルの「美しさ」、完全に遮光できないリビングルームでもくっきりした映像を表示できる「明るさ」、あらゆる部屋で設置を可能にする「置きやすさ」の3点に集約し、それぞれの魅力をアピールする考えだ。

新たに新開発のランプ「E-TORL」を搭載。ランプの光効率をさらに向上させ、小型化、省エネを実現したもので、高い光利用効率により高輝度のみならず、同時にプロジェクター本体の色域を拡張することができるという。

本機の色再現範囲は非常に広い

また、最適な色バランスを光学的に調整する「エプソンシネマフィルター」も搭載。コントラスト比を安定させたまま、正確な色再現を実現する。

プリセットされたカラーモードは、ダイナミック、リビング、ナチュラル、シアター、シアター・ブラック1、シアター・ブラック2の6種類。好みのカラーモードを選択することで、ランプ出力の調整だけでなく、上述のエプソンシネマフィルタのオン・オフも行う。色温度調整や肌色調整などはマニュアルで調整が可能。

映像入力端子は、RCA色差、Sビデオ、ビデオ、ミニD-sub15ピンを各1系統ずつ装備する。1080iや720p映像の入力も、もちろんサポートする。

設置・調整の簡便性にも注力した。レンズは短焦点で、2mで80型、3.1mで120型の画面投写が可能。1.5倍の光学ズームと、上下最大2画面・左右最大1.5画面分の光学レンズシフト機能も装備した。

光学レンズシフトにより設置性能を向上させた

静音性も28dB(シアター・ブラック1/2モード時)と高水準。さらに、電源操作をロックできるチャイルドロック機能、約8秒のクイックスタート機能、1Wのモノラルスピーカーなど、便利な機能を搭載した。

販売を行うエプソン販売(株)のサイトでは、ウェブ上で本機の魅力をバーチャル体験できる「日本の、DVD鑑賞基準。体験ルーム」がオープンしている。

さらに、本機の発売を記念し、6月9日から7月27日の期間中にdreamio製品を購入した方を対象に、8月17日に開かれる「2006FIFAワールドカップ ドイツ アジア地区最終予選」の日本VSイラン戦の観戦ペアチケットを、抽選で40組80名にプレゼントするキャンペーンも開催される。詳細は下記URLを参照されたい。

【問い合わせ先】
プロジェクターインフォメーションセンター
TEL/0570-004110

(Phile-web編集部)

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製品スペックを見る
  • ブランドEPSON
  • 型番EMP-TW20
  • 発売日2005年6月下旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格13万円台後半)
【SPEC】
●液晶パネル:0.55型ポリシリコンTFT(16対9)、854×480画素 ●輝度:1200ルーメン ●コントラスト比:1000対1 ●レンズシフト:上下50%、左右25% ●入力端子:ビデオ1、Sビデオ1、RCAコンポーネント1、ミニD-sub15ピン、RS-232C、アナログ音声 ●消費電力:200W(ランプパワーHigh時) ●外形寸法:373W×111H×295Dmm ●質量:約3.5kg
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