公開日 2021/09/17 15:00

クリプトン、アンプ強化/DSD対応の2ウェイ・アクティブスピーカー「KS-55 Hyper」

シルバー/レッドをラインナップ
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クリプトンは、秋の新製品発表会にて、ハイレゾ対応の2ウェイアクティブスピーカー「KS-55 Hyper」を発表した。カラーはシルバーとレッドの2種類を用意。価格は109,780円(税込)。発売は10月下旬を予定している。

KRIPTON「KS-55 Hyper」

クリプトンは2010年の「KS-1HQM」を皮切りに、ハイレゾに対応したアクティブスピーカーを発売してきたが、「KS-55 Hyper」はその14機種目となる。従来モデル「KS-55」をベースに、総合出力を高めたことと、DSDへの対応、また足元にインシュレーターが装備されたことなどが大きな変更点となる。

開発を担当した渡邊 勝氏によると、KS-55 Hyperは「小型スピーカーでも大型スピーカーのような音を出したい」というテーマから開発したとのこと。総合出力を高めたことで余裕が生まれたことに加え、基板を新設計しデジタルフィルターの設定を追い込むことで、理想の音作りを追求したという。

クリプトンのオーディオ事業部長・渡邉 勝氏。同社製品のすべての音のチューニングに携わる

デジタルアンプはバイアンプ駆動方式で、35W×4の出力を実現。DDC回路とデジタルアンプを直結させることで変換ロスを無くしたほか、デジタルクロスオーバーネットワークを採用し、2ウェイの高域と低域を独立させることでお互いの干渉を防ぐとしている。

また、DSDは5.6MHzまでの再生に対応。フロントパネルのインジケーターで再生フォーマットがわかるようになっており、PCMの場合は黄緑(44.1/48kHzならば1つ、88.2/96kHzならば2つ、176.4/192kHzならば3つ)に点灯、DSDの場合はオレンジ(2.8MHzならば1つ、5.6MHzならば2つ)に点灯する。

DSD5.6MHz音源の入力時

PCM192kHz音源の入力時

スピーカーユニット構成はKS-55と同じく、デンマークTymphany社製の30mmリングダイヤフラム型トゥイーターと63.5mmウーファーを搭載。入力端子はUSB typeB(USB2.0対応)、S/PDIF、ステレオミニのほか、メンテナンス用としてminiUSBも搭載する。

「KS-55 Hyper」の背面(左)と「KS-55」の背面(右)。アンテナが短く鳴っている他、端子部の配置にも変更が加えられている

足元は、制振効果に定評のあるネオフェード・カーボンマトリクス三層材に滑り止めのOリングを取り付けたインシュレーターを装備。KS-55では別筐体のボードが付属していたが、足元まで一体化させることで利便性を高めたとしている。

底面にはインシュレーターが一体化される

またBluetoothコーデックは、SBC、AAC、aptXに加え、48kHz/24bitまでの伝送に対応したaptX HDをサポートする。外形寸法は159.5H×109W×203.4Dmm、質量は右が約2.0kg、左が約1.9kg。

発表会では、「KS-55」と「KS-55 Hyper」を聴き比べも行ったが、余裕のあるパワー感の違いが非常によくわかり、サウンドもひと回り骨太になった印象。また、ヴォーカルの生々しさなど、音楽の旨味をより濃密なリアリティとともに引き出してくるように感じられた。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 JBLスタジオモニターの新フラグシップ「MODEL 4369」特別試聴会。秋葉原テレオンで5/23開催
2 サンワサプライ、工具不要で収納/展開できる120型プロジェクタースクリーン
3 オーディオユニオンお茶の水店、開発者も登壇するデノン「DP-500BT」発売記念試聴会。5/23開催
4 ソニー、過去最高の売上高と利益を達成。映画/音楽/ゲームが売上の7割近くを占めるまで成長
5 ZEISSの最高峰“Otus MLシリーズ”の第3弾、「Otus ML 1.4/35」実写レビュー
6 ストリーミングサービスには何がある?Apple、Spotify、Qobuz、Amazon、TIDAL…主要サービスをおさらい
7 S-LINKグループ10周年、「安心・信頼・楽しさを届けるのが私たち街の電気屋さんの不変の価値」。一枚岩となり荒波を突破する
8 LUXURY&PRECISION、アニメ・ゲーム系音楽にフォーカスした数量限定DAC/アンプ「W4-ACG」
9 元三菱電機エンジニア佐藤氏のスピーカー開発への思いなど掲載。『JASジャーナル2026年春号』発行
10 Midgard Lichtの可動式タスクライトが現代化。バウハウス由来の元祖がスマートホームにも対応
5/11 10:10 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー200号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.200
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix