• ブランド
    特設サイト
公開日 2018/11/20 09:00

DEVIALET、小型化したワイヤレススピーカー「PHANTOM REACTOR」。約16万円から

900W/600Wの2モデルを用意
編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
フランスのオーディオブランド DEVIALET(デビアレ)は、ワイヤレス・アクティブスピーカー「PHANTOM」に、シリーズ初となるコンパクトモデル「PHANTOM REACTOR」を追加。22日から二子玉川・蔦谷家電などで発売開始する。

PHANTOM REACTOR 900」¥199,000(税抜)
PHANTOM REACTOR 600」¥159,000(税抜)

「PHANTOM REACTOR」

PHANTOM REACTOR(手前)とPHANTOM GOLD(奥)

PHANTOM REACTOR 900は出力900W、PHANTOM REACTOR 600は出力600Wのモデル。出力以外は同一の仕様となる。

デビアレはハイエンドクラスのHi-Fiオーディオ用アンプで知られるフランスのオーディオブランド。2015年にWi-FiやBluetooth、アンプを内蔵したワイヤレススピーカー「PHANTOM」(現在はPHANTOM PREMIERシリーズとしてラインナップ)を発売した。

PHANTOM PREMIERは同サイズながら出力や振動板が異なる3機種をラインナップしていたが(関連ニュース)、今回、大幅にコンパクト化して価格も抑えた「PHANTOM REACTOR」が新たに加わった。

サイズが大幅にコンパクトに

「PHANTOM」と「PHANTOM REACTOR」の違いだが、まずサイズが大きく異なる。外形寸法/質量は、PHANTOMが252W×255H×342Dmm/11.4kgだったのに対して、PHANTOM REACTORは157W×168H×219Dmm/4.3kg。容積は前者が12Lだったのに対して、本機は3Lと大幅に小型化した。

ユニット構成の構成も異なる。PHANTOMは、両サイドに背中合わせに配置された2基のウーファー、正面に同軸配置されたミッドレンジとトゥイーターの、合計4基のユニットで構成されている。対してPHANTOM REACTORは、サイドのウーファーこそ同様の構成(ユニット口径はもちろん異なる)だが、正面側はフルレンジユニット1基のみを配置している。

全面にはフルレンジユニット1基を搭載

フルレンジ、ウーファーともにアルミニウム振動板を採用。これはPHANTOMのスタンダードモデル「PHANTOM CLASSIC」がいずれもアルミニウム振動板を採用しているのと同様だ。

機能面も基本的にPHANTOMと同様で、Wi-Fi/Bluetoothに対応。Wi-Fi経由で、ローカルネットワーク上のサーバー内の音楽ファイル、Spotify、Apple Music、TIDAL、DEEZERなどの音楽ストリーミングの再生が行える。AirPlayにも対応する。DAC部は192kHz/24bitに対応している。

入力端子はLANに加えて、光デジタル/アナログ入力両対応の3.5mm端子を搭載。上位のPHANTOM PREMIUMは光デジタル入力のみの搭載だったが、本機ではさらにカジュアルな用途にも対応すべくアナログ入力にも対応した。

上位機と同様に、2台を用いてのステレオ再生も可能。さらに3台以上を用いてのマルチルーム再生は、上位機では専用ハブが必要になるのに対して、本機では専用ハブ無しのWi-Fi接続だけで実現できる(アップデートで対応予定)。

背面部にはLAN端子、光デジタル/アナログ入力対応の3.5mm端子を搭載

本体上部にタッチセンサー式のボタンを配置

PHANTOMと異なるのは、本体にタッチセンサー式ボタンを搭載した点だ。入力切り替えやボリューム操作が本体から行える。

内蔵するデビアレ独自のアンプ/スピーカー技術はいずれも踏襲、一部はさらに進化させた最新バージョンを搭載している。アンプには、アナログ増幅段とデジタル増幅段を組み合わせたデビアレの特許技術ADH(Analog Digital Hybrid)を採用。最新のADH「V3」チップを搭載しており、コンパクトなスピーカーながら900W/600Wという出力を実現する。

独自の数学モデルを用いてスピーカー駆動を正確に管理して、アンプおよびユニットの性能を限界まで引き出す「SAM(スピーカーアクティブマッチング」、音響処理によって重低音を生成する「HBI(ハートベースインプロージョン)」、球面デザインにより理想的な音響効果を実現するという「ACETM(アクティブコスフェリカエルエンジン)」など、いずれもデビアレ独自の技術を上位機と同様に採用している。

コンパクトながらサイズを超えた性能を備えていることもアピールされた

結果、周波数特性はこのサイズながら18Hz-21kHz(@-6dB)、THD+Nは0.001%を実現している(PHANTOM CLASSICは16Hz-25kHz/@-6dB、THD+Nは0.0005%)。

なお、本製品の発表会は11月22日に東京。二子玉川の蔦谷家電で行われる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Beats、ブランド史上最小の完全ワイヤレス「Solo Buds」。ケースにバッテリー非搭載
2 2023年後期朝ドラ『ブギウギ』の総集編放送。GW期間中にNHK総合とBSプレミアム4Kで
3 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
4 オスカー受賞『ゴジラ-1.0』4K UHDをフラゲ!特典盛りだくさんのパッケージ開封の儀
5 女子プロゴルフ「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」、5/2からの放送・配信予定
6 英・コード製プリメインアンプの実力恐るべし!「Ultima Integrated」をB&W「800 D4シリーズ」で徹底検証
7 【moraアニソンTOP10】本当に令和? 「ツバサ」「Get Wild」がまさかのランクイン!
8 Amazon Prime Videoの人気8チャンネルが2ヶ月間99円に!GW期間中キャンペーン
9 Dolby Vision&Atmosでゴジラの圧倒的迫力と世界屈指のVFXを堪能!4K UHD BD版『ゴジラ-1.0』徹底レビュー
10 (nb)の耳を塞がないイヤホン「Open+」、発売日が5/17に決定。割引キャンペーンも
5/2 10:40 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX