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バックロードホーン型ボックスとホーントゥイーターも同時展開

フォステクス、2層抄紙コーン採用の16cmフルレンジ・スピーカーユニット「FE168NS」

編集部:押野 由宇
2018年11月22日
フォステクスカンパニーは、スピーカーユニット「FE168NS」、ホーン・トゥイーター「T96A-RE」、バックロードホーン型・スピーカーボックス「BK168NS」を、12 月中旬より発売する。価格はFE168NSが27,000円、T96A-REが19,700円、BK168NSが200,000円となる(すべて税抜)。

「FE168NS」

なお、T96A-REは500台限定生産となり、BK168NSは受注生産品で納期は約1.5ヶ月を予定する。

FE168NSは、「Solシリーズ」の開発理念と独自技術を継承して新たに開発されたフルレンジ・スピーカー・ユニット。基層と表層の2層で1つのコーン紙を構成する2層抄紙技術を採用し、基層に長繊維のパルプを主体に厚み剛性による高剛性化と内部損失を保有させ、表層には短繊維のパルプを配合しコーン紙表面の伝播速度を高めることで、明るく張りのある中域と、立ち上がりが良く切れのある高音、厚みのある低音再生を実現したとする。

また、磁気回路にはΦ120mmフェライトマグネットを採用。その大型フェライト磁気回路を支え、不要振動をエンクロージャーに伝えにくくするために、高剛性アルミダイキャストフレームを採用した。

リニアリティ向上を目指し、ハイ・コンプライアンスのコルゲーションダンパーを採用したほか、コーン紙とダンパー、ボイスコイルの接着を同一箇所で行う3点接着方式を用いている。入力端子はファストン205 タイプの低損失金メッキ端子とした。

再生周波数帯域はfo - 20kHzで、インピーダンスは8Ω、出力音圧レベルは90.5dB。入力は60W(Mus.)、最低共振周波数は60Hz。実効振動半径は6.4cm。総質量は2,280gで、バッフル開口寸法はφ151mm。推奨エンクロージャー方式はバックロードホーン型となる。

T96A-REは、金属特有の鳴きが少ない純アルミニウムをリング形状に成形した振動板を採用。アルニコ内磁型磁気回路やCCAW使用のボイスコイルなどの搭載により、「可聴帯域外まで良く伸びた高域特性と優れたトランジェントを保有しており、繊細で浸透力のある音質が持ち味」とアピールされる。

「T96A-RE」

円筒形ホーンとイコライザーは高剛性アルミダイキャスト製。入力端子にはバナナプラグ対応金メッキターミナルを採用する。高能率フルレンジを使用したバックロードホーンシステムや、既存のスピーカシステムなどに付加することで、高域特性の伸長と再生帯域全体の音質向上を図ることができるとしている。

再生周波数帯域は6kHz - 40kHz(-10dB)、出力音圧レベルは97.5dB。入力は50Wでインピーダンスは8Ω、カットオフ周波数は5kHz、推奨クロスオーバー周波数は8kHz。総質量は590gとなる。

BK168NSは材質にシナ合板/t18を用いた、FE168NSに適合するバックロードホーン型スピーカーボックス。仕上げにはウォールナット突板貼りを採用。ホーン開口部を前面とし、ホーンロードにはエクスポネンシャルカーブに近い広がりを持たせた構造にすることで、タイトでハイスピードな迫力あるバックロードホーンサウンドが楽しめるとしている。

「BK168NS」

入力ターミナルにはバナナプラグ対応金メッキターミナルを採用し、内部配線には「SFC103」の芯線と同じOFC同芯撚り線を使用することで、入力端子からスピーカーユニットまでの音質劣化を軽減させている。

ホーン長は約190cmで、空気室容積は5.9L。クロスオーバー周波数は約150Hz。外形寸法は246W×918H×475.5Dmm、質量は18.5kg。

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