公開日 2012/02/28 14:23
ケンブリッジ・オーディオのチーフエンジニアに聞く ー DacMagic Plus/Azur 851など新製品の展開
ラインナップを大きく刷新へ
(株)ナスペックが取り扱うケンブリッジ・オーディオから、今年も注目の新製品が数多く登場するという。今回は英オーディオ・パートナーシップ(AP)社のBramble氏、Masson氏にブランドの近況をうかがった。
成長を続けるグローバルなオーディオブランド
ケンブリッジ・オーディオは1968年に創業された、40年以上の歴史を持つ英国のオーディオブランドだ。創始者のゴードン・エッジ氏を中心にケンブリッジ大学の卒業生が集い、スタートしたブランドである。現在はスピーカーメーカーのモダン・ショートとともに「オーディオ・パートナーシップ(AP)」社の傘下にある。AP社そのものはロンドンに本拠地を構え、英国でオーディオショップのチェーン展開にも携わる企業だ。
同社のTechnical Directorを務めるMatthew Bramble氏は、ケンブリッジ・オーディオの技術総責任者である。60人を超えるAP社の従業員のうち、現在では半数を超えるメンバーがエンジニアとして活躍している。創業時には英国内の市場に向けて、カジュアルに楽しめるオーディオを中心に展開してきたケンブリッジ・オーディオは、現在ではハイエンドからエントリーまで幅広いラインナップを展開するとともに、グローバルにその名を知らしめている存在だ。日本国内ではUSB-DACの「Dac Magic」や、ピュアオーディオの「Azur 840C/A」、BDユニバーサルプレーヤー「Azur751BD」などのヒットが記憶に新しいところではないだろうか。
「日本市場はオーディオファイルの方々が非常に洗練されていて、製品に優れたクオリティを求められる厳しい市場であると認識している。一方で、私たちは日本の市場に進出することで獲得できたノウハウをベースに、製品の完成度を高め、グローバル展開にも成功を収めることができた」とBramble氏は語る。
今年はUSBオーディオやピュアオーディオなど、数多くの新製品を投入
「2012年はケンブリッジ・オーディオにとって非常にエキサイティングな年になるだろう」と語るのは、AP社Director of Business DevelopmentのPaul Masson氏だ。Masson氏によれば、今年は同ブランドのラインナップが大きく入れ替わる予定なのだという。
その先陣を切って、今月から日本市場に紹介されるのが新製品「DacMagic Plus」だ(関連ニュース)。ベースになっているオリジナルの「DacMagic」は、その性能とコストパフォーマンスの高さから世界中のオーディオファイルから支持を集めたモデルだとMasson氏は語る。そのヒットモデルを進化させ、新たに“Plus”の名を冠した本機には、ヘッドホンアンプとデジタルプリアンプ機能が追加されたほか、USB入力の192kHz/24bit対応、デジタルオーディオ信号の最大384kHz/24bitアップサンプリング機能が組み込まれた。Masson氏は「DacMagicを発売して以後、多くの方々からいただいた要望を反映させて誕生したのが本機だ。私たちがDacMagicを発売して以後は、数多くのブランドからUSB-DACが商品化され、瞬く間に沢山の競合が賑わう競争カテゴリーになった。DacMagic Plusはヘッドホンユーザー、PCオーディオユーザーのニーズを取り込みながら、より上質なオーディオを多くの方々に提供できる製品になるだろう」と、新製品の市場投入に自信をのぞかせる。
同社では「DacMagic Plus」のオプションとして、apt-X規格に対応したBluetoothアダプタも準備を進めている。同じくapt-X規格に対応したヘッドホンやタブレットなど、Bluetooth対応機器とつなぐことで、高品位なワイヤレスリスニングが楽しめる。またapt-X規格に対応していなくても、例えばiPhoneやiPadなどをBluetooth接続して、「DacMagic Plus」を起点としたオーディオシステムで高品位な再生が行えるようになる。
本機の他にもケンブリッジ・オーディオから続々と新製品の投入が予定されている。「DacMagic 100」は、同ブランドから発売されているiPhone/iPod/iPadデジタルトランスポート「iD100」と同サイズの、コンパクトなUSB-DACだ。「DacMagic Plus」が搭載する最大384kHz/24bit対応のアップサンプリング機能は省略されているが、USB入力は192kHz/24bit対応を実現しており、コンパクトながらも高品位なUSBオーディオ環境を提供する。
ハイエンドコンポーネントの「Azur840C/840A」は、Bramble氏が「最高品位のDACを内蔵した」というCDプレーヤーの「Azur851C」、クラスXDのプリメインアンプ「Azur851A」にそれぞれアップデートされる。「Azur851C」はデジタルプリ機能を装備しており、DAC部にアナログデバイセス製AD1995をツインで採用。デジタル信号の384kHz/24bitへのアップサンプリング機能を持つ。CDメカは同社の独自開発によるものだという。デジタルオーディオ入力にはRCA同軸、光TOS、AES/EBUのほか、192kHz/24bit対応のUSB(Bタイプ)を搭載する。「Azur851A」は120W+120Wの出力を誇る、独自のクラスXD採用プリメインアンプ。オーディオグレードのトランスを2機搭載するなど、安定した再生能力を実現。いずれも今春以降の日本発売が予定されている。
「ケンブリッジ・オーディオの製品は、全てエンジニアたちが入念な試聴を繰り返して音づくりを行っている」と語るBramble氏は、どの製品もサウンドの完成度には絶対的な自信を持っている胸を張る。また、すべてのクラスの製品について、ユーザーに負担の少ない価格で提供し、ピュアオーディオの魅力を広く提供することの大切さをBramble氏は強調した。上質なピュアオーディオからホームシアター、先進のネットオーディオ/USBオーディオまで、幅広く展開するケンブリッジ・オーディオに注目だ。
成長を続けるグローバルなオーディオブランド
ケンブリッジ・オーディオは1968年に創業された、40年以上の歴史を持つ英国のオーディオブランドだ。創始者のゴードン・エッジ氏を中心にケンブリッジ大学の卒業生が集い、スタートしたブランドである。現在はスピーカーメーカーのモダン・ショートとともに「オーディオ・パートナーシップ(AP)」社の傘下にある。AP社そのものはロンドンに本拠地を構え、英国でオーディオショップのチェーン展開にも携わる企業だ。
同社のTechnical Directorを務めるMatthew Bramble氏は、ケンブリッジ・オーディオの技術総責任者である。60人を超えるAP社の従業員のうち、現在では半数を超えるメンバーがエンジニアとして活躍している。創業時には英国内の市場に向けて、カジュアルに楽しめるオーディオを中心に展開してきたケンブリッジ・オーディオは、現在ではハイエンドからエントリーまで幅広いラインナップを展開するとともに、グローバルにその名を知らしめている存在だ。日本国内ではUSB-DACの「Dac Magic」や、ピュアオーディオの「Azur 840C/A」、BDユニバーサルプレーヤー「Azur751BD」などのヒットが記憶に新しいところではないだろうか。
「日本市場はオーディオファイルの方々が非常に洗練されていて、製品に優れたクオリティを求められる厳しい市場であると認識している。一方で、私たちは日本の市場に進出することで獲得できたノウハウをベースに、製品の完成度を高め、グローバル展開にも成功を収めることができた」とBramble氏は語る。
今年はUSBオーディオやピュアオーディオなど、数多くの新製品を投入
「2012年はケンブリッジ・オーディオにとって非常にエキサイティングな年になるだろう」と語るのは、AP社Director of Business DevelopmentのPaul Masson氏だ。Masson氏によれば、今年は同ブランドのラインナップが大きく入れ替わる予定なのだという。
その先陣を切って、今月から日本市場に紹介されるのが新製品「DacMagic Plus」だ(関連ニュース)。ベースになっているオリジナルの「DacMagic」は、その性能とコストパフォーマンスの高さから世界中のオーディオファイルから支持を集めたモデルだとMasson氏は語る。そのヒットモデルを進化させ、新たに“Plus”の名を冠した本機には、ヘッドホンアンプとデジタルプリアンプ機能が追加されたほか、USB入力の192kHz/24bit対応、デジタルオーディオ信号の最大384kHz/24bitアップサンプリング機能が組み込まれた。Masson氏は「DacMagicを発売して以後、多くの方々からいただいた要望を反映させて誕生したのが本機だ。私たちがDacMagicを発売して以後は、数多くのブランドからUSB-DACが商品化され、瞬く間に沢山の競合が賑わう競争カテゴリーになった。DacMagic Plusはヘッドホンユーザー、PCオーディオユーザーのニーズを取り込みながら、より上質なオーディオを多くの方々に提供できる製品になるだろう」と、新製品の市場投入に自信をのぞかせる。
同社では「DacMagic Plus」のオプションとして、apt-X規格に対応したBluetoothアダプタも準備を進めている。同じくapt-X規格に対応したヘッドホンやタブレットなど、Bluetooth対応機器とつなぐことで、高品位なワイヤレスリスニングが楽しめる。またapt-X規格に対応していなくても、例えばiPhoneやiPadなどをBluetooth接続して、「DacMagic Plus」を起点としたオーディオシステムで高品位な再生が行えるようになる。
本機の他にもケンブリッジ・オーディオから続々と新製品の投入が予定されている。「DacMagic 100」は、同ブランドから発売されているiPhone/iPod/iPadデジタルトランスポート「iD100」と同サイズの、コンパクトなUSB-DACだ。「DacMagic Plus」が搭載する最大384kHz/24bit対応のアップサンプリング機能は省略されているが、USB入力は192kHz/24bit対応を実現しており、コンパクトながらも高品位なUSBオーディオ環境を提供する。
ハイエンドコンポーネントの「Azur840C/840A」は、Bramble氏が「最高品位のDACを内蔵した」というCDプレーヤーの「Azur851C」、クラスXDのプリメインアンプ「Azur851A」にそれぞれアップデートされる。「Azur851C」はデジタルプリ機能を装備しており、DAC部にアナログデバイセス製AD1995をツインで採用。デジタル信号の384kHz/24bitへのアップサンプリング機能を持つ。CDメカは同社の独自開発によるものだという。デジタルオーディオ入力にはRCA同軸、光TOS、AES/EBUのほか、192kHz/24bit対応のUSB(Bタイプ)を搭載する。「Azur851A」は120W+120Wの出力を誇る、独自のクラスXD採用プリメインアンプ。オーディオグレードのトランスを2機搭載するなど、安定した再生能力を実現。いずれも今春以降の日本発売が予定されている。
「ケンブリッジ・オーディオの製品は、全てエンジニアたちが入念な試聴を繰り返して音づくりを行っている」と語るBramble氏は、どの製品もサウンドの完成度には絶対的な自信を持っている胸を張る。また、すべてのクラスの製品について、ユーザーに負担の少ない価格で提供し、ピュアオーディオの魅力を広く提供することの大切さをBramble氏は強調した。上質なピュアオーディオからホームシアター、先進のネットオーディオ/USBオーディオまで、幅広く展開するケンブリッジ・オーディオに注目だ。
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