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公開日 2022/06/22 11:00
オーディオキャリブレーション機能も搭載

REGZA、最新の「レグザエンジンZRII」を搭載した4K有機ELテレビ「X8900L」

編集部:杉山康介
TVS REGZAは、“レグザ”の2022年夏ラインナップとして、4K有機ELモデル「X8900L」を7月下旬より発売する。詳細なラインナップと予想実売価格(税込)は以下の通り。

X8900L

X8900L
・65型「65X8900L」:440,000円前後
・55型「55X8900L」:310,000円前後
・48型「48X8900L」:255,000円前後

新世代のレグザ専用高コントラスト有機ELパネルと、高冷却インナープレートを採用。明るく鮮やかで、黒の引き締まった高画質を実現したという。

ディスプレイの構造イメージ

映像エンジンには最新の「レグザエンジンZRII」を採用。フラグシップ有機ELモデル「X9900L」などに搭載された「レグザエンジンZRα」に比べると下位のエンジンではあるが、高画質値術を搭載しているとのこと。

「美肌フェイストーンZRII」によって、人肌の立体感や質感を向上させつつ、黒ずみや白飛びなどを抑制、さらには不自然にカラーシフトしている場合は自然で美しい色合いに再現するという。

また、ネット動画の特性にあわせて高画質処理を行う「ネット動画ビューティZRII」や、地上波放送のノイズ軽減や、「クラウドAI高画質テクノロジー」で番組の高画質化を行う「地デジAIビューティZRII」などの機能も搭載する。

搭載する「レグザエンジンZRII」

音質面ではフルレンジ×4、トゥイーター×2、実用最大出力72Wのスピーカーシステムを搭載しており、「重低音立体音響システムXP」により立体的で重厚、パワフルで臨場感あふれるサウンドを再現するという。

また、立体音響技術のDolby Atmosにも対応。リモコンのマイクを使って音響特性を自動調整できる「オーディオキャリブレーション」機能も搭載する。

オーディオキャリブレーションの設定画面

テレビにリモコンを掲げるようなかたちでキャリブレーションを行う

HDMI端子は4つを装備。HDMI2.1にも対応しており、4K 120p入力やVRR、ALLMなどをサポート。eARCにも対応する。ほか、ゲーム機の出力映像にあわせ自動的にモード設定を行う「オートゲームアジャスト」や、ゲーム専用高画質、業界トップクラスだという0.83msの低遅延表示などにより、ゲーミングにも最適だとしている。

リモコンも新しくなっており、ネット動画ダイレクトボタンを拡充。好きなサービスをアサインできる「My.Choice」ボタンも2つになり、ネット動画へのアクセスがさらに便利になったとする。なお、「タイムシフトマシン」は非搭載となっている。

ネット動画ボタンの拡充などリモコンも刷新。中央の小さな穴がオーディオキャリブレーション用のマイクとなる(写真は同時発売の「Z770L」付属モデル)

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