トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2025/09/17 19:17
JBL×ランドクルーザーや、PartyBoxを活用した車内カラオケの楽しみも!

レクサス×マーク・レビンソン、大人の音の贅沢。多彩なハーマングループのカーオーディオへの取り組み

編集部:筑井真奈

ハーマングループの秋冬の新製品をお披露目するHARMAN ExPLORE TOKYO 2025
では、オートモーティブ(車載)関連についても展示がなされた。今回は、JBLとマーク・レビンソンのカーオーディオシステムが搭載されたカーオーディオと、「PartyBox」スピーカーを活用した車内エンタメの提案、合計3台の車が展示されていた。



JBLオレンジのラッピングがされたフォルクスワーゲンも展示


カーオーディオの世界において、ハーマングループはトヨタと長年に渡りパートナーシップを築いてきた。発表会では、ブランドパートナーシップを担当するシニアマーケティングマネージャーの黒谷繁希氏が挨拶。「街乗りのカローラから、オフロードに強いランドクルーザー、先進的な試みであるミライにもJBLのスピーカーが搭載されています」とトヨタとハーマンの複合的な協力関係について言及する。



カローラ、ランドクルーザー、ミライの車にJBLのスピーカーが搭載されている




カーオーディオのブランドパートナーシップを担当しているシニアマーケティングマネージャーの黒谷繁希氏


マーク・レビンソンブランドについても、長年レクサスと組んで車内オーディオ展開を行ってきた。コラボレーションは今年で25年目という節目の年を迎えるという。その背景について黒谷氏は、マーク・レビンソンにとって「自社の音を再現できるだけの静粛性を持った車がそれまでなかった」とし、レクサスとの出会いがカーオーディオ市場に参入する大きなきっかけになったことを振り返る。



すべてのレクサス車両には、マーク・レビンソンのオーディオシステムが純正もしくはオプションとして搭載されている


ガレージに、JBLのシステムを積んだトヨタの「ランドクルーザー250」と、マーク・レビンソンのシステムを積んだ「レクサスSC430」が展示されており、それぞれの音を確認することができた。


ランドクルーザー250には全部で14基のスピーカーが搭載される。AピラーにはJBLの銘も刻まれたトゥイーター、左右ドアにはミッドウーファー。ダッシュボード上に3基、また後部座席後ろに2基配置し、ワイドディスパーションスピーカーとして広がり感を演出する。224mmのサブウーファーも搭載、それぞれ専用アンプで駆動されている。



JBLのスピーカーが搭載されたランドクルーザー250


その音は、ストレートでパワフル、かつマッシブなサウンドという印象。低域はブルブルと身体に伝わる強烈なエネルギー、はち切れんばかりの勢いの良いサウンドが飛び出してくる。ヘッドホンでは実現できない、スピーカーで音を浴びる楽しさを、JBLのカーオーディオは改めて思い起こさせてくれる。



Aピラーに搭載されるトゥイーターユニット


一方のレクサスは、「より上質で大人の音楽の時間」といった様相。こちらは同軸ユニットを含む全21スピーカーが搭載されているそうで、楽器の質感表現や豊かなサウンドステージには、思わずじっくりと耳を傾けて聴き入ってしまう。窓ガラスも二重に貼り合わされており、外のノイズが入り込みにくい、まさに静粛性の高い空間。ラグジュアリーな大人の音楽の時間を楽しませてくれた。



マーク・レビンソンのシステムが搭載されたレクサスのSC430




ドアユニットにマーク・レビンソンのロゴも配置


ちなみに、ハーマンのカーオーディオ開発部隊は、トヨタとの関係性の深さから、名古屋に拠点を置いている。拠点には本格的なホームオーディオの試聴室も用意され、メインスピーカーはもちろんJBLの「エヴェレスト」。ホームオーディオの音をリファレンスとして、いかにそのクオリティを車内で実現するか、ということに大きくこだわって開発をしているそうで、その開発姿勢が良質なカーオーディオの音につながっていると認識を深くした。


もう1台用意されたフォルクスワーゲンは、また打って変わった「車内カラオケパーティ」。JBLの「Partyシリーズ」は、公園でのダンス練習などで使われているのをよく見かけるが、最新の「PartyBox On-the Go 2」は、なんとマイクが2本ついた “カラオケ仕様”。Spotifyなどのストリーミングサービスには「ボーカルオフ機能」が搭載されることも多く、カラオケボックスに行かなくても、車内で思う存分歌を歌うことができる。



車内でカラオケが楽しめる「PartyBox On-the Go 2」


カラオケのほか、もちろんBluetoothスピーカーやPA用などマルチパーパスで使用することができるのも大きな特徴。「キャンプ場に行くまでのドライブの時間も、キャンプ場でも、たっぷり音楽を楽しんでいただけます!」と笑顔で製品の魅力をアピールしてくれた。



ストラップもついており持ち運びも楽々!


関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB