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公開日 2025/02/15 18:36
ティアックは「AP-507」も初披露

<名古屋ショウ>「Grandioso N1T」、モノラルDACと組み合わせて初披露。エソテリックのフラグシップに期待大

編集部:筑井真奈
2月15日(土)と16日(日)の2日間、グローバルゲート名古屋コンベンションホールにて開催されている「オーディオフェスタ・イン・名古屋」。ティアックのブースでは、先般正式発表されたエソテリックの最上位ネットワークトランスポート「Grandioso N1T」と、ティアック500番シリーズの最新形「507番」のパワーアンプ「AP-507」がそれぞれ初お披露目された。

ティアック&エソテリックのデモンストレーションブーム

■エソテリック「Grandioso N1T」に期待大



エソテリックは2016年に発売したネットワークプレーヤー「N-05」以来、ネットワーク機器を精力的に展開してきたが、ついにその技術がフラグシップであるGrandiosoシリーズにまで到達した。「Grandioso N1T」だ。DAコンバーターを搭載しないトランスポートとなり、同社のモノラルDAコンバーター「Grandioso D1X」(2台構成)や、SACDプレーヤー「Grandioso K1X」等と接続することで、同社最高グレードでのネットワーク再生を追求できるものとなる。

ネットワークトランスポート「Grandioso N1T」が正式披露

発売前からオーディオファンからの引き合いも強いようで、すでに国内・国外を含め実売にもつながっているとのこと。エソテリックブランドへの信頼、そして期待の高さを感じさせる。

デモルームでは、アヴァンギャルドのホーン型スピーカー「UNO SD」と組み合わせての音出しを実施。透明度高く広い音場感は、ネットワーク由来のノイズフロアの低さによるものか。ネットワーク再生の次元がまた一つ開いたことを感じさせてくれた。

ほかにもアナログプレーヤー「Grandioso T1」や、電流伝送にも対応するフォノEQ「Grandioso E1」によるアナログ再生も披露。ハイエンド・オーディオの世界観をデジタルからアナログまで徹底追求するスタイルを来場者にアピールしていた。

Grandioso T1、E1を活用したアナログ再生の究極形もデモ

■タンノイ「SGM10」をティアックのパワーアンプ2台で駆動



ティアックの時間では、モニタースピーカーとして世界中の録音スタジオで愛されたタンノイのスーパー・ゴールド・モニターの現代版リファイン「SGM10」と組み合わせ。700番台シリーズ、500番台シリーズをそれぞれ紹介した。

SGM10と組み合わせた豊かな音楽再生の時間を提供

トップグレードのパワーアンプ「AP-701」2台使いによる駆動力の高さは格別。たゆたうような、音に満たされるような柔らかなサウンドで、音楽にじっくり向き合える豊かな時間を提供していた。

またCDプレーヤー兼ラジオチューナー「PD-301-X」は、2017年の初号機の発売以来、コンスタントに注文が途切れないそう。ストリーミングやアナログレコードの魅力もさることながら、「CDも強い引き合いがあります」と担当スタッフも力強い。長年集めてきたCDライブラリをいかに活用し音質を引き出すか、とテーマにはまだまだ可能性がありそうだ。

ティアックの「AP-507」も初披露。こちらもBTL接続で2台づかいもできる

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