トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2023/02/15 19:48
代表作「ES14」のリファインモデル

タクトシュトック、英国EPOSブランドの第一弾スピーカー「ES14N」を3/1発売

編集部:伴 修二郎
タクトシュトックは、英国EPOS(エポス)ブランドの取り扱いを開始し、第1弾モデルとなるブックシェルフ型スピーカー「ES14N」を3月1日に発売する。価格(税込)は748,000円/ペア、374,000円/1本。

「ES14N」

EPOSブランドは、1980年代にロビン・マーシャルにより創設された英国のスピーカーブランド。約3年前にタクトシュトックが取り扱うドイツのスピーカーブランド「FINK team」の主宰者であるカールハインツ・フィンクに買収され、2022年5月に開催されたミュンヘン「HIGH END 2022」にて第1弾モデル「ES14N」を発表。この度、日本での正式リリースが明らかとなった。

「ES14N」は、EPOSブランドでもっとも有名なモデルである2ウェイ・バスレフ型ブックシェルフスピーカー「ES14」をリファインしたモデル。ブックシェルフとしては大型でクラシックな外観や専用スタンドを使用する「ES14」のコンセプトは踏襲しつつ、様々な面でブラッシュアップされている。

キャビネットの形状は大きく刷新。フロントバッフルは後方へと傾けられ、ウーファーとトゥイーターの時間軸を合わせ、前後の定在波モードをサポート。素材は2層のMDF構造で、最新世代のダンピング・グルーで接着。ブレーシングが追加され、パネルの振動モードを制御してキャビネット全体の不要輻射を低減する。

大きく刷新されたキャビネット形状

キャビネットは38Hzのチューニング周波数に調整したことで、高速かつ正確な低域再生を実現すると説明する。バスレフポートは空気の流れによるノイズを抑制するため形状から緻密に設計。ポートの共振を補正するために中央部にソフト素材の開口部を設け、ポートの不要な共振を抑制する。スピーカーターミナルはオリジナルモデルと同様に、4mmバナナソケットタイプを採用して内部の金属プレートに装備。接続用のバナナプラグも付属する。

背面イメージ

ドライバーユニットには、ES14N専用に設計された28mmアルミ/セラミックドーム・トゥイーターを1基搭載。大口径サイズによって低域のパフォーマンスを向上し、ウーファーとの自然な繋がりを実現した。アルミニウム合金ドームをセラミックでコーティングすることで剛性を向上。ファブリック・サラウンドと特殊形状のコントロールリングの採用により共振ピークは約30kHzとなる。

専用設計のトゥイーター

マグネットにはフェライトマグネットを採用。これにより、ドームおよびサラウンドの背面に多くの空間を設けることが可能で、小さすぎるキャビティによる圧縮と歪みを回避するという。フェライトマグネットにはカッパー(銅)キャップを追加することで、超高周波でのレベルを向上させている。

トゥイーターの分解イメージ

ウェーブガイドはあえて採用しない。その理由として「一般的な部屋、試聴距離においては音の開放感が損なわれ、むしろマイナスの方が大きい」と説明している。また、トゥイーターの金属プレートは、ネジ周りの4点のみがキャビネットに接触する設計とすることで、バッフル面とのエネルギー伝達を低減する。

同じくES14N専用に新設計されたインジェクションモールド・ポリプロピレン・コーン(36mm径ボイスコイル)採用の178mmウーファーを搭載。10%のマイカを混入した射出成形コーンを採用することで、理想的な剛性を実現したとアピールする。サラウンドは低ダンピングラバーで、ダストキャップは使用せずに金属製のフェーズプラグを採用する。

ポリプロピレン・コーン採用のウーファー

36mmボイスコイルは、非金属のTILフォーマー(TIL:グラスファイバー/エポキシレジン混合物)に 18mm長の銅線を2層巻きにしたもの。マグネットの形状はコイルの移動に伴うインダクタンスの変動が少なく、リニアな挙動を示すようシミュレーションによって最適化。これにより、線形歪みと相互変調歪みを最低レベルに抑制するという。

ウーファーの分解イメージ

メインマグネットは、フェライトにてポールピースにネオジウムディスクを使用することでよりリニアな動作を実現。中心部の金属製のフェーズプラグは、コイルの熱対策にも効果を発揮する。各パーツには新設計の高剛性なガラス繊維強化樹脂製のバスケットに取り付け、剛性と良好なダンピングを両立したとのこと。

本体カラーにはブラック、ウォールナット、ホワイトの3色を用意する。周波数特性は40Hz-23kHz(-6dB)/ 33Hz-25kHz(-10dB)、能率は87dB@2.83V/1m、クロスオーバーは2,700Hz、平均インピーダンスは6Ω以下。外形寸法は250W×491H×385Dmm、質量は16kg。

本体カラーは全3色をラインナップ

別売りの専用スピーカースタンド「ES14N STAND」(187,000円/ペア)も用意する。支柱部は4層の木材を組み合わせ、ES14Nのキャビネットと同様に最新世代のダンピング・グルーで接着している。

トッププレートはビチューメン層を挟み込んだ2層のスチール・プレート、ボトムプレートはアジャスタブル・スパイクを固定可能な重厚スチール・プレート。スタンドはスピーカー本体とボルト固定が可能なため落下の心配がない。外形寸法は250W×515H×350Dmm、質量は15kg。専用スタンドとのセットモデル(880,000円/ペア)も展開する。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 連載:世界のオーディオブランドを知る(10)総合音響メーカー「ヤマハ」の歴史を紐解く
2 【ミニレビュー】デスクトップオーディオにもスピーカースタンドが効果的!Kanto Audio「SP9」
3 テクニクス1200シリーズ用 高音質重量ベースキットなど注目のオーディオパーツが登場
4 VGP審査員が激賞。PARADIGM「Founderシリーズ」は“初めてのハイエンドスピーカー”に最適!
5 ハイセンス×横浜DeNAベイスターズのシナジーで野球をさらに盛り上げる!50年来のファン、小原由夫氏がスタジアム裏に潜入
6 液晶テレビはソニーのRGB Mini LED搭載の新フラグシップ「K-65XR90M2」が初登場1位<ビジュアル&関連製品売れ筋ランキング6月>
7 本格ホームシアターは「インストーラー」で変わる。4社・8拠点「ホームシアターグループ」再始動
8 ノア、Sonus faber/Laboratoriumの一部製品を9/18より値上げ
9 シャオミ、ワイヤレスウーファー同梱の「デスクトップスピーカー Pro Set」。USB/Bluetooth/AUX接続対応
10 TCL、令和8年熊本地震の被災ユーザー向けに修理料金を半額に。テレビやエアコン、生活家電が対象
8/4 12:31 更新

WEB