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公開日 2023/01/27 00:00
768kHz/32bit、DSD512、MQA再生に対応

EARMEN、フルバランス型ポータブルDAC/ヘッドホンアンプ/プリアンプ「ANGEL」

編集部:小野佳希
ユキムは、同社が取り扱うEARMENブランドより、フルバランス型かつポータブルサイズのDAC内蔵ヘッドホンアンプ兼プリアンプ「ANGEL」を2月1日に発売する。オープン価格だが税込143,000円前後での実売が予想される。

ANGEL

最大で768kHz/32bit、およびDSD512(DSD 22.4MHz)をサポートするESS製チップ「ES9038Q2M」を搭載し、MQA再生にも対応。入力にはUSB Type-Cをデータ伝送用と充電用を1系統ずつ(同時使用可)と、S/PDIF(COAX/TOS共用、接続アダプタ付属)を1系統装備し、出力には4.4mmバランスと3.5mmシングルエンドをヘッドホン用、ライン用で各1系統ずつ備えている。なおMQAフルデコーディング認証も取得している。

端子部

DACからアナログ出力まで完全バランス回路で構成。「CH AMP」同様にシングルエンド/バランス信号に等しく作用するというアンプ・トポロジーを踏襲することで、シングルエンドの信号にもノイズや歪みが増えないよう設計したとしている。

EMI(電磁妨害)やインダクタンスを最小にするため、PCBレイアウトを慎重に検討したと説明。これに加え、超低ノイズだというリニア電源の採用により、120dBのダイナミックレンジを実現した。

3,000mAh×2の2セルバッテリーを搭載し、最大7時間の連続使用が可能。 上記のように充電用とデータ伝送用のUSB端子を独立して設けているため、充電しながら連続使用も行える。

サウンド・パワー、音量、ダイナミクスをより高められるというGain+モードも搭載。こうした機能を搭載することで、高感度タイプから低能率タイプまであらゆるタイプのヘッドホンで使用できるとアピールしている。

外形寸法は66W×27H×152Dmmで、質量が340g。1mのUSBケーブル(Type-C to C)が付属する。

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