PR 公開日 2025/11/25 06:30

陽が差す部屋でも色鮮やかな大画面が楽しめる! XGIMIの傑作4Kプロジェクター「HORIZON 20シリーズ」3モデルを徹底レビュー

独自の光学設計で昼間でも快適な「明るい視聴体験」を

まずは定番の4K UHD BD『トップガン マーヴェリック』を暗室環境で視聴する。デフォルトの映像モード「Dolby Visionブライト」の仕上がりが極めて秀逸だ。Dolby Visionコンテンツに対する色の安定感が高く、CH2のテストフライトのパート、屋外の眩しい荒野の質感、格納庫内の陰影も的確に再現する。

暗部階調でも色の安定感と濃密さを維持。思わず有機ELディスプレイのような、外部環境に影響されにくい直視型ディスプレイの視聴体験を思い起こさせるほどだ。定番シーンとして赤の表現にも注目で、基地内の警告灯の赤がビビッドに振り切って飽和することなく抑えが効いている。これは、高輝度とBT.2020カバー率110%という広色域を完全にコントロール下に置いた証といえるだろう。

映像モードは「標準」「映画」「ビビッド」「ゲーム」「スポーツ」「ハイパワー」の6モード。Dolby Vision
ならびにIMAX Enhancedは入力信号を検知して自動で切り替え

続いて、Netflixで『グラスハート』(Dolby Vision対応)を視聴。EP3終盤、海上の夜間ライブシーン。テレビ収録用の強烈なスポットライトと、夜の海の漆黒が同一画面に映し出される。描写は圧巻だ。黒は沈みつつ、海面のディテールは残るし、強烈なスポットライトは眩いほどの光を放ちながらも白飛びせず、その中で暗闇に浮かぶ主人公たちの肌の質感、衣装のディテールまで克明に描きわける。これはもはや、従来のプロジェクターの枠を超えた強烈なHDR体験そのものだ。

YouTubeのビデオ映像『Uzbekistan 8K HDR 60p』(4K/HDR)では、その実力がさらに際立つ。冒頭の夜景シーン、暗闇に浮かぶ建物の明かり、その暗部の丁寧な階調表現と明部との強烈なコントラストは絶品だ。続く室内、扉が開き、陽の光が差し込むシーンでは、その木漏れ日の眩しさに思わず目を細めそうになる。

画質の詳細設定画面。ゲーミング向けのスペックや機能も充実しており、1msの入力遅延(フルHD/240Hz)、VRR、ALLMなどに対応

同じ画質設定のまま照明を付けても十分な画質で楽しめる点も、これまでにない視聴体験であった。5,700ルーメン(ISO)のポテンシャルを持ちながら、それを単に画面全体の明るさアップだけには用いず、画質チューニングも重視。とくに色の安定感、漆黒の沈み込みとハイライト表現のコントロールには、使いこなしに成熟を感じさせる。

窓のない部屋だが、明るい会議室でも映像が楽しめることを確認

ほか2モデルも秀逸なパッケージング、有力な選択肢に

次に同じコンテンツをHORIZON 20 Proで視聴してみた。輝度は4,100ルーメン(ISO)となるものの、この数値であっても業界トップ級の性能であることを強調しておきたい。

実際に視聴してみると、その画質は間違いなく一級品だ。YouTube『Uzbekistan 8K HDR 60p』を見ると、最上位モデルのような強烈な驚きはないが、色彩の安定性、そして映像の品位までも思想をしっかりと受け継ぐ。3色(RGB)レーザーの真骨頂である暗部での色の安定性も健在で、明るい部屋でも十分に視聴できるパワーがある。

HORIZON 20も同様だ。3,200ルーメン(ISO)の本機は、上位2モデルと比較すれば順当な差こそあるものの、プロジェクターとしてのパッケージングは極めて優秀。レンズシフトと光学ズームまで使えることを考えると、コストパフォーマンスの優秀さも再認識させられる。

3モデルの主な違いは、X-Master レッドリングレンズの搭載。HORIZON 20のみ非搭載だが、レンズシフト機能(垂直±120%/水平±45%)は備えている

また、シリーズ共通で搭載するHarman Kardon製スピーカーの音質も完成度が高い。たとえば『トップガン マーヴェリック』では、スクリーン方向の空間の定位と音の立体感を再現した上で重厚な低音を再現してくれるし、『グラスハート』のライブシーンでは、ボーカルがフロント方向に確かな実体感を伴って浮かぶ。映像と一致したクリアな定位を重視したサウンド設計は、映画鑑賞において非常に好印象だ。

サウンドモードは「標準」「映画」「スポーツ」「ゲーム」「ユーザー」「DTS Virtual:X」の6モード。好みに応じて調整も可能

昼間でも快適かつ高品位な視聴体験を実現できる

HORIZON 20シリーズ、とくにHORIZON 20 Maxは、発表時のスペックに大きな注目が集まっていた。しかし今回実機を検証して驚かされたのは、その圧倒的な輝度を完全に制御下に置き、“有機ELライク” とまで感じさせるほどの卓越した画質の総合的な完成度であった。

これは、XGIMIがレンズや光学エンジンといった画質の心臓部を自社開発するという困難な道を選んだからこそ成し得たものだろう。すべてが高次元で融合した本機は、まさにXGIMIの技術開発力の結晶といえる。

昼間の明るい部屋でも「プロジェクターだから」という妥協なしで視聴できる新世代の4Kプロジェクター。ホームシアター志向のユーザーなら、その画質を体験すべきモデルだ。

[SPEC]
「HORIZON 20 Max」:450,900円(税込)
●投写方式:DLP ●投写デバイス:0.47型DMD ●表示解像度:3,840×2,160 ●レンズ:光学ズーム・オートフォーカスレンズ ●光源:3色(RGB)レーザー ●投写サイズ:65 – 150型(推奨) ●明るさ:5,700ルーメン(ISO) ●騒音:28dB ●スピーカー:フルレンジ×2基 ●実用最大出力:12W+12W ●主な入出力端子:HDMI×2基(eARC/ARC×1基)、光デジタル音声出力×1基、ステレオミニ出力×1基、USB Type-A×2基 ●ワイヤレス:Wi-Fi 6(5GHz/2.4GHz)、Bluetooth Ver 5.2 ●消費電力:280W ●外形寸法:298W×249H×190Dmm ●質量:約5.4kg

「HORIZON 20 Pro」:349,900円(税込)
●投写方式:DLP ●投写デバイス:0.47型DMD ●表示解像度:3,840×2,160 ●レンズ:光学ズーム・オートフォーカスレンズ ●光源:3色(RGB)レーザー ●投写サイズ:65 – 150型(推奨) ●明るさ:4,100ルーメン(ISO) ●騒音:28dB ●スピーカー:フルレンジ×2基 ●実用最大出力:12W+12W ●主な入出力端子:HDMI×2基(eARC/ARC×1基)、光デジタル音声出力×1基、ステレオミニ出力×1基、USB Type-A×2基 ●ワイヤレス:Wi-Fi 6(5GHz/2.4GHz)、Bluetooth Ver 5.2 ●消費電力:230W ●外形寸法:298W×249H×190Dmm ●質量:約4.9kg

「HORIZON 20」:289,900円(税込)
●投写方式:DLP ●投写デバイス:0.47型DMD ●表示解像度:3,840×2,160 ●レンズ:光学ズーム・オートフォーカスレンズ ●光源:3色(RGB)レーザー ●投写サイズ:65 – 150型(推奨) ●明るさ:3,200ルーメン(ISO) ●騒音:28dB ●スピーカー:フルレンジ×2基 ●実用最大出力:12W+12W ●主な入出力端子:HDMI×2基(eARC/ARC×1基)、光デジタル音声出力×1基、ステレオミニ出力×1基、USB Type-A×2基 ●ワイヤレス:Wi-Fi 6(5GHz/2.4GHz)、Bluetooth Ver 5.2 ●消費電力:180W ●外形寸法:298W×249H×190Dmm ●質量:約4.8kg

背面端子は共通。写真はHORIZON 20 Max
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電源端子は背面下のスタンド部に。ケーブル着脱可
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リモコンも共通

(提供:XGIMI株式会社)

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