• ブランド
    特設サイト
PR 公開日 2022/09/16 06:30

まさに“プレミアム”な音、静寂のノイキャン。ゼンハイザー「MOMENTUM 4 Wireless」は大胆進化を遂げた

従来モデルと比較レビュー
山本 敦
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ゼンハイザーの “プレミアムシリーズ” に名を連ねる新しいワイヤレスヘッドホン、「MOMENTUM 4 Wireless」が発売された。デザインを大きく刷新して、アクティブノイズキャンセリング機能と音質もブラッシュアップした最新の注目機をレポートする。


外観も中身も刷新した新時代のフラグシップモデル



本機は2019年に発売されたワイヤレスヘッドホンのフラグシップ「MOMENTUM Wireless」の後継機だ。ゆったりサイズのイヤーカップで耳を覆うアラウンドイヤースタイルを継続しながら、デザインを大きく変えた。

「MOMENTUM 4 Wireless」(実売予想価格:税込54,890円前後)。ブラックとホワイトの2色をラインナップする

装着状態や周囲の環境ノイズに対して自動で効果を最適化する、ハイブリッド方式のアダプティブノイズキャンセリング機能を新たに搭載した点にも注目だ。

ダイナミック型ドライバーの口径はMOMENTUM Wirelessと同じ42mm。詳細は明かされていないが、振動板には新しい素材が使われている。入力信号に対するレスポンスと耐久性能を高めたという。本機のドライバーはゼンハイザーが歴代プロフェッショナル向けモニターヘッドホンを開発してきたアイルランドの工場で設計・製造されている。

本体の構造イメージ。ドライバー口径は前モデルから踏襲するが、振動板には新素材を採用する

アコースティックの面では、ドライバーをバッフルに角度を付けて搭載した。ヘッドホンを装着した時に耳に対して平行になる向きでドライバーが対面することで、鮮度の高い音が耳へダイレクトに届く。

BluetoothはaptX adaptiveコーデックにも対応。また付属ケーブルにより、3.5mm端子での有線接続も行える

通信とオーディオコーデック、その他の制御に関する処理はクアルコムによる前作からアップデートされたBluetoothオーディオSoCチップが行う。さらに別途、DACとアクティブノイズキャンセリングの処理に専用チップを搭載する。上述のとおり、ユーザーがヘッドホンを装着している状態や、周囲の環境音にアクティブノイズキャンセリングの効果を自動で最適化する機能を追加した。この効果については、後ほどMOMENTUM Wirelessとの比較を交えてレポートしたい。

本体には合計8基のマイクを内蔵する。ノイズキャンセリングと通話に特化したマイクを載せたことで、MOMENTUM Wirelessよりもそれぞれの品質が向上した。マイクユニットはノイズ低減の効果も高いMEMSマイクだ。

装着した際にマイクが口元に向くように開口部が設けられている

新しいMOMENTUM 4 Wirelessの装着感と操作性を確認しよう。

前機種のMOMENTUM Wirelessは、初代のMOMENTUMシリーズのヘッドホンからレトロなデザインを受け継いできた。それに比べると、新モデルではかなりコンテンポラリーなデザインになった。ヘッドバンド表側のテクスチャーは、ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 3」の充電ケースと雰囲気を合わせている。

左が「MOMENTUM Wireless」、右が新モデルの「MOMENTUM 4 Wireless」。デザインが大きく変更されている

次ページサウンド/ノイキャン性能をチェック

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
2 Amazon Prime Videoの人気8チャンネルが2ヶ月間99円に!GW期間中キャンペーン
3 「キャリブレーション」で4Kテレビの真価を引き出す!有機ELと液晶モデルで実践してみた結果
4 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信
5 オスカー受賞『ゴジラ-1.0』4K UHDをフラゲ!特典盛りだくさんのパッケージ開封の儀
6 Beats、ブランド史上最小の完全ワイヤレス「Solo Buds」。ケースにバッテリー非搭載
7 ソニー、4スピーカーで立体音響を実現するシアターシステム「HT-A9M2」。新スピーカーで高音質化
8 コンパクトでハイコスパ、そして音が良い! Kanto Audio「YU2」がデスクでのスピーカー再生を楽しくする
9 明るく低遅延な4Kプロジェクター「X300G」がゲームプレイに最適!映像モードもゲームジャンルに最適化
10 クリプトン、内部配線材と吸音材を強化したピアノ仕上げ・密閉型スピーカー「KX-0.5P II」。バイワイヤリングも対応
5/1 11:17 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX