公開日 2018/07/18 07:30

【第213回】外音と音楽、両方聞こえてホントに便利! 『耳を塞がなイヤホン GP 2018』

[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域
イヤホン界の新ジャンル「耳を塞がなイヤホン」?

敏感なるイヤホンファン諸氏はお気付きのことだろう、遮音性だけがもてはやされた時代が終わりを告げつつあることに…。今や遮音性の無さを、外音を自然に存分に取り入れることを売りにしたイヤホンたち、いわば「耳を塞がなイヤホン」が続々と登場し始めているのだ!

集合写真!

Sony Mobile「Xperia Ear Duo」実売3万3000円程度
ambie「ambie wireless earcuffs」実売1万3000円程度
BoCo「BT-5」実売予想1万6500円程度


マジ寿!Sony Mobile「Xperia Ear Duo」

外音主役!ambie「ambie wireless earcuffs」


骨伝導!BoCo「BT-5」

遮音性が有る方が良いのか、無い方が良いのか、これには絶対的な答えはない。音楽リスニングに没頭したければ、外の音をできるだけ遮断してくれた方が好ましいし、ランニングユースなら周囲への注意ということからして、高すぎる遮音性は避けられるべき要素となる。

都会の街の音なんてうるさいだけだから、音楽だけ聴こえて欲しいという時もあれば、街の音も自然に聞きながら、音楽もBGM的にスッと流れていてほしいという時もある。

長めの電車移動などで完全に一人の時間であれば、高い遮音性で自分の世界を囲って音楽に浸りたい。ちょっとした外出でコンビニのレジでのやりとり程度なら、イヤホンを外さなくてもそのままいける緩さがほしい…などなど、時と場合、また用途や気分によって、遮音性の有無、どちらが好ましいかは変わってくる。

それならば、有無の「無」が好ましい場面に向けた製品もあってしかるべきではないか?最近では、その点に着目して提案してくる製品が充実してきた。そしてそれらの製品において、遮音性の無さと同時に注目すべきもう一つのポイントは、「遮音性を無くしつつ、音漏れは低減」に成功している製品もあるということ。

ぶっちゃけ、遮音性下げるだけならそんな難しいことではないように思えないだろうか?隙間やら穴や空ければいいだけじゃない?

しかしそういうやり方ではその隙間や穴からの音漏れが増大してしまう。それは周りとしては迷惑だし、周りへの迷惑を気にしながらでは使う本人も快適ではない。そこでその課題への対処も求められるわけだ。

なお遮音性を確保したまま随時あるいは任意で外の音も聞こえてほしい!という方は「ノイズキャンセリング+外音取り込み機能」タイプのイヤホンをチェック。

……というわけでまずいきなりだが、そのあたり含めて「耳を塞がなイヤホンとしての性能」をチェックした。


注目点をいくつかピックアップしておくと、以下のようなところ。

●AirPodsでさえも「筆者感覚での普通の音量」では音漏れは目立たなかった
●外音の聞こえやすさ会話のしやすさは、周囲が騒がしい環境で差が出やすい
●総合点で比べるとどのモデルもAirPodsと同じ、あるいは上回った

実際の製品選びではこの耳を塞がなイヤホンとしての素養に加えて、使い勝手や音の好みなども加えて総合的に判断することになる。

次ページ独自音声アシスタント機能付で機能性も高い「Xperia Ear Duo」

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