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公開日 2023/11/09 12:30

ビクター、“ウッドコーンスピーカー”搭載のコンパクトな一体型オーディオ機「EX-DM10」

BluetoothはaptX HDやaptX LLにも対応
編集部:小野佳希
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JVCケンウッドは、ビクターブランドより、木を振動板とする独自の「ウッドコーンスピーカー」を搭載したコンパクトコンポーネントシステム「EX-DM10」を11月中旬に発売する。オープン価格だが税込5万円前後での実売が予想される。

EX-DM10

同社が長年展開している、振動板に木材を使用した独自のウッドコーンスピーカーを搭載。フルレンジのウッドコーンスピーカーとしては歴代最小サイズとなる6cmのスピーカーを新開発することで、一体型ウッドコーンオーディオのシリーズ最小となる幅34cmのコンパクトサイズを実現した。一方で、ウッドコーンスピーカーによって、自然で美しい響きと豊かで広がりのある音楽空間を実現したともアピールしている。

Bluetooth、USBメモリー、外部音声入力による音楽再生に加え、FM/AMラジオも搭載。外部音声入力はアナログRCA端子に加えて、最大192kHz/24bitのハイレゾ信号に対応する光デジタル入力端子も備えている。また、USBメモリーからの音楽再生も最大192kHz/24bitに対応している。そのほか端子類にはヘッドホン出力も装備している。

本機のリモコン

ウッドコーンスピーカーでは、振動板は従来のカバ材を引き続き採用する一方で、センターキャップには新たにチェリー材を使用。これによって音の明瞭度を向上させたという。

また、スピーカーのユニット磁気回路の後部にウッドブロックを装着し、装着位置の最適化によりダクトから生じる不要な高域成分を制御。これにより重心の低い低域再生と美しい響きを実現したとも説明している。

加えて、エンクロージャー内部には、2020年12月から展開している上位機「EX-D6」で採用している特許出願中の反射板と補強桟を配置。剛性を高めると同時に、スピーカーユニット後方から排出される音を反射板により斜め前方&上方に拡散することで、音場が狭まりがちな小型一体型システムでも広い音場空間を表現できるよう配慮している。

さらに、ボトムシャーシ固定部およびリアパネルに、種類の異なるさまざまな銅メッキネジを採用。さまざまな組み合わせの中から最適配置をすることで、音の立ち上がりや歯切れの改善を図るなど、様々な面で高音質化を狙っている。

Bluetoothはバージョン5.1で、コーデックはハイレゾ相当のデータ量をワイヤレス伝送できるaptX HDと、遅延が少ないaptX LL(LowLatency)にも対応。コーデックではそのほかSBC、AAC、aptXに対応している。また、Bluetooth接続に合わせて電源オンになるBluetoothスタンバイ機能も装備している。


USB端子とヘッドホン端子は前面に配置して使いやすさに配慮。ラジオ放送や外部入力のUSBメモリーへの録音機能も備えるほか、FMラジオはワイドFM(FM補完放送)にも対応している。なおUSBメモリーへの録音は128kbpsまたは192kbpsのMP3形式となる。

デザイン面では、様々なインテリアや部屋によりなじみやすいよう、ナチュラルウッドをベースカラーとした明るいカラーリングのデザインを採用。天板には、ブランドを象徴する「犬のマーク」をプリントしている。

そのほか、1曲/全曲/フォルダ内全曲が選べるリピート再生、プログラム再生、ランダム再生や、Once(1回)/Daily(曜日)が指定できるタイマー再生とタイマー録音機能も装備。指定した時間で自動的に電源が切れるスリープタイマーや、15分間操作がないと自動的に電源が切れるオートパワーセーブ機能も備えている。

実用最大出力は10W+10W (JEITA 4Ω)で、外形寸法が335W×115H×191Dmm、質量が3.0kg。 リモコンやACアダプター、FM簡易型室内アンテナ、AMループアンテナなどが付属する。

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