公開日 2023/04/06 10:03

ソニー、実売2万円を切るノイキャン搭載完全ワイヤレス「WF-C700N」

ノイキャン非搭載モデルよりもコンパクトに
編集部:成藤 正宣
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ソニーは、ノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホンのエントリーモデル「WF-C700N」を、2023年4月21日に発売する。価格はオープンだが、市場では18,000円前後での実売が想定される。

「WF-C700N」(ラベンダー)

同社では初となる、実売2万円以下の価格帯に投入するノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホン。価格を抑えながらもノイキャン機能を備えた一方で、2021年に発売したノイキャン非搭載のエントリーモデル「WF-C500」から、イヤホン本体/ケース共にさらなる小型軽量化も実現した。

ソニーでは初となる実売2万円以下のノイキャン搭載完全ワイヤレスイヤホン

ノイキャン非搭載モデル「WF-C500」(右)よりもイヤホン/ケース共に小型軽量化を実現

統合プロセッサー「V1」や、2つのマイクとアルゴリズムを用いて高精度にノイズを打ち消す「デュアルノイズセンサーテクノロジー」といった、上位モデルが採用する独自技術こそ搭載しないものの、ノイキャン性能は同価格帯の中でも高水準だとアピール。マイク部には “風切り音低減構造” を採用し、外音取り込みや通話の音質も高めているという。

上位モデルのノイキャン技術は搭載しないものの、風切り音低減構造など設計の工夫により同価格帯の中では高いノイキャン性能を備えたとする

音質面についても、「LinkBuds S」と同様の独自開発5mmダイナミックドライバーや、圧縮音源をCD音源相当までアップスケールする機能「DSEE」を搭載。高域から低域までバランスが取れ、ボーカルがクリアに聴き取れる音作りを行ったとする。

専用アプリ「Headphones Connect」にも対応し、イコライザーによる音質カスタマイズも可能。20段階の外音取り込みレベル調整や、位置情報に基づきノイキャン/外音取り込み/イコライザーを自動的に切り替える「アダプティブサウンドコントロール」などの機能も利用できる。

イヤホン本体は押し込み式のボタンやIPX4等級の防滴性能を備え、連続再生時間はイヤホン単体で最長約7.5時間、充電ケース併用で約15時間。BluetoothコーデックはSBC/AACをサポート。360 Reality Audio やSound ARといった立体音響コンテンツにも対応する。

Android端末/Windows PCとそれぞれ簡単にペアリングできる「Fast Pair3.1」「Swift Pair」にも対応。そのほか、今年夏頃に実施するソフトウェア・アップデートにより、2台の端末と同時ペアリングできるマルチポイントに対応予定。加えて、イヤホン本体のボタンの “4回クリック” により音量操作が可能となる。

カラーバリエーションはラベンダー/セージグリーン/ホワイト/ブラックの4色をラインナップ。人肌になじみやすいトレンドの “くすみカラー” を採用、さらに高級感を感じさせるマットな表面仕上げを施している。

肌なじみの良い“くすみカラー” 4色をラインナップ。小型軽量なためジェンダー問わず使いやすいとする

イヤーピースはシリコンタイプの「ハイブリッドイヤーピース」が3サイズ(SS/M/LL)付属。パッケージは環境への配慮を進め、プラスチック完全フリーの梱包を採用する。

環境に配慮したプラスチックフリーパッケージを採用

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