公開日 2016/10/23 08:11

<ヘッドホン祭>CYBERDRIVE、4K&ハイレゾDAP「Seiun ProX」出展/TakeTは音場活性装置入りプラグ

奏KaNaDeの新インシュレーターなど
編集部:小澤 麻実
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10月22日から開幕した「秋のヘッドフォン祭2016」。本稿ではパイオニア、CYBERDRIVE、オーディオデザイン、TakeT、奏KaNaDe、mimimamoのブースについてレポートする。

パイオニア


パイオニアのブース
パイオニアのブースでは、ハイレゾのワイヤレス再生なども可能なオールマイティ・コンポ「Stellanova」を出展(レビューはこちら)。USB-DAC内蔵プリメインアンプ「APS-DA101J」をヘッドホンアンプとして使うスタイルなどをアピールしていた。


CYBERDRIVE

CYBERDRIVEは、クラウドファンディングサイトIndieGoGoで出資を募っていたハイレゾDAP「Seiun ProX」を出展。こちらは384kHz/32bitおよび11.2MHz DSDの試聴に加え、4K映像の視聴にも対応するのが特徴(ただしディスプレイはフルHD)。対応するビデオフォーマットは、MPEG 1/2, MPEG4, H264/AVC/MVC, H265/HEVC, Google VP8, VC-1, Motion JPEG。価格は499ドルとなる。

Seiun ProX


なお同社は最近日本国内の代理店と契約。今後は量販店などの店頭でも同社製品を購入できるようになるそうだ。


オーディオデザイン

オーディオデザインは、ポータブルDAC「PEHA-200」の試作機を出展した。発売は10月とアナウンスされていたが、少し遅れるとのこと。代わりに完成イメージのモックを用意。外観は仮だが、サイズや持ったときの質量は製品版と同程度とのこと。

PEHA-200

本機は2.5mm4極バランス出力に対応。ポータブルタイプながらDACチップには据え置き型に用いられる「ES9018S」を採用したことが特徴となっている。同チップは大きな電力を必要とするが、クロックを工夫することで、連続使用時間の延長を実現したという。約1.5時間で90%の充電が可能で、連続使用時間は低速クロックモード時で約12時間。


TakeT

テイクティは、同社のサウンドステージ・アクティベーター「Take T-SA」に搭載した音場活性装置を組み込んだ、イヤホン/ヘッドホン用の接続ケーブル「TakdeT-SAC」を出展していた。

サウンドステージ・アクティベーター「Take T-SA」

こんなふうにプレーヤーとイヤホンの間に接続するだけでOK

「頭の周りに散らかった音を自然な音場にする」というもので、電源は不要。挿すだけで使用できる。

発売は来年1月予定で、予価5,000円。会場では特別価格による販売を行っており、試聴してその場で購入していったユーザーもいた。


奏KaNaDe

奏KaNaDeは、新しいスピーカー用インシュレーターを参考出展していた。11月頃に発売予定で、ペア32,000円(税込)。最終研磨は人の手で行うため、一日に2ペアしか製作できないのだという。インシュレーターの両端で厚みの誤差は数ミクロンしかないとのこと。

奏KaNaDeの新しいスピーカーインシュレーター(写真手前)

8種類の素材を混合することで幅広い周波数に共振点を持ち、生々しい音再生に貢献するという

同社のインシュレーターは8種類の素材を混合することで幅広い周波数をカバーし増幅できるため、より生々しい音になるというのが特徴。この素材は5年間かけて2,000種類もの素材の配合を少しずつ変えて辿り着いたのだという。

新モデルは三点支持ではなく、広い一点支持でスピーカーを支える方式。背面には非対称なスリットを入れ、床に振動を伝えないようにしている。


mimimamo

ヘッドホンカバー「mimimamo」をアピール。今回も、mimimamoのヘッドホン対応表に載っていないヘッドホンを持って行ってテストするとそのまま製品がプレゼントされるキャンペーンが行われている。

mimimamoブース

今回も対応表にないヘッドホンが持ち込まれたという

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