• ブランド
    特設サイト
公開日 2007/05/25 16:54

オンキヨー、HDMI1.3a搭載の次世代フォーマット対応AVアンプ2機種を発売

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

TX-SA805

フロントパネルには次世代フォーマットのロゴが並ぶ
オンキヨー(株)は、HDMI ver.1.3aに対応し、ドルビーTrueHDやDTS-HDなどのデコードに対応した「TX-SA805」「TX-SA605」を6月16日より発売する。価格はSA805が189,000円(税込)、SA605が84,000円(税込)。国内でHDMI ver1.3に対応したAVアンプが正式発表されたのは両機が初めて。


TX-SA805

TX-SA605(S)

TX-SA605(N)
TX-SA805、TX-SA605 共通のHDMI機能

ver.1.3aに対応したHDMI端子を搭載した7.1ch対応AVアンプ。各チャンネルの定格出力は、SA805が180W、SA605が120W。

HDMI1.3aに対応したことで、BDプレーヤーやHD DVDプレーヤーから出力される「ドルビーデジタルプラス」「ドルビーTrueHD」「DTS-HDハイレゾリューションオーディオ」「DTS-HDマスターオーディオ」などのビットストリーム入力に対応。各フォーマットのデコーダーを搭載しており、最大7.1chの音声をデコードし出力することが可能だ。

また映像に関しては、1080pに加え「ディープカラー」信号の伝送にも対応している。

HDMIの拡張規格である、機器制御用の信号「CEC」にも対応し、周辺機器との連動操作にも対応した。同規格に対応したテレビやレコーダーなどとHDMIケーブルで接続することで、電源ON/OFFの連動や、基本操作などを1つのリモコンで行うことが可能となる。同社ホームページでは、パナソニック製 ビエラリンク対応テレビ「ビエラ」およびDVDレコーダー「ディーガ」を、5月25日現在の対応機種として公表している。

TX-SA805のリアパネル

TX-SA805のフロントパネル

TX-SA605のリアパネル


TX-SA805 セパレート内部構造

上位モデルSA805は、従来機の構造を一新し、プリアンプ/パワーアンプ部のセパレート構造を採用。プリ、パワー、電源を独立して配置することで、相互のノイズの影響などを排除している。パワーアンプ部には、新設計パラレルプッシュ・プル回路や左右のチャンネルを対称に配置するシンメトリー構造を採用している。また、電源部とパワー部の経路を最短化して、アンプの能力を左右する電力供給能力を大幅にアップさせているという。また、冷却ファンの振動から発生するノイズ低減のため、独自開発のファンスタッドを新たに採用している。

その他、TI社製32bit DSPを3基を搭載するほか、バーブラウン社製24bit/192kHz DAコンバーター「PCM1796」を採用するなど、細部にこだわった設計を採用している。

手前から電源、パワー、プリと独立

パワーブロック部には7ch分のアンプが並ぶ


TX-SA805、TX-SA605 共通のその他の仕様

デジタル信号からアナログ信号を生成する際の特有のノイズを除去する「VLSC」回路を搭載をするほか、信号の大きさの基準となるグランド電位の安定化を図るなど、音質向上を図っている。各種入力映像信号は、アップコンバートしてHDMI端子よりすることが可能だ。

また、オートスピーカーセットアップ「Audyssey 2EQ」機能やバーチャルサラウンド機能「Theater-Dimensional」、映像と音声のズレを補正するAVシンク機能なども搭載。SA805についてはTHX Ultra2認定も取得している。


【問い合わせ先】
オンキヨー株式会社
コールセンター
TEL/050-3161-9555

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ブランドONKYO
  • 型番TX-SA805
  • 発売日2007年6月16日
  • 価格¥189,000(税込)
【SPEC】●定格出力:全チャンネル180W(6Ω、20Hz〜20kHz、0.05%以下THD) ●実用最大出力:全チャンネル230W(6Ω、JEITA) ●全高調波歪率:0.05%(1kHz、定格出力時) ●周波数特性:5Hz〜100kHz/+1、-3dB(Direct mode) ●SN比:110dB(LINE、IHF-A) ●トーンコントロール最大変化量:±10dB/20Hz(BASS)、±10dB/20kHz(TREBLE) ●スピーカー適応インピーダンス:4Ωまたは6Ω〜16Ω ●コンポーネント映像周波数特性:5Hz〜100MHz ●HDMI端子:入力3/出力1 ●映像入力端子:D端子3、コンポーネント端子3、Sビデオ端子6、コンポジット端子6 ●映像出力端子:D端子1、コンポーネント端子1、Sビデオ端子2、コンポジット端子2 ●音声入力端子:デジタル6(光3/同軸3)、アナログ11(2ch 10/7.1ch 1) ●音声出力端子:デジタル1(光)、アナログ3(2ch 2/7.1ch 1) ●スピーカー出力端子:7(バナナプラグ対応) ●ヘッドホン端子:1 ●RS232端子:1 ●RI端子:1 ●消費電力:660W ●外形寸法:435W×194H×458.5Dmm ●質量:23.0kg
  • ブランドONKYO
  • 型番TX-SA605
  • 発売日2007年6月16日
  • 価格¥84,000(税込)
【SPEC】●定格出力:全チャンネル120W(6Ω、20Hz〜20kHz、0.08%以下THD) ●実用最大出力:全チャンネル185W(6Ω、JEITA) ●全高調波歪率:0.08%(1kHz、定格出力時) ●周波数特性:5Hz〜100kHz/+1、-3dB(Direct mode) ●SN比:106dB(LINE、IHF-A) ●トーンコントロール最大変化量:±10dB/50Hz(BASS)、±10dB/20kHz(TREBLE) ●スピーカー適応インピーダンス:4Ωまたは6Ω〜16Ω ●コンポーネント映像周波数特性:5Hz〜50MHz ●HDMI端子:入力2/出力1 ●映像入力端子:D端子3、コンポーネント端子3、Sビデオ端子5、コンポジット端子5 ●映像出力端子:D端子1、コンポーネント端子1、Sビデオ端子2、コンポジット端子2 ●音声入力端子:デジタル5(光3/同軸2)、アナログ8(2ch 7/7.1ch 1) ●音声出力端子:デジタル1(光)、アナログ3(2ch 2/7.1ch 1) ●スピーカー出力端子:7(バナナプラグ対応) ●ヘッドホン端子:1 ●RI端子:1 ●消費電力(電気用品安全法技術基準):450W ●外形寸法:幅435×高さ174×奥行き377mm ●質量:12.1kg
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」、4/26からの放送・配信予定
2 売価アップも品薄も問題にしないアキュフェーズの強さに感服 <販売店の声・売れ筋ランキング3月>
3 ソナスの新製品スピーカー「Lumina II Amator」が鋭い立ち上がり <ハイファイオーディオ売れ筋ランキング3月>
4 Prime Video、『ゴジラ-1.0』ほかゴジラ邦画実写全30作品や、Prime独占EP配信の『岸辺露伴は動かない』第4期など5月配信
5 ゲオ、43V型で4万円を切る狭額縁デザインの4K液晶テレビ
6 Anker、最大半額セールを楽天で実施中。完全ワイヤレスイヤホンは割引でさらにポイントアップも
7 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信。公開生放送の観覧受付開始
8 KEF、「LS60 Wireless」など一部スピーカー製品を値下げ。4月25日より
9 スカパー!、スティック型ストリーミング端末「スカパー!+(プラス)ネットスティック」を新開発
10 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
4/26 10:36 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX