公開日 2006/11/01 18:03

東芝、“VARDIA”スタンダードタイプの160GBモデルを発売

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RD-E160
(株)東芝は、HDD+DVDレコーダー“VARDIA”シリーズの新製品として、エントリーユーザー向けに使いやすさを高めた「RD-E160」を12月上旬に発売する。価格はオープンだが75,000円前後での販売が予想される。

本機は、11月上旬に発売される「RD-E300」(関連ニュース)のハードディスク容量を160GBに変更した低価格機。地上・BS・110度CSチューナーと地上アナログ放送を各1基ずつ装備し、デジタル×アナログの同時録画が可能。筐体は新シャーシを採用した薄型構造を採用している。

出力端子は、RD-E300に搭載していたHDMI端子が本機では省略されている。映像出力端子は、ビデオ、S1端子、D4端子を各1系統ずつ装備する。

DVDドライブはカートリッジ対応のDVDマルチドライブで、DVD-R(DL)の8倍速記録に対応する。

地上アナログモデル“カンタロウ”シリーズのシンプルな操作性をRDシリーズに投入した、エントリーモデルという位置づけ。従来のリモコンに加え、キー数を抑えた「シンプルリモコン」を同梱。初めてDVDレコーダーを使うユーザーでも迷わずに操作が行える。

また、各種操作の入り口となる「スタートメニュー」を用意し、誰でもかんたんに基本機能を使いこなせるよう工夫した。さらに、購入して初めて使うときは「はじめての設定」機能が起動。画面に沿って操作していくことで、受信する放送の選択からテレビの画面形状、インターネットや電話回線の接続設定などを設定できる。

使い勝手を高めるべく、GUIも改良した。EPGは従来の横型に加えて縦型表示にも対応し、新聞のラテ欄風の表示も可能になった。縦型表示では、表示する局数を4/6/8chの3形式から選択できる。

また、 テレビ放送の受信中に画面下部に番組表等の表示が可能な「見ながら番組選択」機能を搭載した。放送を見ながら選局、次番組予約、HDDに録画した番組の再生が行える。

番組本編だけをまとめて再生する「おまかせプレイ」も強化した。リモコンに専用ボタンを用意し、押すだけで自動的に本編のみのプレイリストを作成して再生を開始する。できあがったプレイリストはダビングに使うこともできる。

同時にチャプター分割の名称も、旧「本編自動チャプター分割」を「マジックチャプター/本編」、旧「マジックチャプター分割」を「マジックチャプター/ シーン」と改めた。本編と本編の変わり目を自動でチャプター分割する「マジックチャプター/本編」では、精度もGOPレベルに向上させ、繋ぎ目にCMが一瞬入ることを低減した。

そのほかGUIでは、フォルダ名を入力しなくても、「見たら消す」「重要」などあらかじめ用意された単語をクイックメニューから選択するだけでフォルダ設定ができる「かんたんフォルダ名設定」、フォルダ内のタイトルをまとめてゴミ箱に移動する「まとめてゴミ箱へ」、未視聴の番組にNEWマークを表示する機能など、細かな改善点を積み重ねている。

ダビング機能も強化。画面に沿って操作すると、「ダビング方向の決定」「記録モードの決定」「ダビングタイトルの選択」「ダビング前の確認」の4つのステップで作業を進められる「かんたんダビング」機能を新搭載した。

さらに両機は、インターネット経由でクリップ映像をダウンロードする「動画ダウンロード」機能を業界で初めて搭載。DVDの告知映像や映画の予告編、ビデオクリップなどのダウンロードサービスが予定されている。番組ナビの「おすすめサービス」に入り、「とっておき広場」に入ることで、ダウンロードするタイトルを選ぶことができる。ダウンロードしたコンテンツは見るナビの「クリップ映像」フォルダー内から再生することができる。なお、ダウンロードした映像のダビング、ムーブはともに行えない。

【問い合わせ先】
東芝DVDインフォメーションセンター
TEL/0120-96-3755

(Phile-web編集部)

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製品スペックを見る
  • ブランドTOSHIBA
  • 型番RD-E160
  • 発売日2006年12月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格75,000円前後)
【SPEC】●HDD:160GB ●受信チャンネル:地上/BS/110度CSデジタル、地上アナログ ●入力端子:ビデオ2、Sビデオ2、2chアナログ音声2 ●出力端子:ビデオ1、Sビデオ1、D4端子1、2chアナログ音声1、光デジタル音声1 ●その他端子:LAN端子、電話回線端子 ●消費電力:37W ●外形寸法:430W×67H×347Dmm ●質量:5.6kg
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