アキュフェーズ、ヴォイシング・イコライザー第6世代機「DG-78」。DSP刷新でフルデジタル信号処理
アキュフェーズは、グラフィックイコライザーに自動音場補正(ヴォイシング)機能を内蔵したデジタルヴォイシングイコライザーの第6世代機「DG-78」を7月上旬に発売する。価格はオープンだが、予想実売価格は1,078,000円前後。
「DG-78」は、最先端のデジタル・テクノロジーによって誕生したとするデジタルヴォイシングイコライザー。第6世代となる本機では、最新のDSPによる性能の向上や、ディスプレイのデザインを刷新してスタイラスペンの操作性も大幅に向上したという。
DSPはアナログデバイセズ製の40bit浮動小数点演算DSP「ADSP-21565」を搭載。384kHzまでのあらゆる入力信号を、ダウンサンプリングすることなく処理できるようになった。
音場補正のヴォイシングは、内蔵の信号発生器から音場測定用のワーブルトーンを発生させ、音場空間を通過した信号を付属のマクロホンで計測する。人間の話声や騒音などの雑音を自動的に排除して、精度の高い補正が可能だという。
自動測定・補正が可能なオートヴォイシングコースでは、スピーカーと部屋の特性を活かしたSMOOTHと、フラットな特性になるよう調整するFLATの目標特性を用意。好みの音を求めて徹底的に音場補正を追求できるマニュアルヴォイシングコースも用意されている。
任意の周波数帯域を指定して音場を創成するイコライザーでは、付属のスタイラスペンか、カーソルキーでカーブを描くことで設定できる。ヴォイシングで補正した周波数特性を同時表示しながら調整することも可能。
1/3オクターブの35バンド・リアルタイム方式で周波数成分を表示するスペクトル・アナライザーは、ヴォイシングとイコライザーの調整機能と独立。重ねて表示することで特性を活かしたイコライジングができるとしている。
目標特性と補正前/後の周波数特性、イコライザーカーブなどをまとめて1つのデータとして保存することが可能。本体には最大30件まで保存可能で、USBメモリーにバックアップして別個体にデータを移行することもできる。また、新たにメモリーを1つずつ消去する機能も搭載した。
A/Dコンバーターには旭化成エレクトロニクス製32bit「AK5578EN」を4回路並列駆動で採用しており、サンプリング周波数は最大352.8kHz/32bitをサポート。
D/AコンバーターはESSテクノロジー製32bit「ES9028PRO」を8回路並列駆動で、MDS方式におけるI-V変換回路の動作を改良し、より高い性能を発揮できるという「MDS++方式」を採用。サンプリング周波数は384kHz/23bitをサポートする。
XLR/RCA各1系統ずつのアナログ端子と、HS-LINK/光/同軸各1系統ずつのデジタル端子を入出力双方に搭載。HS-LINK Ver.2に対応するため、HS-LINKケーブル1本でSACD/CDどちらの信号も伝送可能。
外形寸法は465W×161H×397Dmmで、質量は15kg。OFC導体採用の5芯電源ケーブル「APL-1」とリモコン「RC-340」が付属する。
























