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公開日 2015/09/02 17:14

LINNのターンテーブル「AKURATE LP12」でビートルズを聴くイベント9月12日開催

GLANCE主催「LINN LOUNGE」
ファイル・ウェブ編集部
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オーディオ・ビジュアルショップ「GLANCE」は、LINN製品を使ってビートルズのアナログ音源を聴くイベント「LINN LOUNGE presents The BEATLES」を9月12日に五反田にて開催する(チケットの購入はこちら)。


「いいオーディオシステムを使って、お酒やおつまみと一緒にいい音楽を楽しもう」というイベント。なおGLANCEは「LINN LOUNGE」と題したイベントを和歌山や東京で定期的に行っており、これまでキンクスやダフトパンク、エリック・クラプトンなどの有名アーティストを取り上げてきた。今回はいよいよ、ビートルズの楽曲をLINNの高品位システムで体験できる内容となる。

12日に使用するシステムは、スピーカー「EXAKT AKUDORIK(2,300,000円/ペア、税抜)」とネットワークオーディオプレーヤー「EXAKT AKURATE DSM(650,000円/税抜)」を予定。そして、ターンテーブルには「AKURATE LP12(970,000円/税抜)」を用意する。

EXAKT AKUDORIK

EXAKT AKURATE DSM


LINN AKURATE LP12
AKURATE LP12は、LINNが創業したきっかけでもあるターンテーブル。2013年には、ウィスキーメーカーHighland ParkとコラボレーションしたLINN設立40周年記念バージョンも限定発売されていた(関連ニュース)。GLANCEでは、今回ビートルズのレコードをプレイするこのAKURATE LP12の魅力を、同社公式コラムページで5つのポイントに分けてわかりやすくアピールしている。以下に内容をご紹介したい。



>>LINNのターンテーブル、LP12が驚くほど音が良い5つのポイント(GLANCE公式サイトより)

【ポイント1】4ヶ月を経て完成するターンテーブル

安価なレコードプレーヤーはダイキャスト製のプラッターをひっくり返すと裏側にいくつかの穴が空いています。これは、金型に溶融した金属を流し込む、所謂鋳物です。短時間で効率よく生産出来る反面、プラッターとして使う場合に重さのばらつきが出易いので、穴をあける事である程度のバランスを取っています。しかし、LINNはこの様な方法では精度が出ないと言う事が分かっているので、素材を含めて全く異なる製造方法なのです。LP12のプラッターはアルミ、錫、コバルト、マグネシウム、亜鉛の特殊合金。7段階/約4ヶ月の切削工程を経て、1枚1枚丁寧に造られます。歪みを嫌って、各工程の間は金属をゆっくりと休ませ、さらに切削を重ねるという手法を守り続ける事で、オーディオ機器として異例の精度を達成。また共振によるプラッターの鳴きは、インナーとアウターの2重プラッターとして共振を打ち消す巧みな方式を採用する事で、LP12のプラッターの究極の精度とバランスが実現しました。

真横から見たLP12。

【ポイント2】1点のみで接する軸受け

ターンテーブルがノイズなく回転するためには、センタースピンドル(軸)とそれを受けるハウジングの精密さ、両者の摩擦ノイズ回避が不可欠です。12段階にも及ぶ工程を経て、高硬度バイト刃用炭素鋼から創り出されるスピンドルと、見事に鏡面仕上げされた軸受けにより1点のみで接する“シングルポイント・ベアリング” を考案したLINNは、水平方向のスピンドル支持について、オイルの膜がスピンドルをサポートする“オイルバス” 方式でこれを実現しました。LINNのロゴマークはこの“シングルポイント・ベアリング”を図式化した物です。

【ポイント3】外部はおろか内部の振動まで遮断する機構

LP12のターンテーブルとトーンアームは、本体内部のサブシャーシで固定/一体化され、重要な回転軸とトーンアーム軸そして針先の位置関係を保持します。このサブシャーシは、LP12の決め手とも言えるサスペンション・システムにより本体ボディーとしなやかにフローティング。モーターの振動やスピーカーからのフィードバックを遮断し、高いハウリングマージンを達成しています。針先がレコードの溝から信号を読み取る最高の環境が、これにより確保されるのです。


【ポイント4】スピード調整の必要が無いモーター

±0.0025mm未満の高い精度で鏡面加工されたプーリーとモーター軸は、圧入されることで、ネジ止めや接着剤では避けられない偏心による歪みを防いでいます。またドライブベルトまでも、プーリーの精度を損なわぬよう均一な厚みで滑らかに造られています。一般に温度変化により起こるスピード変動ですが、LP12はプーリーとインナープラッターに膨張率の等しい金属素材を使うことでこの問題を解決しています。そのため、LP12にはユーザーが行うスピード調整の機能がないのです。


【ポイント5】この精度を1973年に実現し、今でも同じ外観で生産している

2015年の現在においても、LP12の様な精度を保ったターンテーブルはなかなかありませんが、それを今から42年前の1973年にLINNが既に実現していた事から、当時の音楽愛好家がLP12の音を聴いてさぞ驚いただろうと想像出来ます。

1973年と言えばターンテーブルの駆動方式がDD(ダイレクトドライブ)が主流でしたが、その構造から故障した時にモーターを取り替えられない致命的な欠陥があります。LP12の駆動方式はトルクが小さくて滑らかな動作のベルトドライブなので、モーターにトラブルがあっても交換すれば今までの用に問題無く使えます。

LP12は1973年から今でも同じ外観を保ちつつ、軸受け、サスペンション、モーター、電源その他各パーツの改良を重ねながら進化していて、各パーツはどの年代のLP12にも使うことができるため、現行のクオリティーに近づける“アップデート UPDATE”も、各パーツのグレードを上げる“アップグレード UPGRADE”も可能です。


→元記事はこちら



イベントの概要は以下の通りで、司会はGLANCEの松崎圭志氏が務める。また、ゲストスピーカーとしてsh Garage DJの芹沢孝広氏と、『僕のビートルズ音盤青春記』(音楽出版社)の著者でイラストレーターの牧野良幸氏が登場予定だ。定員は40名。参加チケットは下記から購入できる。

【イベント概要】

LINN LOUNGE PRESENTS The Beatles
〜英国王室御用達ブランドの音響システムで、極上の音楽体験を。〜

・日時:2015年9月12日(土)
    13:30開場、14:00開始、16:00終了(予定)
・場所:CONTENTZ(コンテンツ)
    東京都品川区西五反田1-13-7 マルキビル503
    http://contentz.jp/about/
・会費:一般 1800円、CONTENTZ会員 1,300円、高校生以下 500円、未就学児 無料(税込/軽食・ワンドリンク付き)
・チケットの購入はこちら
http://linn-tokyo-beatles.peatix.com/

【使用機材】
▼スピーカー
LINN EXAKT AKUDORIK(2,300,000円/ペア、税抜)

▼ネットワークオーディオプレーヤー
LINN EXAKT AKURATE DSM(650,000円/税抜)

▼ターンテーブル
LINN AKURATE LP12(970,000円/税抜)

【問い合わせ先】
GLANCE
TEL/0736-60-8904

CONTENTZ
TEL/03-5436-1321(有限会社ノオト)

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