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公開日 2019/07/16 06:00
【特別企画】進化した「BASHテクノロジー」アンプを搭載

小型・多機能・高音質・・・時代が求めるアンプの姿がここに。ELAC「DS-A101-G」を聴く

生形三郎

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ELAC(エラック)「DS-A101-G」(関連ニュース)は、2017年に登場したコンパクトなプリメインアンプ「EA101EQ-G」の後継機である。BASHテクノロジーが採用されたアンプ部を刷新すると共に、今回新たに、Roon Readyに対応するネットワーク再生機能や、Spotify Connectなどのストリーミング再生機能を搭載。サブウーファー出力や、スピーカー出力とサブウーファー出力の統合を最適化する自動調整機能までも有する。良質なオーディオ再生から映像音声再生までをコンパクトに融合させたその性能に迫ってみたい。

「DS-A101-G」(138,000円・税抜)

音質も機能も進化した、コンパクトなプリメインアンプの最新モデル

まずは、本機のプロフィールと位置づけを簡単にご紹介しよう。本機は、ELACのスピーカーはもちろんのこと、様々なスピーカーとの組み合わせまで想定した高い汎用性を持つアンプとして開発された。薄型かつスタイリッシュな、わずか2.8kgの軽量ボディに、スイッチング電源部を持つ独自のアンプ回路「BASHテクノロジー」による80W+80W/8Ωの出力を搭載している。

本体前面

背面端子部

各種デジタル入力に加えて、専用アプリによるスマートフォンやタブレット端末からの本体操作にも対応。サブウーファーとのクロスオーバー周波数と位相を最適化するAuto Blend機能を持つことも特長だ。

天面はゴムになっている

リモコンはコンパクト

前モデルからの進化ポイントでもっとも注目したいのは、やはりネットワーク再生への対応だろう。デジタル入力が、前モデル同様の同軸/光入力やBluetoothに加えて、本機ではこれまでのUSB入力の代わりに、無線及び有線ネットワーク入力を装備。UPnPやRoon Readyに対応するネットワーク再生機能や、Spotify Connect、そしてAirPlayなどに対応した。

金属製のボリュームノブなど質感は高い

前面には有機ELのディスプレイを搭載。表示はアプリから書き換えも可能

これにより、ローカルネットワーク上のライブラリから、音楽ストリーミングサービスまでと、いっそう現時代的な音楽リスニングスタイルへの対応を果たした。

ハイレゾの細部描写をバランスよい音色感で紡ぎ上げる

それでは、早速本機のサウンドや使い勝手を実際に探っていきたい。試聴環境だが、スピーカーには、7月から500本限定で発売されたエラック「BS312 Jubilee」を接続してアンプの駆動力を確認した。

ネットワーク経由でハイレゾ音源を再生

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