トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > レビュー記事一覧

公開日 2017/04/25 10:48
人気フォノEQが最新モデルへ進化

全てを一新したiFIオーディオの最新フォノEQ「iPhono2」を田中伊佐資氏が体験!

季刊・アナログ編集部

前のページ 1 2 次のページ

中身は大幅にブラッシュアップ。電源も強化され待望の登場

iFi-Audio「iPhono2」(フォノイコライザー/¥74,000・税別)

「あれ? これ新しいの?」と新しくなったiPhono2を手にとって率直な感想を述べる田中氏。ブランド設立3年ほどにも関わらず圧倒的なハイ・コストパフォーマンスで人気を集めたiFIオーディオのフォノEQ、iPhonoを高く評価した田中氏に「iPhonoが新しくなって“2"になるんですけど、興味がありませんか?」と連絡すると「もちろん」との返事が。

旧iPhonoと新しくなったiPhono2を見比べる田中氏。最初はその外観の変更のなさに驚いていたが……

しかし、いざ持ち込むと外観の変更がほとんどないことに多少面食らった様子だ。しかし、裏面を見るとそこにはきちんと「iPhono2」の文字。「えーっと、本当にこれ何か変わったの?」という声を横に早速、田中氏のシステムに接続。再生するや否や「これはなんていうか、音楽的な表現力が明らかに上がってますね」と、試聴の姿勢が急に前のめりになった。

そもそもiPhonoは、カートリッジに対する多彩なロードインピーダンス切り換えを始めとした豊富な機能を持つコンパクトなフォノイコライザーだ。昨今、大きな話題を呼んでいるイコライザーカーブについても火付け役といえる存在で、RIAAに加えDECCA、COLUMBIA、eRIAA、IECといったステレオLP時代のカーブに対応。特に、「世間的にRIAAへ統一されたと言われている1980年頃までも、実はさまざまなイコライザーカーブが使われていた」という開発者、トルステン・レッシュ博士の主張は大きな話題となった。そうした他のブランドにはない先進性と独創性を盛り込んだアナログ機器が、iPhonoだったのだ。

 外観には大きな変更はないものの、この度iPhono2となるにあたり中身は大幅に変更。基盤のほとんどがアップデートされている。田中氏が手持ちの旧iPhonoと比較するとその違いは明らか。「回路そのものがかなり変わっていますね。iFIのロゴが入ったパーツも加わってるんですね」と田中氏。実はiPhono2へのアップデートは当初マイナーチェンジ程度に留める予定だったというが、開発を進めるにつれ回路は大幅に変更。もはや全くの最新モデルといえるほどの改良が行われたという経緯がある。

外観に大きな変更はなし。ただし電源は従来の9Vから15Vへとアップデートされていることがひと目で分かる

iPhono2(写真左)と旧iPhono(写真右)の基板の比較。遠目でみても使用されるパーツはもちろん、回路デザインが異なることが分かる。J-FETチップはバーブラウン製へと変更され、S/Nの向上やダイナミックレンジの改善などを実現している

電源も旧バージョンの9Vから15Vへアップされるなど、根本的な部分から見直された新モデルなのだ。

エネルギーはそのままにより明確な表現を実現

前のページ 1 2 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「ニチレイレディス」6/19から3日間の放送・配予定
2 NTTソノリティ、耳を塞がない集音器「cocoe Ear」一般発売開始。テレビ向け送信機も同時発売
3 音楽の熱量や快感までも引き出す。コスパ抜群、FOCALのアクティブスピーカーの可能性は無限大!
4 テレビの映りが悪い!真っ先に確認したい3つのポイント
5 7畳に4K/100型&5.1.4chを実現!Dolby Atmos対応の本格シアター
6 濃厚なアナログ・テイスト、aurender15周年記念の旗艦ネットワークプレーヤー「A1」の音楽性
7 <HIGH END>WiM、初のサウンドバー「WiM Bar」発表。ドルビーアトモス対応、リアスピーカーも追加可能
8 ヤマハの振動板技術が北日本音響のスピーカーユニットに採用。9cmフルレンジユニット「MS-TAMANEGI」
9 ゼンハイザー初のイヤーカフ型イヤホン「ACCENTUM Clip」。LDACにも同社初対応
10 Google、Gemini搭載の新スマートスピーカー「Google Home スピーカー」
6/19 10:49 更新

WEB