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公開日 2026/01/18 07:00
「庭先などでアクティブに使って欲しい」

<CES>AWOLの新型プロジェクター「Aetherion」、開発背景をエンジニアに訊く!

麻倉怜士

アメリカのフロリダにマーケティング拠点、中国は深センに技術開発拠点を置くプロジェクター開発企業Valerion Technology USA。ValerionとAWOLの2ブランドを展開している。その開発スタッフにCESで発表された最新プロダクト、AWOL「Aetherion」の開発背景を訊いた。



左から創業者で社長のアンディ・チョウ氏、麻倉怜士氏、技術開発担当のイーソン氏


CESでは新製品の4K RGBレーザー光源・超短焦点プロジェクター「Aetherion」シリーズを見た。上からMax(3300 ISOルーメン)、Pro(2,600 ISOルーメン)、そして特別版「special edition」の3モデルで展開する。Dolby Vision、HDR10+、IMAX Enhancedに対応し、最大200インチまでの投写が可能。



Aetherionシリーズの最上位「Aetherion Max」。輝度は3300 ISOルーメン。エッジが尖ったシャープなフォルムが強く主張する 


昨年末に、創業者で社長のアンディ・チョウ氏にインタビューする機会があった。そこで特に感銘を受けたのが、以下の言葉だった。


「私は映画が大好きで、自宅にホームシアターをつくろうと思い立ちました。そこでワンチップの小型DLPプロジェクターを10台ほど買ってみたのですが、どれもほんとうに画質が悪く、がっかりしました。それなら、自分で作ってしまおう、と。“B to C”という言葉がありますが、私の場合は“B to Me”なんです」。

そこで旧知の深センの映像エンジニア、イーソン氏と共同で立ち上げたのが、Valerion Technology USAというわけだ。


そのイーソン氏に、テスラのサイバートラックのような角張ったデザインが強烈に存在を主張している最新のAetherionシリーズについて解説してもらった。



4KRGBレーザー光源・超短焦点プロジェクター「Aetherion」シリーズ。手前がMax、右がPro、左がspecial edition


「AetherionはAWOLの超短焦点プロジェクターの第2世代製品です。角ばったデザインがクールでしょう。200インチスクリーンにクリアに投射するため、レンズには大いにこだわり、ゴーストを徹底的に減らした光学系を新設計しました。EBL(Enhanced Black Level)技術により、フレームごとに明暗を分析し、ネイティブ・コントラスト比は論理値の6,000対1から60,000対1まで向上させました。カラーブレーキング(色割れ)ノイズにも効果的に対処しています」。


ブースでは、その明るさ、コントラストの良さを活かした明所での投映や、屋外でも使える防水仕様がデモされた。「Aetherionはとても輝度が高いので、暗所のシアターに閉じ込めず、庭先などでアクティブに使って欲しいですね」とイーソン氏は語った。



150インチスクリーンに投射。明るい環境でも楽しめると謳う


昨年末に、日本ではValerionのハイエンドモデル「Vision Master Max」のクラウドファンディングを開始し、いま好調に推移している。このクラファンは2月27日まで実施されている。


会場でも、Vision Master Maxに超マニアが自作したアナモフィックレンズを装着した一品を受付の机に展示。マニアから愛されていることをさりげなくプレゼンしていた。Aetherionも大いに楽しみだ。



マニアが自作したアナモフィックレンズを装着したVision Master Maxも展示


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