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公開日 2023/12/15 14:16
ブランド初ヘッドホンアンプ「Full Score one」は2024年Q1発売

Austrian Audio、約40万円の開放型プレミアム・リファレンスヘッドホン「The Composer」

編集部:成藤 正宣
エムアイセブンジャパンは、同社が取り扱うAustrian Audioから、開放型プレミアム・リファレンスヘッドホン「The Composer」、およびアナログヘッドホンアンプ「Full Score one」を、本日12月15日より順次発売する。価格はいずれもオープン。

今年10月に開催されたイベント「秋のヘッドフォン祭 2023」にて国内初公開された製品が、正式に発売を開始するかたち。直販サイト「MUSIC EcoSystems STORE」での取り扱い価格、ならびに各製品の発売時期は以下の通り。

・開放型ヘッドホン「The Composer」:396,000円/2023年12月15日発売
・アナログヘッドホンアンプ「Full Score one」242,000円/2024年Q1発売予定

「The Composer」

「Full Score one」

「The Composer」は、オーディオ愛好家からミュージシャン、エンジニアまで、新たなステージのプレミアム・リファレンス・サウンドが体感できるとする開放型ヘッドホンのフラグシップモデル。

ドライバーユニットとして「Hi-X49 DLCドライバー」を搭載。ブランド独自の「Hi-X(ハイエクスカーション)テクノロジー」を採用するドライバーユニット中では最大径の49mmを誇り、エアフローを高めつつ強力な磁場をもたらすリング・マグネットシステムを装備。振動板にはダイヤモンド・ライク・カーボンをコーティングすることで、プレミアムモデルにふさわしいリニアな周波数特性と、オープンかつ正確な高解像度サウンドを再生可能だとしている。

独自の「Hi-Xテクノロジー」を採用したドライバーユニットとしては最大径の「Hi-X49 DLCドライバー」を搭載

非常に精巧なメカニカル・デザインを採用し、通気性に優れたメッシュ製ヘッドバンド、角度調整が可能なイヤーカップ、マグネットで強力に吸着する着脱式プレミアム・イヤーパッドなどを搭載。質量は385gに抑え、長時間使用でも極上の装着感が味わえるという。

ケーブル着脱にも対応しており、端子にはオープンな規格のバナナ・プラグを採用。バランス接続をサポートするだけでなく、ケーブルの自作も可能とした。同梱のケーブルは、長さ3m/3.5mmプラグ、長さ3m/XLRプラグ(4ピン)、長さ1.4m/4.4mmバランスプラグの3種類が用意される。

ケーブル着脱端子にバナナプラグを採用する

再生周波数帯域は5Hz - 44kHz、インピーダンスは22Ω、感度は112dBspl/V、THDは0.1%以下(@1kHz)。

「Full Score one」は、リスニングからミキシング/マスタリング用途まで視野に入れて開発したというブランド初のヘッドホンアンプ。

急峻なトランジェントを精密に再現する独自技術「TTT(トゥルー・トランジェント・テクノロジー)」を搭載。キックドラムのスナップや、ギターの弦を弾くプラッキングなども、録音そのままのディテールで再生できるという。本機能はオン/オフの切り替えが可能。

Austrian Audio初のアナログヘッドホンアンプ「Full Score one」

信号経路はICチップを使用しない完全ディスクリート設計で、クラスBバイアスのトリプル・エミッター・フォロワー出力ステージ、ハイスピードのコンプリメンタリ・プッシュプル・ゲインステージ、カスコード・パラレル差動入力ステージを備えた、広帯域で完全バランスの電圧フィードバック回路を採用。あらゆる出力レベルと周波数帯域においてTHDを最小化した。

完全ディスクリート設計で徹底的にノイズを抑え込んだ

ファンレス設計のパワフルなリニア電源も搭載。The Composerとの組み合わせはもちろん、10Ωの低インピーダンスから300Ω以上の高インピーダンスヘッドホンまで駆動可能だとしている。

ヘッドホン出力として6.3mmフォーン×2/XLR(4ピン)×1、入力端子としてRCA 1系統/XLR 1系統を搭載。電力帯域幅は5Hz - 1MHz、THDは0.0005%(@1kHz、全負荷時)、最大スルーレートは200V/μs、最大出力電圧(5Hz - 20kHz)は19dBV、9Vrms@0.01%THD。推奨最大負荷は10Ω - 600Ω。最大消費電力は25W。質量は2.8kg。

背面にRCA/XLR入力を1系統ずつ搭載

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