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公開日 2023/09/14 07:00
2021年発売モデルの後継

JBL、ワイヤレスヘッドホンの新フラグシップモデル「JBL TOUR ONE M2」。音質とパーソナライズ機能を強化

編集部:松永達矢
ハーマンインターナショナルは、JBLブランドよりワイヤレスオーバーイヤーヘッドホンのフラッグシップモデル「JBL TOUR ONE M2」を9月22日(金)に発売する。価格はオープンだが、同社オンラインストアの実売価格は39,600円(税込)。

「JBL TOUR ONE M2」ベージュ

2021年に発売された「TOUR ONE」の後継となるワイヤレスオーバーイヤーヘッドホン。外部の物理的な要因によって引き起こされる本体からの音漏れを自動で検知して、ノイズキャンセリングレベルをリアルタイムで補正する「リアルタイム補正」など、前モデルの基本的性能を踏襲しつつ、多数の新機能を搭載したアップデートモデルとなる。カラーはブラックとECサイト限定のベージュの2色を用意する。

ユニットにPU(ポリウレタン)とLCP(液晶ポリマー)振動板を採用した40mm径ダイナミックドライバーを採用。本構成は前モデルを踏襲するが、中〜高域を強化したチューニングや独自アルゴリズムによる「JBL空間サウンド」技術の搭載、低音量でも低域と高域両方を網羅した忠実度の高いイコライジングなど、JBLらしさを体現したサウンドテクノロジーが実装される。

日本オーディオ協会がライセンスする「Hi-Res Audio」認証を取得しており、有線接続時には、より高解像度で臨場感のあるハイレゾサウンドを楽しむことができる。

通常カラーのブラック

サウンドパーソナライズ機能は、現在提供される専用アプリ「JBL Headphones」のあらゆる新メニューに対応。年齢や性別、聴覚経験値など、個人の聴覚特性に合わせて各バンドの測定ポイントを測定し、精細なサウンド補正を行う「Personi-Fi 2.0」、周囲の環境音をあえて15〜20dB増幅し、電子補聴器的な役割を付与する「パーソナルサウンドアンプリフィケーション機能」、Bluetoothに接続せずにノイズキャンセリングをオンにできる「サイレントナウ」といった機能を適用できるようになった。

ノイズキャンセリング機能は、車の走行音や飲食店での人の話声など、人間が最も敏感に聴き取るとされる中音域帯において、前モデル比で約3倍となるノイズキャンセリングレベルの向上を実現させた。前モデルで好評を博した「リアルタイム補正」を引き続き搭載。なお、リアルタイム補正機能オフの際は、周囲の状況やユーザーの好みに応じて「JBL Headphones」アプリ上から7段階のノイズキャンセリングレベル調整が可能になっている。

本モデルからの新機能として、高度な内蔵音声認識アルゴリズムによる「スマートトーク機能」を搭載。ハウジングに備えられたマイクユニットにより、装着時にユーザーの発話を検知して、自動的にトークスルーを起動する。会話が終了すると音楽とノイズキャンセリングが自動再開されるため、突然話しかけられた際や、手がふさがっていて操作ができないシチュエーションにおいて効果的だと同社はアピールしている。

「スマートトーク」機能実装のため、ハウジングに検知用マイクを新たに装備

連続再生時間はANCオフ時で最大約50時間、ANCオンの場合は最大約30時間となる。10分の充電で約5時間の再生が可能な急速充電にも対応する。

Bluetoothはバージョン5.3でアップデートにてLE Audioに対応予定。コーデックはSBC/AAC、プロファイルはA2DP 1.3.2 AVRCP 1.6.2 HFP 1.7.2をサポートする。前モデルでは対応のなかったマルチポイント機能も新たに搭載される。

イヤーパッドについても前モデルからアップデートが図られているとのことだ

周波数特性はパッシブで10Hz - 40kHz、アクティブで10Hz - 22kHz、付属品として充電用USB Type-Cケーブル、オーディオケーブル、キャリングケース、フライトアダプターを同梱する。

また、本製品の発売を記念して、JBL各公式ストア(Amazon、JBL Store(横浜)は対象外)にて、本製品を予約するとJBLロゴ入りトートバッグを予約特典としてプレゼントするキャンペーンを実施する。対象となるのは、製品の発売前日となる9月21日(木)の予約購入分まで。賞品は製品の購入から2週間以内に別送される。

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