トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2021/04/02 18:58
MotherAudioがクラウドファンディング実施中

世界初、秒速1万m超の伝搬速度を持つ“ピュアボロン”振動板採用イヤホン

編集部:成藤 正宣
北日本音響(株)は、自社ブランドMotherAudioから、ピュアボロン振動板を採用した世界初のダイナミック型イヤホン「ME5-BORON」を発表。クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて早期購入プロジェクトを開始した。期間は2021年6月10日までだが、すでにクラウドファンディング目標金額は達成している。

通常価格は36,900円(税込)で、GREEN FUNDINGでは数量限定で早期割引価格にて購入可能。発送は2021年8月中旬より順次開始予定。一般販売は未定としている。

MotherAudio「ME5-BORON」

80年代後半のスピーカー等に用いられていた「ピュアボロン(B4C)」を、イヤホンの振動板素材として世界で初めて採用。ピュアボロンは秒速10,000mを超える音の伝搬速度と適度な内部損失を兼ね備えた、振動板として理想的な特性を持つ素材だと同社は説明。音の立ち上がりが良く高解像度、かつ素材固有の音が乗らない、素直なサウンドを実現できるという。

80年代のスピーカー等に用いられていた「ボロン」を、イヤホンの振動板として世界で初めて採用

今回搭載したイヤホン用ピュアボロン振動板は、独自のボロン開発技術を持つ美濃窯業(株)との共同開発、およびボロン振動板の開発にも携わっていたというスピーカーエンジニアの協力を得て実現したもの。美濃窯業の独自製法により、伝搬速度は従来のボロンをうわ回る秒速12,500mまで高めている。

ハウジングは真鍮削り出しで、表面はニッケルグロッシーコート仕上げ。その一方、従来モデル「ME5」の部品をベースに開発することで価格の抑制も図っている。

ハウジングは真鍮削り出し/ニッケルグロッシーコート仕上げ。従来モデルの部品をベースにすることでコストも抑えたとのこと

MMCX端子によるケーブル着脱にも対応。付属ケーブルは銀メッキ高純度単結晶無酸素銅導体を採用し、アコースティック楽器の質感や明瞭度を高めている。また、タッチノイズ防止の観点から耳掛け装着を推奨しており、ケーブルにも曲げ加工を施している。

付属ケーブルは銀メッキ高純度単結晶無酸素銅を採用。耳掛け装着しやすいよう、イヤホン側の先端はカーブしている

再生周波数帯域は5Hz - 20kHz、インピーダンスは16Ω、感度は105dB/mW。質量は6.8g。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB