ブリスオーディオ、ブランドの理想を追求した9ドライバー/トライブリッドイヤホン「IBUKI」
ファイルウェブ編集部Brise Audio(ブリスオーディオ)は、同ブランドとして初めて手掛けるケーブル着脱対応のユニバーサルイヤホン「IBUKI」の受注販売を開始した。直販価格は1,000,000円(税込)で、発送開始は2026年6月下旬以降を予定する。
発売を記念し、チャコールブラック+ゴールド(PVD)の特別仕上げを施した全世界50台限定モデル「Launch Edition」もラインナップ。直販サイト販売分はすでに完売している。
IBUKIは、“ケーブル着脱可能なユニバーサルイヤホン” というフォーマットにおいて、同ブランドが理想とする最高峰のサウンドを具現化したというハイエンドイヤホン。
「お気に入りのライブラリを時間を忘れていつまでも聴いていられるような、生き生きとしたサウンド」をイメージしたといい、空気が塊となって押し寄せるような実体感のある低域と、空間に解き放たれた一音一音が滑らかに浮かび上がる繊細さを追求。同ブランドのポータブルヘッドホンアンプ「WATATSUMI」とのマッチングも考慮したとのこと。
優れた強度/硬度を持ち、共振による音の濁りや不要な響きを抑制する64チタン(Ti-6Al-4V)製の筐体に、片側あたり3種類/計9基のドライバーユニットを内蔵。
低域には、8mm LCP振動板ダイナミックドライバー2基を搭載。適度な柔らかさと制振性を兼ね備える金メッキOFC製リングチャンバー内に、2基を向かい合わせに対向配置することで、振動板の動作によって生じる振動を互いに打ち消し合う構造を採用する。これにより、 密度がありながらも圧迫感を抑え、より楽しく没入感を得られる弾むような低域を再生するという。
中低域にはSonion製BAドライバーを1基配置し、低域と滑らかに繋がりつつボーカルの温かみや楽器の胴鳴りを豊かに描写。中域/高域には、Knowles製BAドライバーをそれぞれ2基ずつ搭載。BAならではのトランジェントを活かし、一音一音をくっきり浮き上がらせつつ、歯擦音のような刺激的な音は抑制した。また高域用BAは、並列ではなく直列に接続することでノイズフロアの低減を図っている。
超高域には、静電トゥイーター(EST)を2基搭載。音場の広がりや空気感を増し、リアリティのあるサウンド再現を狙っている。
各ドライバーは、3Dプリント技術を活用した音導管一体のドライバーユニットホルダーで固定し、それぞれの音をシームレスに統合。従来のビニールチューブなどを用いる構造では実現困難だった複雑な形状により、各ドライバーの出力を最適なタイミングとバランスで合成するとしている。
これに加え、温度変化による影響が少なく高精度で安定した薄膜抵抗によるアッテネーターや、クセがなく周波数特性の良いフィルムコンデンサーなどの高品位部材を用い、5ウェイのパッシブクロスオーバー回路を構築。各ドライバーの音圧バランスを整え、信号を濁り無く伝達するという。
ほか、各ドライバーユニットおよびEST用のトランスの表面にはHCNTと特殊電磁波吸収素材を貼り付け、外部ノイズやドライバー間干渉を低減。ダイナミックドライバー背面にはフェルト吸音材を配置し、他のドライバーに悪影響をおよぼす筐体内反響を抑え込んでいる。
64チタン筐体の表面にはPVDコーティングを施工。傷付きを防ぎつつ、肌なじみの良いサラッとした質感に仕上げた。耳掛け用のステンレスワイヤー入りTPE製イヤーハンガーも備え、ケーブルの重量や引っ張りによる筐体の回転ズレを防止する。イヤーハンガーの曲がりや角度は手で調節が可能。
ケーブルコネクターは、日本ディックスが手掛けるOFC製Pentaconn Earを採用。低い接触抵抗により音質ロスを最小化し、ケーブル着脱の繰り返しによる劣化もしにくい堅牢さを持たせた。
付属ケーブルには、本モデル専用チューニングを施した4.4mmバランスケーブル「BSEP for IBUKI」を採用。Quad Spiral構造のブランドオリジナル線材「AKAGANE-35」をベースに、HCNTなど複数素材を組み合わせたシールド層で保護し、力強さと繊細さを両立させたとしている。イヤホン本体と調和するよう、64チタン製の金属パーツやブランド独自の特殊銅合金製プラグも投入した。
ほかアクセサリーとして、本革製キャリングケース、AZLA「SednaEarfit Max」イヤーピース6サイズ、Ultra Suede製ケーブルクリップ、ベロア巾着袋などを同梱する。
再生周波数帯域は5Hz - 50kHz、インピーダンスは約11Ω(1kHz)。なお本モデルは、4月25日に開催されるイベント「春のヘッドホン祭 2026」にて実機展示を予定する。
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