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公開日 2025/06/18 18:11
USB電源ユニットなど追加した特別仕様もラインナップ

SOtM、初のDiretta対応ネットワークオーディオサーバー「sMS-2000」

編集部 : 伴 修二郎

ブライトーンは、同社が取り扱うSOtM(ソム)ブランドのネットワークオーディオサーバー「sMS-2000」を発売する。ラインナップと価格は以下の通り(表記いずれも税込)。


・「sMS-2000」(ブラック/シルバー): 2,090,000円
・「sMS-2000PS」銀線仕様:2,310,000円/銅線仕様:2,288,000円
・「sMS-2000PSMC」銀線仕様:2,970,000円/銅線仕様:2,948,000円



「sMS-2000」


sMS-2000は、SOtMブランドが10年以上にわたる綿密な準備を経て開発した、“ハイエンドオーディオの新たな基準を確立する先進技術” を搭載したと謳うネットワークオーディオ用サーバー。


通常モデルに加えて、LAN/USB用電源ユニット/DC Yケーブル(LANおよびUSBボードへの電源供給用)付の「sMS-2000PS」と、マスタークロック/LAN/USB用電源ユニット/DC Yケーブル/クロックケーブル付の「sMS-2000PSMC」という特別仕様モデルもラインナップ。また特別仕様モデルでは銀線仕様/銅線仕様の2種類を選択することができる。


システムの中核には、数多くのユーザーから高い評価を得ているというオーディオ専用マザーボード「sMB-Q370」と、クロックモジュール「sCLK-EX」を採用。加えてハイエンドオーディオ用に設計されたLinuxベースの「Eunhasu OS」を搭載する。Roon、MPD、DLNAなど様々なオーディオ再生方式に対応し、Diretta出力もサポート。Roon ServerからのDiretta出力も可能となっている。一方で不要な機能は排除し、独自のハードウェア制御を行うことで音質を高めている。



オーディオマザーボード「sMB-Q370」とクロックモジュール「sCLK-EX」を内蔵


このほかにも “比類のない音質を提供する” とアピールする独自のコンポーネントを投入。USBオーディオホストカード「tX-USBx10G」、イーサネットカード「sNI-1G」、ハイエンドATX電源ユニット「sPM-ATX100」とカスタム設計のATX電源ケーブルなどにより、卓越したパフォーマンスを引き出したとのこと。


ストレージは4TBのM.2 SSDを内蔵し、拡張スロットも装備。M.2 SSDを1台、SATA SSDを6台まで追加し、48TB以上のストレージ容量を管理できるとしている。外部端子としてUSB3.1ポート×4とUSB2.0ポート×2、LANポート×1、HDMI×1、DisplayPort×1を装備する。マスタークロック入力は標準で50Ωとなっているが、注文時に75Ωに変更することもできる。



「sMS-2000」背面部。LANボードならびにUSBボードに別電源を追加することもできる


外形寸法/質量は、本体が445W×394H×115Dmm/10?。オプションの電源部が106W×48H×230Dmm/2?、マスタークロック部が106W×48H×245Dmm/1.5kg。

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