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公開日 2020/02/13 15:38
新開発ミッド/ウーファーを採用

Vienna Acoustics、スピーカー「Beethoven Concert Grand/Baby Grand」に“Reference”モデル

編集部:川田菜月
ナスペックは、Vienna Acoustics(ウィーン・アコースティクス)より、スピーカーシステム「Beethoven Concert Grand Reference」「Beethoven Baby Grand Reference」を2月20日から発売する。

「Beethoven Concert Grand Reference」

「Beethoven Baby Grand Reference」

・「Beethoven Concert Grand Reference」 価格:750,000円/1本(税抜)
・「Beethoven Baby Grand Reference」 価格:550,000円/1本(税抜)

Vienna Acousticsを代表するスピーカーとして展開されていた2機種をモデルチェンジ。SEAS社と共同開発した新しいミッドレンジ/ウーファーユニットを採用するなど、ブラッシュアップを図っている。

ミッド/ウーファーユニットには新開発の「コンポジットコーン」を採用。中央の50mmの領域はファブリック素材を用いた逆ドーム型とし、オリジナル素材「X4P」による平面振動板と連結している。X4Pは、ポリプロピレンにグラスファイバーを含む3種類の異なる材料を混合した従来素材「X3P」に対して、新たに異なる素材を追加して混合比を見直すことで、強度にくわえて、さらなる内部損失の適正化を図っている。

またユニットのファブリック素材はオーストリア製の繊維を2重に合わせた織物で、リア側にコーティングが施される。ファブリックまでの面から見えている部分を8mmとし、さらに後方には巨大なボイスコイルを配置した特殊な構造により、指向性が広く、均一に音を届けられるとしている。

ミッド/ウーファーともにフェライトマグネットを採用する。シルクドーム・トゥイーターはScanSpeak製で、上述のコンポジットコーンとの繋がりを重視し、こちらもフェライトマグネットを採用している。

ネットワーク回路には誤差1%未満のポリプロピレン・コンデンサーや金属皮膜抵抗、許容誤差0.7%以下のミッドレンジ/トゥイーターセクションの空芯コイルなどを採用。スピーカー端子なども含めて、使用するパーツはすべて専用設計とのこと。

エンクロージャーは欧州建具の技術を取り入れ、最新のコンピュータ・モデリング技術を用いて精密に設計。可能な限りスリムなデザインに仕上げ、また新たにラウンド形状とすることで音の反射への影響も改善している。

内部には個々のドライバーの再生帯域を考慮した仕切りや連結されたブレース構造を採用。ConcertGrandでは、最下部に配置するウーファーに独立したバックキャビティを設けている。

いずれもRosewood/Cherry/Piano Black/Piano Whiteの4色をラインナップ。サランネットは作曲家の名を冠したComposerシリーズ初となるマグネットタイプとした。

Rosewood/Cherry/Piano Black/Piano Whiteの4色

Beethoven Concert Grand Referenceはバスレフ型の3ウェイ5スピーカー構成で、φ28mm ハンドコーテッド・シルクドームトゥイーターを1基、φ152mmコンポジットコーン ミッドレンジを1基、φ178mmコンポジットコーンウーファーを3基搭載する。周波数特性は28Hz - 23kHz、クロスオーバーは180Hz/2.8kHz(6dB/oct)、感度は90.0dB(2.83V@1M)、インピーダンスは4Ω。外形寸法/質量は205W×1,130H×380Dmm/37.5kg(1台)。推奨アンプ出力は50 - 400W。

Beethoven Baby Grand Referenceはバスレフ型の3ウェイ4スピーカーで、φ28mm ハンドコーテッド・シルクドームトゥイーターを1基、φ152mmコンポジットコーン ミッドレンジを1基、φ152mmコンポジットコーンウーファーを2基搭載する。周波数特性は33Hz - 23kHz、クロスオーバーは180Hz/2.8kHz(6dB/oct)、感度は89.0dB(2.83V@1M)、インピーダンスは4Ω。外形寸法/質量は182W×1,025H×330Dmm/26.0kg(1台)。推奨アンプ出力は50 - 300W。

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