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公開日 2017/05/13 16:45
“高速・等音速”がコンセプト

<OTOTEN>DIATONE、新スピーカー試作機デモに来場者多数。発売は9月頃予定

編集部:押野 由宇
オーディオビジュアルの総合展示会「OTOTEN 2017」が、本日5月13日(土)〜14日(日)にわたって東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催されている。本稿では会場6Fのハイエンドオーディオ関連ブースから、DIATONEのブースについてレポートしたい。

三菱電機エンジニアリングはDIATONEブランドとして、「ブックシェルフ型DIATONEスピーカー」を出展。まだ試作機であり、デザインなどについても変更の可能性があるとしているが、試聴イベントは常に満席となっていた。

「ブックシェルフ型DIATONEスピーカー」の試作機

本機には、高速・等音速をキーコンセプトに同社の技術を投入した「NCV」振動板の最新型「NCV-R」を搭載。NCVとの違いは、カップ積層型カーボンナノチューブ「CSCNT」を採用、その他の樹脂との最適配合を行っている点にあり、剛性を高め、余分な共振を徹底的に抑えた振動板形状を採ったとされる。

ユニットは160mmNCV-Rコーン型ウーファーと30mmNCV-Rドーム&コーン型トゥイーターの2ウェイ構成。振動板を動かすための駆動力を発生させる磁気回路にはダブルネオジム磁気回路を採用し、高磁束密度を維持しながら磁気歪み特性の低減化を図っているという。ウーファーには独自技術「MLCT」を採用することで低音域歪みのエネルギー成分を約1/10に低減したとする。

トゥイーターとウーファーともに「NCV-R」振動板を採用

またウーファーとトゥイーターの磁気回路には、同社が新開発した「ECCT」を採用。磁気回路のプレートを内周から外周にかけてカットすることで、プレートを流れる右回り/左回りの過電流の値を同一化。これにより大幅な音質改善を達成したという。

従来フレームと磁気回路の通常接合では磁気回路が揺れてしまう問題に対し、亜鉛ダイキャストのマグネットカバーを組み合わせた「DMM構造」により対応。トゥイーターには耐熱特性の良い磁性流体を用い、周波数特性を向上させている。出力音圧レベルは88dBで、インピーダンスは4Ω。

背面下部にバスレフポートを備え、シングルワイヤリング接続に対応

キャビネットのフロントバッフルにはフィンランドバーチを36mm厚で採用。塗装はポリエステル樹脂のピアノブラック6層塗装をバフ研磨仕上げとしている。外径寸法は270W×473H×280Dmm、質量は17kg。価格は未定だが、発売時期は9月頃を予定しており、オーディオ専門店だけでなく家電量販店での販売も検討しているとのこと。

【試聴イベントスケジュール】
・5月14日
10:15〜10:55 メーカーデモ
11:00〜11:40 メーカーデモ
12:00〜12:50 山本浩司氏によるポップスのデモ
13:00〜13:50 メーカーデモ
14:00〜14:40 メーカーデモ
15:00〜15:50 篠田寛一氏、堀切日出晴氏による歌謡曲のデモ
16:00〜16:50 メーカーデモ

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