公開日 2026/08/12 10:00

早くもサブスク配信中!『プロジェクト・ヘイル・メアリー』『国宝』『TOKYOタクシー』はお盆休み期間にこそ観たい

Prime Video配信中のオススメ映画3選

勉強・仕事などが忙しくて観に行く時間がなかった。行こうと思っていたら上映が終わっていた。近くの映画館でやっていなかった……etc。理由はさまざまだと思うが、観たい映画を映画館で観ることができなかったという人は少なくないだろう。

映画は映画館で観るのがベストであることは間違いないが、現在は自宅でも配信サービスを駆使してお手軽に名作の数々に触れることができる。お盆休み期間の今、Prime Videoで見放題配信されているオススメの3作品を紹介したい。

繰り返し観る楽しさがある『プロジェクト・ヘイル・メアリー』

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』

映画公開直後はIMAXシアターの座席が軒並み完売となり、リピーターも非常に多かった映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』。アンディ・ウィアーによる世界的ベストセラーを、監督:フィル・ロード&クリストファー・ミラー、主演:ライアン・ゴズリングで映画化した本作は、SFの面白さを凝縮したとも言える快作となった。

主人公グレース(ライアン・ゴズリング)が目を覚ますと、そこは自宅ではない謎の空間。グレースは逆行性健忘によって自分が誰なのか、一体どこにいるのかという記憶すら失っていた。

曖昧だった記憶を手繰り寄せていくと、そこが地球から遠く離れた宇宙船の中であり、自身が中学校の科学教師であったことを思い出す。グレースはなぜ宇宙船の一員となったのか、どうすれば地球に帰ることができるのか。

一切の前情報を入れずに本作を観るのが最大の楽しみ方ではあるが、事前に伝えられる情報として、何度も繰り返し観たくなる、画面を止めて細部まで確認したくなるシーンがとにかく多い一作であるということが挙げられる。特にグレースが出会う“とあるキャラクター”は、観れば観るほどハマってしまう魅力がある。

未見の方はもちろん、2回目こそ楽しめる点が多い作品なだけに、劇場鑑賞済みの方にもオススメだ。

自宅でもじっくり向き合いたい『国宝』

『国宝』(c)吉田修一/朝日新聞出版 (c)2025映画「国宝」製作委員会

実写映画で前人未到の記録となった興行収入200億円超えを達成した映画『国宝』。作家・吉田修一の同名小説を李相日監督が映画化した本作は、任侠の一門に生まれた喜久雄(吉沢亮/黒川想矢)が、抗争によって父を亡くした後に上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎(渡辺謙)に引き取られ、歌舞伎の世界へと飛び込み、“国宝”となっていく姿を描く。

どん底から這い上がる天才・喜久雄と、嫉妬と葛藤を抱える御曹司・俊介(横浜流星/越山敬達)。一方が光れば他方が沈む、太陽と月のような二人の運命が激しく交錯する。

彼らの過酷な人生は歌舞伎の演目と残酷なまでに重なり合い、舞台上の虚構と客席の現実が入り乱れていく。

己の「生」を削ってまで舞台に立つ彼らの執着は、観る者の心を否応なく揺さぶるはずだ。俳優たちがその身を捧げて見出した「景色」とは一体何なのか。

上映時間175分(2時間55分)の長尺ゆえに、普段の忙しい日々では少々敬遠されがちかもしれない。しかし、まとまった時間がとれる休日であれば、それは最高の贅沢へと変わる。

平日の夜に少しずつ消化するのではなく、クーラーの効いた涼しい部屋でゆっくりと腰を据え、一気に世界観に没入するのがおすすめだ。自宅で過ごす大人の贅沢な連休にふさわしい1本だ。

家族三世代で一緒に観られる『TOKYOタクシー』

『TOKYOタクシー』(c)2025映画「TOKYOタクシー」製作委員会

クリスチャン・カリオン監督によるフランス映画『パリタクシー』を山田洋次監督がリメイクした『TOKYOタクシー』。舞台をフランスのパリから日本の東京へと移し、戦後から令和に至るまでの東京の歴史とそこに生きた女性の人生を描き出した。

ぶっきらぼうだが家族思いのタクシー運転手(木村拓哉)と、過酷な過去を背負う老婦人(倍賞千恵子)。タクシーという密室で、前席と後席、見つめる方向を同じくしていた二人の関係は、東京から葉山への寄り道の旅を通して次第に親密なものへと変化していく。

ガラス越しに目を合わせられなかった亡き息子への深い後悔を抱える老婦人が、運転手の背中に何を見たのか。終盤、隔たりを越えて二人の視線が遂に交差する瞬間、温かな感動に包まれるはずだ。

一人でじっくりと向き合うのも良いが、実家に帰省した際、祖父母や両親とともにリビングで鑑賞するのにも最適な作品だろう。物語を通して「この時代はこんな空気だった」と当時の思い出話にも花が咲くかもしれない。世代を超えて共有できる、お盆ならではの特別な視聴体験をもたらしてくれるはずだ。 

そのほか、Prime Videoでは、『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』『ジュラシック・ワールド/復活の大地』『ドールハウス』『木挽町の仇討ち』など公開から間もない話題の作品がラインナップされている。劇場で見逃してしまった方も、もう一度観たい方もお盆休みの今、自宅で映画を満喫しよう。

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