公開日 2014/11/11 11:11

英国Missionのスピーカーシステム「SXシリーズ」を大橋伸太郎が試聴する

【特別企画】フロア型「SX-4」、ブックシェルフ型「SX-2」を徹底検証
英国の伝統あるスピーカーブランド、Missionが日本に再導入される。今回、Missionの上位モデルであるSXシリーズからフロア型「SX-4」とブックシェルフ型「SX-2」をピックアップ。大橋伸太郎がそのサウンドをレポートしていく。


■SXシリーズの2モデルを集中試聴する

スピーカーシステムをめぐる今秋の大きなトピックがイギリスの中堅ブランド、Missionの輸入再開である。しかも新たな輸入代理店がラックスマン。これまでも有力な海外スピーカーブランドを日本に紹介してきた実績があるだけに、日本に上陸する最新製品のパフォーマンスに期待が募っていた。

Missionというブランドのプロフィールにについては、本サイトですでに詳しくレポートしている(「“歴史ある新鋭ブランド”Missionに迫る」)。今回はラインナップから試聴のためにチョイスした2モデルのプロフィールを紹介しよう。

ラックスマンの手で日本市場に導入されるのは、SXシリーズとMXシリーズの2ラインである。今回試聴するのは上位のSXシリーズで、センタースピーカーを含めた6機種で構成されている。今回は、SXのフロアスタンディング型・3機種のうちで中位の「SX-4」と、ブックシェルフ2機種中で上位モデルとなる「SX-2」が本誌試聴室に持ち込まれた。

Missionの最大の特徴は内製率の高さである。生産は中国で行われているが、ウーファー、トゥイーターといったドライバーから、ディバイディング・ネットワーク、エンクロージャーに至るまでを自社工場で生産している。こうした点が製品の音作りや品質管理の点で非常に有利なことは想像に難くないが、ここまでの内製率を誇るスピーカーメーカーは希であろう。

■音離れの良い俊敏さとスケール感を兼ね備える「SX-4」

フロアスタンディング型「SX-4」は、ウーファーに160mmアルミコーンを2基、ミッドレンジにバスと同一の160mmアルミコーン、トゥイーターに25mmチタンドームを採用した3ウェイ4スピーカー構成。エンクロージャー形式はリアバスレフである。

「SX-4」

実際に試聴室にやって来たSX-4は、チェリーの突き板仕上げのエンクロージャーがゴージャスで、アルミ複合素材製ドライバーのシルバーとの対比が美しい。B&W、KEF、タンノイ、モニターオーディオといった英国勢ライバルと堂々と渡り合うアピアランスだ。

バイワイヤ対応のスピーカーターミナルは縦一列に配置

背面にはバスレフポート2基が縦に並ぶ

美しい曲線を描くエンクロージャーの背面に回ってみると、比較的小径のバスレフポートが2つ。頑強な底部には開口部はない。スピーカーターミナルはバイワイヤで縦一列という珍しいレイアウトである。独自のインバーテッド・ドライバー・ジオメトリー方式を採用しており、トゥイーターがミッドレンジの下部に近接配置されていることも特徴だ。

次ページSX-4のハイレゾ対応度もチェックする

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