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PR2本1組の有線イヤホン「GlaXfi-eOne Duo」とネックスピーカー「GlaXfi-N01」

ガラス振動板の立役者、GAIT自社製イヤホン/ネックスピーカー「GlaXfi-N01」が高コスパ!実力をチェック

公開日 2026/08/21 10:01 高橋 敦
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「GlaXfi-eOne Duo(Impact Tuning/Perfect Balance Tuning)」Amazon販売価格:16,580円/税込
VGP2026 インナーイヤー型ヘッドホン(1.5万円以上2万円未満)受賞

「GlaXfi-N01」Amazon販売価格:18,900円/税込
VGP2026 ウェアラブルネックスピーカー(2万円未満)金賞

ガラス振動板採用の製品が2万円を切る価格で登場

オーディオ好きは「振動板の材質」の話が大好物。そして昨年からの大きな話題といえば「ガラス振動板」だが、その立役者である台湾Glass Acoustic Innovations(GAIT)が自社ブランド「GlaXfi」での製品展開を開始した。となればガラス振動板の持ち味を最大限に活かす、そのお手本のような製品に仕上がっているはずだ。果たしてその実力は?

ここでは有線イヤホン「GlaXfi-eOne Duo」とネックバンドスピーカー「GlaXfi-N01」をピックアップ。その注目点とサウンドを紹介していこう。

なおVGP 2026において、「GlaXfi-eOne Duo」はインナーイヤー型ヘッドホン(1.5万円以上2万円未満)の受賞、ネックバンドスピーカー「GlaXfi-N01」はウェアラブルネックスピーカー(2万円未満)で金賞を獲得している。

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理想の特性を持つガラス振動板

まずはガラス振動板について。ここでいうそれは、日本電気硝子(NEG)が振動板用として開発した超薄板ガラスを、GAITが精密3D加工技術で振動板として整形したものだ。

スマートフォンのディスプレイにも使われている「化学強化ガラス」の一種であり、ガラスなのに曲げや衝撃に強いため、薄くしても強度を確保できる。そして薄くできるからこそ振動板にもできるわけだ。

とはいえ薄いガラス板を任意に整形するのは難しく、それはNEGの素材技術とGAITの加工技術のタッグでのみ実現可能だという。

振動板材としては、音の伝達速度が速いので入力音の立ち上がりが遅れない、低密度で内部損失が大きいので不要な共振や響き残りを生みにくい、薄く軽くしても高い剛性を保てるので動作に伴う変形が少なく音の乱れが起きにくいといった点が強みとのこと。実際の効果は聴いて判断するとして、特性は理想的と言えるだろう。

GAITではスピーカー用などのガラス振動板も手掛けており幅広く展開している

GlaXfi-eOne Duo

ではそのガラス振動板を搭載した有線イヤホン「GlaXfi-eOne Duo」から見ていこう。製品写真からは「普通にイヤーモニター型か。ふたつのカラバリのどちらもクリア系で、ガラス振動板らしいルックスだね」くらいの印象になるかもしれない。

しかしパッケージを開けると普通ではない。何故かカラバリが両方とも入ってる!?

パッケージを開けると2組のイヤホン本体のほか、ケーブル/USB-Cアダプター/イヤーピースといった共用の付属品が迎えてくれる

実はこれカラバリではなく、完全クリアな方が「Perfect Balance Tuning」、ややグリーンなクリアの方は「Impact Tuning」というチューニングのバリエーション。製品名の “Duo” はその2つを合わせて1つの製品であることを示しているのだ。

イヤホン本体2組に、ケーブル/USB-Cアダプター/イヤーピースといった共用の付属品を合わせて1パッケージ。両チューニングで振動板の厚みから違っていたりするので、ガラス振動板の音の幅広さとそれを実現する技術をアピールする、サンプルの役割も担っているのかもしれない。

まずPerfect Balance Tuningは、厚さというか薄さ25μm=0.025mmのガラス振動板を採用。コンセプトは「For Jazz & Classical Purists」とされている。

たしかに低域から高域まで良バランス。中でも際立つのは低音描写の見事さだ。音場の底を揺るがすようなサブベースの響きを本当にしっかりと響かせ、そしてしっかりと収まらせる。

低域や超低域の響きをボワンと緩く広げてしまうことも、余韻をだらりと長く残してしまうこともない。ガラス振動板の内部損失と剛性の高さが発揮されているであろう美点だ。

中高域の見え方もまさにガラスのような透明感。高密度に音が詰め込まれた最新ポップスの音響の中でも、ボーカルの立ち姿をクリアに見せてくれる。

ということでジャズやクラシックはもちろん現代ポップス全般への適性も優秀。つまりオールラウンド対応の実力機だ。

 「Perfect Balance Tuning」を装着している様子。コンセプトはジャズやクラシック

Impact Tuningは50μm=0.05mmのガラス振動板を採用。こちらは「For Pop/hip hop rock」あるいは「For Bass - Driven Music Lovers」とのこと。

Perfect Balanceが超低域も低域も高域もバランスよく再生するのに対してこちらは、超低域と高域を少し控えることで中低域を際立たせるチューニングという印象だ。

一般的な4弦ベースの音域をプッシュしてポップスやロックのベースラインのドライブ感を強め、またボーカルの存在感もアップ。なるほどたしかに「For Pop」「For Bass」「For Driven Music」だ。

「Impact Tuning」を装着している様子。ポップスや低音、ボーカルの存在感が増す

……この音がニコイチでこの価格なの、シンプルにコスパ良ッ!

GlaXfi-N01

ネックバンドスピーカー「GlaXfi-N01」も面白い製品だ。バンド部分が超フレキシブルで自在に曲げられるのがポイント。

肩乗せスピーカーでは装着感と音の聴こえ方の両面で、バンド部の設計とそこへのスピーカー配置が重要となる。なのでそこの設計に各社の意図や工夫が込められている例も多い。のだが本機はそこを完全フリー、ユーザーが自在に動かせるようにしてきた。逆に考えればそれはそれで、そうしてきたことに設計の意図があるはず。ユーザーとしてもそこを汲んで活用したい。

例えば動き回らず座って使うときは、バンドを広げて左右間を広めにすれば、装着はルーズになるが代わりに音場感を広くできる。逆に動き回るときは左右を締めてきつめにフィットさせればよし。首の太さ等の体格の違いにも柔軟に対応してくれる。

バンド部分は自由度が高くフィット性が高い。また、本体は175グラムと軽量

といった感じであれこれ試しまくったが、その間に音の違和感や物足りなさを感じることはなかった。音調はこちらもクリア。声の聞き取りやすさも優秀なので、配信トークコンテンツ等の “ながら聴き” にも活躍してくれそうだ。

低音描写も、イヤホンやヘッドホンと比べれば薄くはなるが、ネックスピーカーとしては標準以上を確保。音量下げ目でも音量上げ目でも音の印象があまりぶれない点も扱いやすい。そこはガラス振動板の剛性の高さ、変形しにくさのおかげかもしれない。

操作系統は電源/ボリューム/再生・一時停止とシンプル。内蔵マイクでハンズフリー通話にも対応している

充電用のUSB Type-C端子とTFカードスロットは防水キャップで覆われている。連続再生時間は約12時間前後

ガラス振動板抜きにしてもコスパ抜群

ではまとめ。「GlaXfi-eOne Duo」はガラス振動板の特性と音作りの幅広さを体感できる有線イヤホンパッケージ。2組セットでこのお値段というコスパも魅力だ。

「GlaXfi-N01」はガラス振動板という独自性もありつつシンプルに使いやすいネックスピーカー。普段使いオーディオとして優秀そう。

ガラス振動板を目当てに検討するもよし、それ関係なく普通に選ぶもよしだ。

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(提供:GAIT)

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