公開日 2010/06/25 16:38

オーディオテクニカのスポーツ用イヤホン“PLAYERS LINE”4機種を比較

好きな音楽と快適に走れる工夫が凝らされたシリーズ
ファイル・ウェブ編集部
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健康や美容のため、いま巷で人気が高まっている「ランニング」。編集部員の家の周りでも、オシャレなウェアを着てランニングする人の姿をよく見かけます。その人たちの姿を見ると、必ず着けているのが「イヤホン」。息が切れて苦しくなっても、好きな音楽を聞きながらだったら楽しく走れるというもの。そこで今回、オーディオテクニカが本日発売する防滴仕様のスポーツ用ヘッドホンシリーズ“PLAYERS LINE”4機種を、編集部がそれぞれ比較してみました。

ATH-CP200 ¥OPEN(予想実売価格1,980円前後)
ATH-CKP330 ¥OPEN(予想実売価格2,980円前後)
ATH-CKP300 ¥OPEN(予想実売価格2,980円前後)
ATH-CP300 ¥OPEN(予想実売価格2,980円前後)

■まずはデザイン&装着感をチェック

ATH-CP200ATH-CKP330は、ショッキングピンクや鮮やかなグリーンなどポップなカラーバリエーションと質感が特徴。ATH-CP200はイヤーリングを、ATH-CKP330はヘッドバンドを着脱できるので、スポーツをする時はもちろん、通勤時などの普段使いもできそう。

ATH-CP200

ATH-CKP330

ATH-CP200はイヤーハンガーのおかげで耳にばっちりホールドされますが、カナル型イヤホンのようにこもる感じはありません。

ATH-CP200を装着したところ

イヤーリングは着脱可能。ハウジングのネック部分にはラバー素材を使用し装着感を高めている

ATH-CKP330はヘッドバンド部にアジャスターがついているし、側圧が低く締めつけ感もなし。イヤホン部も角度が変えられるので、どんな方でもぴったり装着できそう。折りたたみができるので持ち運びに便利。

ATH-CKP330を装着したところ

ヘッドバンドは外すことができる

ATH-CKP300ATH-CP300は、上の2モデルとはうってかわってシックなイメージ。いわゆる普通のイヤホンとほとんど変わらない外観です。

ATH-CKP300

ATH-CP300

ATH-CKP300はコードが邪魔にならないよう、ブッシュを後方に傾けた“リアアングルドブッシング”設計によって、走ってもケーブルが顔にピシピシあたらないよう配慮されています。楕円型ラバーリングのおかげか、耳にぴったりはまるので、思ったより外れにくいです。

楕円型ラバーリングのおかげで外れにくい

ATH-CKP300を装着したところ

ATH-CP300は、新開発のスイングイヤハンガー機構で耳にフィットし、動いても耳からずれなくて快適。ゴム製なので耳にも優しく、長時間着けていても痛くなりません。

イヤハンガーが前後に動くので装着性が高い

ATH-CP300を装着したところ

ちなみにどのモデルも防滴仕様(保護等級IPX2等級)で汗に強いつくり。また服にコードを留められるクリップが付いています。コード長は0.6mと短め。iPod suffuleなどを胸あたりに留めて使うのにちょうど良い長さです。普段使いのときは、付属の延長コードを使えばOK。

■気になる音質は?

ATH-CP200は軽くて抜けが良く、聞き疲れしない感じの明るい音調。相対性理論、マイケル両方ともボーカルの声がよく引き立って楽しめました。

ATH-CKP330は、ATH-CP200と同じく抜けが良く聞き疲れしない音なのですが、ATH-CP200よりも音の輪郭が引き締まる印象。低音・中音・高音のバランスも良いように感じます。市場想定売価が3,000円前後という値段の割に侮れない音。

ATH-CKP300はドスドス迫ってくる低音の迫力に驚き。ちょっとふくらみ気味ですが、走っているときはこのくらい低音が強くてもちょうど良いバランスになるかも知れません。シンバルの刻みはしっかりソリッドに主張してくれます。

ATH-CP300も低音は強めの傾向ですが、ATH-CKP300よりも重心が低くなり、輪郭がハッキリする感じ。全体的なバランスが取れていて、音に奥行きが出るように思います。ベースラインを力強く聴かせてくれるので、テンポ良く走れそう。

---
この夏、オシャレなデザインと使い勝手の良さを兼ね備えた“PLAYERS LINE”で、お気に入りの音楽と一緒にランニングライフを楽しんでみてはいかがでしょうか?


【試聴ソース】
・相対性理論/『シンクロニシティーン』「ミス・パラレルワールド」
・マイケル・ジャクソン/『NUMBER ONES』「Beat It」

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