公開日 2019/07/10 12:00

Artio、独自“WARPシステム”採用のイヤホン「CR-V1」「CR-M1」。クラウドファンディングをスタート

“SkIS” “s.n.a”技術も搭載
編集部:押野 由宇
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TTR株式会社は、Artioブランドの “スピーカー再生の音を仮想的に再現するカナル型イヤホン” 「CR-V1」および「CR-M1」の2モデルについて、GREEN FUNDING by T-SITEにてクラウドファンディングを実施する。プロジェクト掲載期間は本日7月10日から8月30日まで。

「CR-V1」

両モデルは、帯域・レベル・位相などを調整したLチャンネルとRチャンネルの信号を、それぞれ反対側のチャンネルに混ぜ合わせて再生、音の距離や位置を判断するための情報を追加することで、音の広がりを感じさせることを可能にする独自技術「WARPシステム」を採用したイヤホン。これにより「イヤホンの解像度とスピーカーの再生空間を両立」することを特徴としている。(製品レビューはこちら

WARPシステムのメカニズムイメージ

さらに耳の穴が塞がることで特定音域が共鳴し、耳障りな音が発生してしまうイヤホンならではの現象に対し、この共鳴を効率的に抑制し、音の聴こえ方をイヤホンをしていないときの状態に近づける “SkIS” 技術、調整機構をノズルの中に配置することで、従来はできなかった製造最終段階での微調整を可能にする音響構造 “s.n.a” という、Artioの独自技術も投入される。

「CR-V1」は上述のWARPシステムと特許技術SkISおよびs.n.aの3技術を搭載したシリーズのフラグシップにあたるモデル。「イヤホンらしい緻密な表現とスピーカーの迫力ある臨場感を両立した」とする。一般販売予定価格は39,700円(税込)で、早期割引特典として、150個限定で30%OFFの27,790円(税込)で購入できる。

フロントにチタン合金、ボディには軽量なアルミ合金を採用。不要な共振を抑えることで、高解像度の音とストレスのない装着性を目指した。また日本国内の工場で徹底した生産管理を行い、部品一つ一つを適正に管理。大量生産ではできない微妙な調整を行い、 厳しい検査基準を通過したものだけが製品として出荷されるという。

ドライバーには10mm径のダイナミックドライバーを搭載。出力音圧レベルは105dBSPL/mWで、周波数特性は20Hz〜20kHz。公称インピーダンスは32Ωで、最大入力は200mWとなる。

付属ケーブルとしてΦ3.5mm 金メッキプラグ(L型)、OFC線スパイラルケーブル(Φ2.5mm 金メッキプラグ着脱式)/Φ3.5mm金メッキプラグ(L型)、銀メッキ線スパイラルケーブル (Φ2.5mm 金メッキプラグ着脱式)を用意。

「CR-M1」はWARPシステムとSkIS技術を搭載することで、「ナチュラルな音の広がりを感じるスピーカー再生の臨場感」を実現したというモデル。一般販売予定価格は15,000円(税込)で、こちらも早期割引特典として、150個限定で30%OFFの10,500円(税込)で購入可能。

「CR-M1」

筐体には音響特性に優れクリアな音質を生み出すアルミ素材を採用。軽量で、長時間のリスニングに最適としている。

ドライバーには10mm径のダイナミックドライバーを搭載。出力音圧レベルは106dBSPL/mWで、周波数特性は20Hz〜20kHz。公称インピーダンスは32Ωで、最大入力は200mWとなる。

付属ケーブルとしてΦ3.5mm金メッキプラグ(L型)、OFC線スパイラルケーブル(Φ2.5mm 金メッキプラグ着脱式)/Φ3.5mm金メッキプラグ(L型)、銀メッキ線スパイラルケーブル (Φ2.5mm 金メッキプラグ着脱式)を用意。

なお、本日7月10日より、ブランドの刷新も行われている。従来「Ar:tio」だった表記が「Artio」に変更され、ブランドロゴや公式サイトもリニューアルされた。

ブランドロゴをリニューアル

その理由については、「市場の急激な変化やお客様のニーズがより一層複雑化する社会情勢の中、付加価値の高い製品を創り出し、より多くの方にArtio製品を体験していただくため」と説明されている。公式サイトでは近日中にオンラインショップを開設予定。付属ケーブルや専用ケースなどの付属品を、オンラインショップ限定で販売する予定とのこと。

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