• ブランド
    特設サイト
公開日 2018/04/28 16:00

【ヘッドホン祭】STAXの新旗艦ヘッドホン「SR-009S」に長蛇の列/Fender新シリーズ「PURESONIC」

STAXはDAC内蔵ポタアンも
編集部:風間雄介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
東京・中野サンプラザで開催されている「春のヘッドホン祭2018」会場から、本稿では完実電気の出展内容を紹介しよう。

完実電気は既報の通り、SHURE 1ブランドだけで11Fの大きな部屋を使うという贅沢な構成。もうひとつの部屋では、STAX(スタックス)やFenderの新製品、B&O PLAYなどが展示していた。

STAXでは、この4月24日に発表したばかりの静電型ヘッドホン新フラッグシップモデル「SR-009S」(関連ニュース)に注目が集まっている。価格は496,800円(税込)。

左がSTAXの新モデル「SR-009S」」、右が従来の「SR-009」

試聴機が何台か置かれていたが、それでも試聴を求める方の列が途切れることなく続いていた。また、これまでの「SR-009」との聴き比べもできるようになっていた。

この「SR-009S」は、第2世代の多層固定電極「MLER(Multi-Layer-ElectRodes)」を採用したことが大きな特徴。静電型ヘッドホンでは、電極に穴を開けて音を通す必要があるが、これまでのエッチング処理では、この開口部のエッジにバリが残るなどの課題があった。今回の第2世代電極では、アフターエッチング処理を施すことで電極開口部のエッジをより滑らかにし、空気抵抗を減らすことで、音の透過性を向上させたとのこと。

また電極に対して金メッキ処理を施すことで、固定電極自体の振動を抑制。電気抵抗も抑えられ、これがトランジェントの良さにもつながっているという。

筐体も強化。アルミ削り出しを採用し、ユニットをより強固に固定。また厚みを極限まで減らして軽量化を図り、音の流れをスムーズにしている。

そのほか、同ブランドとして初のDAC内蔵型ポータブルアンプ「SRM-D10」(関連ニュース)も展示している。スタックスの親会社はEDIFIERだが、そのEDIFIERがデジタル技術を供与することで、DAC内蔵を実現した。スタックスのヘッドホン製品は日本製だが、このような背景から、SRM-D10は中国製となっている。価格は90,000円(税抜)。

同社初のDAC内蔵型ポータブルアンプ「SRM-D10」

STAXロゴを天板に刻印

Fender

Fenderブランドでは、3月に発表会を開いた新シリーズ「PURESONIC」(関連ニュース)を中心に展示していた。

PURESONICシリーズはプロ向けの「FXシリーズ」とは異なるカジュアルなエントリーモデルとして展開されるワイヤード/ワイヤレスイヤホンシリーズ。

中でも最上位機種の「PURESONIC PREMIUM WIRELESS EARBUDS」は、FXシリーズと同様のモニターイヤホンスタイルのBluetoothモデル。FXシリーズと比較して30%小ぶりに設計したハウジングと、シルクメッシュを用いた新開発の9.25mmダイナミックドライバーが大きな特徴となっている。

PURESONIC PREMIUM WIRELESS EARBUDS」

レトロなデザインのBluetoothスピーカー「NEWPORT」も

B&O PLAY

B&O PLAYは、すでに展開しているヘッドホン・イヤホンを展示。ノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホン「H9i」や、高い人気を誇る完全ワイヤレスイヤホン「E8」を出展し、実際に音を確かめることができるようになっていた。

B&O PLAY「H9i」

B&O PLAY「E8」


ラトックは、ラズパイでJRIVERを動かすというデモを実施

JRIVERを動かす意義、方法などくわしくはラトックのブログに書かれているので参照して欲しいとのこと


OCTAVEの超弩級ヘッドホンアンプ「V16 Single Ended 」。価格は120万円

オルトフォンはおなじみの製品群を展示。アナログレコードを再生するデモも行っていた


クリプトンは「KS-9 Multi」と「KS-3 HQM」を展示し、一つのNASの音源を二つのシステムで共有する、というデモを行っていた

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Beats、ブランド史上最小の完全ワイヤレス「Solo Buds」。ケースにバッテリー非搭載
2 2023年後期朝ドラ『ブギウギ』の総集編放送。GW期間中にNHK総合とBSプレミアム4Kで
3 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
4 オスカー受賞『ゴジラ-1.0』4K UHDをフラゲ!特典盛りだくさんのパッケージ開封の儀
5 女子プロゴルフ「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」、5/2からの放送・配信予定
6 英・コード製プリメインアンプの実力恐るべし!「Ultima Integrated」をB&W「800 D4シリーズ」で徹底検証
7 【moraアニソンTOP10】本当に令和? 「ツバサ」「Get Wild」がまさかのランクイン!
8 Amazon Prime Videoの人気8チャンネルが2ヶ月間99円に!GW期間中キャンペーン
9 Dolby Vision&Atmosでゴジラの圧倒的迫力と世界屈指のVFXを堪能!4K UHD BD版『ゴジラ-1.0』徹底レビュー
10 (nb)の耳を塞がないイヤホン「Open+」、発売日が5/17に決定。割引キャンペーンも
5/2 10:40 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX