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公開日 2012/05/29 12:22

【情報追加】ソフトバンク、有機EL搭載や放射線測定機能搭載などスマホ新モデル − ウィルコム初のAndroidスマホも

有機EL搭載のARROWS A(エース)など
ファイル・ウェブ編集部
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ソフトバンクモバイルとウィルコムは、2012年夏商戦向けの新製品群を発表した。

スマートフォンは、ソフトバンクから世界初の放射線測定機能付きスマホをはじめとした4機種、ウィルコムからPHSを搭載したモデル1機種の計5機種をラインナップ。ソフトバンクから発売される4機種は、いずれも7月25日より運営が開始される900MHz帯のプラチナバンドに対応する。

■PANTONE 5 107SH

華やかなカラー展開が特徴のPANTONEシリーズ新モデルのシャープ製スマートフォン。搭載OSはAndroid 4.0。小型化、省電力化を実現した放射線センサーを開発し、世界で初めて放射線測定機能を搭載した。

PANTONE 5 SoftBank 107SH

世界初の放射線測定機能搭載スマホとなる

ソフトバンクの孫社長が「多くのユーザーに安心感を提供したいという思いで独自開発した」と語るモデルで、特に小さな子どもを持つ30〜40代の女性層がメインターゲットだという。液晶は約3.7インチで、女性の手にもなじみやすいよう約 115×58×12mmのコンパクトな筐体に仕上げた。

カラーはローマンピンク/ローマンビビッドピンク/ローマンブラック/ローマンホワイト/ローマンパープル/ローマンブルー/ローマンイエロー/ローマンオレンジの8色をラインナップする。

カラフルな全8色をラインナップする

上述の通り、放射線測定機能を搭載するにあたって放射線センサーを小型化。専用のICチップを独自開発したという。放射線検出器はシリコン半導体で、測定対象はガンマ線、測定範囲は0.05〜9.99マイクロシーベルト。誤差は±20%。

独自開発した専用ICを手に持つソフトバンクの孫社長

放射線の計測は、本体フロントに備えた専用ボタンを長押しするだけで行える。測定結果のグラフ表示は、測定値によって国が定めた基準の色を表示する。ホーム画面のほか、アプリ起動中やスリープ画面など、どんな画面を出していても専用ボタンを押せばすぐに測定が行える。また「常時測定機能」をONにしておけば、常時測定中のデーターから過去2分の線量を割り出して算出する。「今年の累積予想」など累積放射線量の予想データも確認できる。

フロント下部の専用ボタンを長押しするだけで放射線量の測定が行える

放射能測定結果は地図にマッピングできる


放射線測定の結果画面。放射線量の値によって、国の基準にそった色分けのカラーバーで表示される

専用ボタンは、短押しで放射線測定アプリがクイック起動できる仕様になっている。なお、このボタンでクイック起動したいアプリを他に選択することもできる
そのほか、IPX5/7相当の防水機能も装備。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線などの機能も備えている。カメラは有効画素数約490万画素。DLNA機能にも対応し、シャープ製品と連携するスマートファミリンク機能も備えている。

発売は7月中旬以降を予定しており、専用の新しい料金体系が用意される予定とのこと。


■AQUOS PHONE Xx(ダブルエックス) 106SH

下り最大42Mbpsの高速通信が可能な「ULTRA SPEED」対応スマートフォン。搭載OSはAndroid 4.0。1.5GHzデュアルコアCPUを搭載する。シャープ独自のタッチ操作チューニング技術「ダイレクトトラッキング技術」を搭載し、タッチ操作の反応速度となめらかさを向上させ、快適な操作性を確保している。DLNA機能のほか、MHL機能にも対応する。

AQUOS PHONE Xx SoftBank 106SH

MHL機能にも対応する

液晶は4.7インチのHDディスプレイで、ガラスを丹念に研磨する加工技術で強度を上げた「グラデーションエッジガラス」を採用している。前面パネルにはエッジカットとマルチコーティング処理を施し、見る角度によって異なる光りの反射で高級感を高めた。

「S-CGSilicon液晶システム」を搭載しており、液晶の透過率改善などにより、従来比約2倍の明るく鮮明な表示とバックライトコントロール処理などによる省電力化を両立した。液晶にメモリーを内蔵することにより、メニューや写真などの静止表示時はCPUの画像転送を停止することができ、システム全体で高い省エネ性能を実現するという。

また、「AQUOS」で培ったノウハウを生かした画像調整技術をさらに進化させた「SVエンジン3」を搭載。ディスプレイの特性による色彩の違いを、色空間の国際標準規格であるRGB基準に合わせてチューニングし自然な色合いとして再現する「ナチュラルカラーモード」を搭載している。

本体には「Dolby Mobile v3」を搭載しており、臨場感のある音声で映像コンテンツを楽しむことができる。音声のイコライジングも行える。

「Dolby Mobile v3」を搭載

イコライジング機能も備えている

カメラ機能は、有効画素数約1210万画素のメインカメラと、同約30万画素のサブカメラを搭載。約0.4秒の高速起動を実現した点もポイントで、待受時のロック画面からすぐに起動できるようUIも配慮している。フルHD動画の撮影も行える。

カメラ機能は約0.4秒の高速起動を実現。ロック画面からもすぐに起動が行える

IPX5/IPX7相当の防水にも対応。そのほか、ワンセグや赤外線通信にも対応する。さらに、フロントのボタン下部にはスリープ時にイルミネーションが点灯する「アクティブチェーンイルミ」も搭載し、高級感を高めている。カラーはラディアントホワイトとブラック。発売は7月上旬を予定している。


■ARROWS A(エース) 101F

4.3インチの有機ELディスプレイを搭載したハイスペックスマートフォンで、ソフトバンク初の富士通モバイルコミュニケーションズ製端末となる。1.5GHzデュアルコアCPU「MSM8960」を搭載。下り最大42Mbpsの「ULTRA SPEED」に対応している。

ARROWS A SoftBank 101F

有機ELディスプレイを搭載する

本体背面に「スマート指紋センサー」を搭載し、指紋認証でロック解除が行える点が特徴。使いやすさを追求した「ヒューマンセントリックエンジン」を搭載しており、周囲の光を感知してディスプレイの色味を調整する「インテリカラー」や、傾きと揺れから電話機を手に持っているかどうかを判断して途中で画面が消えることを防ぐ「持ってる間ON」、人ごみの中でも相手の声を聞きやすくする「スーパーはっきりボイス3」、周囲の騒音を感知すると騒音を抑える「スーパーダブルマイク」などの機能を採用している。

スマート指紋センサーを搭載する

DLNA機能に対応するほか、MHL機能も備えている。「Dolby Mobile v3」を搭載しており、臨場感のある音声で映像コンテンツを楽しむことができる。カメラ機能は1310万画素のメインカメラを装備。さらに、FMトランスミッターも内蔵している。本体は防水仕様。温度と湿度を計測できる測定機能も備えている。

カラーはシアン/マゼンタ/ブラック。発売は7月下旬以降を予定。


■AQUOS PHONE 102SHU

4.5インチの大画面HD液晶を搭載する防水スマートフォン。3D表示にも対応する。下り最大21Mbpsの「ULTRA SPEED」に対応する。デュアルコアCPUも搭載している。搭載OSはAndroid 2.3だが、今夏以降にAndroid 4.0へのアップデートを予定している。

AQUOS PHONE SoftBank 102SH II


光学手ブレ補正に対応した1210万画素のメインカメラを搭載している。

屋外などの明るい場所でもコントラストを調整して画面を見やすくする「アウトドアビュー」や、のぞき見防止効果を向上した「カラーベールビュー」などを搭載。ワンセグや赤外線通信にも対応する。

スマートファミリンクにも対応

カラーはクラッシーブラック/シルバー/ピンク。発売は7月上旬を予定している。


■DIGNO DUAL WX04K

ウィルコム初のAndroidスマートフォン。PHSと3Gのデュアル方式を採用し、「だれとでも定額」に対応している。1.2GHzデュアルコアCPUを搭載する。

DIGNO DUAL WX04K

ホワイト、ブラック、ピンク、グリーンをラインナップ

ウィルコムのPHS機能を搭載しながら、下り最大21Mbpsを実現するソフトバンクの「ULTRA SPEED」にも対応することが特徴。PHS通話と3G通話は任意で切り替えることもできる。

PHSを搭載するモデル

3G通話に任意で切り替えることもできる

搭載OSはAndroid 2.3だが、Android 4.0へのアップデートも予定している。時期は未定。

そのほか、IPX5、IPX7の防水機能も搭載。ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイなどのいわゆるガラケー機能にも対応する。カメラは約500万画素のカメラを搭載し、HD動画撮影も行える。カラーはホワイト/ブラック/ピンク/グリーン。発売は6月21日を予定している。


本日開催された発表会の模様はこちら

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